しなちくちくさんのマイページ

萌×2作品

女性しなちくちくさん

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後輩教師×先輩教師 とてもソフトなSM関係

「ずるい男に拾われました」と共に好きな作品。先生のコミカルで、且つしっかりエロもある作風が好きです。
先日3巻が発売され、こちら再読したのでレビューしてみます。

後輩教師 小田切×先輩教師 橘のカプ。

小田切は、普段はニコニコしてワンコだけど、エッチなシーンになると、Sキャラに豹変して言葉責めでグイグイ責めるのがとても良きです。獲物を狙う獣みたいな目線になるのがエロいです。

橘はバツイチで普段は真面目で堅物なのに、小田切にグイグイ迫られると、ドMな本性が出てきてしまい、抵抗しつつも感じてしまう。

そんな二人のギャップが味わえる作品です。

中盤、半ば脅迫みたいに体を繋げますが、その後すったもんだあって両想いに、とストーリーは王道ですね。

でも小田切が無自覚に一途に想い続けてたとか、堅物だった橘がソフトで魅力的な先生になるとか、そんな橘に小田切が独占欲出てきてヤキモキするとか、そんな展開がすごく好きです。

終盤、小田切が
「誰にも見せたくない 先生の 吐く息も全部欲しい」
ってキスするシーン、官能的ですごく素敵です。小田切の執着にゾクっとします。

あと小田切が橘をかわいいかわいいと溺愛するシーンがけっこう多くて、そこも好きです。小田切のちょっと変態チックなとこがいいんですね〜w

小道具として手錠が出てきます。小田切はSっ気あり、橘はMっ気ありますが、ハードなシーンはないです。とてもソフトなSM関係かな。

終盤、橘の部屋に小田切が転がり込む形で同棲開始。お付き合いすることになりました。
引き続き2巻も読んでみます。

(過去に小田切が女性とエッチなことしてるシーンが一瞬あるので、地雷な方はご注意を。)

電子(ebookjapan) ライトセーバー修正(真っ白に発光で残念)

前作以上に刺さりました!!

あらすじに書いてないけど、『愛されたのが運の尽き』のスピンオフ作品です。前作はリオの弟マオが主人公。
先生曰く、単体でも楽しめるように描いたとのことだけど、回想含め前作カプがちょこちょこ出てくるので、前作も読んだ方がより楽しめると思われます。(カバー下に、前作含めた相関図もあるので、それを読んだら単体でもわかりやすいかな?)
(シーモアは『愛されたのが〜』の1話が特別収録されています。未読の方はラッキーかと。)

前作が結構好きで、本作も1話試し読みがすごく良かったので読んでました。

本作はまず、攻めの常盤がすごく魅力的!
顔面も素敵ですが、普段はソフトな雰囲気なのに、急にスイッチ入って雄みとSっ気が出てくるのがたまらない!だけじゃなく、マオが苦しそうだと、気遣ってくれる優しさも併せ持つとは…ギャップ萌えの化身か?!
という感じで1話でグッと、常盤の魅力に惹きつけられました!

二人はマオのインターン先で再会。常盤がリオの教育担当に。職場ではきっちりマオを指導して、リオがピンチの時にはしっかりサポートしてくれる常盤。これまたギャップにキュンとします。かっこいい〜!

マオは外面は王子様キャラだけど、素は意地っ張りのツンデレで、これまた意外でした!
そんなツンツンなリオを、常盤が「可愛い」と愛でるシーンが度々あって、年上の溺愛に何度もキュンキュンさせられます。

体から始まった二人だけど、後半は常盤がリオを正攻法で口説いてくるのがまたかっこよかったです!

前作も面白かったですが、こちらは余裕ある年上溺愛攻めと、素直になれない意地っ張りツンデレ受けの恋に、キュンキュンさせられるシーン連発で最高でした!

それから本作は、リオと弟マオの関係性もメインのテーマと思うので、やっぱり前作『愛されたのが〜』も読んだ方が、より深く作品を味わえるかなと、レビュー書きながら改めて思いました。最後は常盤の支えもあって、二人の関係がいい方向に進みそうな終わり方でとってもよかったな〜。

期待していた以上に私の癖に刺さる作品でした!
すごく良かったです!

シーモア 白抜き修正(前作は紙本所持で白短冊修正。本作も白抜きの感じから紙本は白短冊みたい。エロエロな濡れ場が数回あるので、修正にこだわる方は、紙本おすすめします。白抜き真っ白で残念!そのうち紙本買うかもw)

切なくも心あたたまるお話

談話室で時々おすすめされている作品で、ずっと気になっていて、やっと読みました。初読み作家様です。

意外な展開があるので、他の方も書いているように、前知識少なめで読むことをおすすめしたいです。ネタバレ少なめでレビューします。

とてもすっきりした絵柄ですね。
主役の二人は同体型で、パッと見、受け攻めがわからない感じ。(ちょっと受けの圭吾の方が色気あるかな。)
いつもわかりやすいカプ作品読みがちなので新鮮だな〜。

あらすじに「ママ活」とあって、ドキリとします。自分の母親がママ活してるなんてショッキング!
でも読んでみたら、ストーリーがどんどん意外な展開をしていって、ほのぼのしつつも切ない、でもほっこりもする、そんなお話でした。

ちょっと切なくお話が進んでいきつつ、二人の仲もちょっとずつ進展します。
中盤の「カズ活なしにこれからも会いたい」と言われて、ちょっと泣いちゃう圭吾の表情、可愛いな〜。

後半にはまたかなり切ない展開に。
でも一樹が男気見せてかっこよかった〜!
またまた泣いちゃった圭吾の、嬉しそうな笑顔が可愛い。

そして終盤に色っぽい展開。
両想いになった二人が、ちょっとずつイチャイチャしていく様子が、とてもリアルな感じがして、すごく素敵だな〜と思いました。
キスの時「舌入れていい?」って訊くとか、かわいいな〜。

未経験同士の初めてのお泊まりのやり取りが、初々しくて可愛らしくて、ニヨニヨしてしまいます。
濡れ場自体の描写は少ないですが、きちんと色気を感じる描写です。作品の雰囲気に合っていて、とてもいいなと思いました。

最後は幸せそうな二人にほっこりしました。
最終ページの手を繋いで微笑み合う二人が、とても素敵なラストシーンでした。

最初はちょっと不思議なお話だな〜と思っていたのが、意外な展開をしていって、最後はとても心あたたまるお話でした。

シーモア 濡れ場は修正不要な描き方

あらすじに少しネタバレが…泣

先生の「気難しい王子に捧げる寓話」が大好きな作品。オメガバースが結構好きで、本作も気になっていたので読んでみました。

まずですね、ちょっと物申したいことがありまして…。
本作のですね、「あらすじ」に、あるネタバレが書かれているんです。
これ、なんでここに書いたの?
このネタバレ部分、お話の中盤手前くらいまで引っ張る内容なんですよ。
正直、あらすじで読みたくなかった〜。
私は作品を読む前は、レビューは読まないけど、あらすじは必ず読むんです。どんな内容か把握したいので。それがネタバレて…。
この内容書いてなかったら、中盤までちょっとしたドキドキ感味わえたと思うんですよね。
これは、本当に残念でした、はぁ。
(長々と失礼しました)

さて内容ですが。
本作はずっと受け視点で進んでいきます。
攻めの心情は最後まではっきりしません(匂わせはあります)。

舞台は皇帝がいる時代の中国。
あまり読んだことない世界観で面白いです。 

受けの怜藍が、頭が良くツンデレな強気美人で、私の好みぴったり!
従兄弟の身代わりに、皇子の州舜に嫁入りして、皇帝の後継者争いの陰謀などに巻き込まれていきます。

中盤、あるトラブルから二人が心ならずもヒートセッ◯スするシーンは、それまで押さえ込んできた感情が爆発するようで、大変エロスがありゾクゾクしました。

お互い想いあっているのに、皇室の状況から気持ちは伝えられず、誤解し合うのが大変切ないです。

後半はドキドキハラハラする展開で、読むのが止まりませんでした。

ただ最後、全て解決する辺りの流れは、ちょっとうまく収まりすぎるというか、呆気ない感じを受けて、少々肩透かしな気持ちになりました。
最後は全て一件落着という感じなんですが、何かもうちょっとひねりがあったら良かった気がします。

とはいえ、個性的なストーリーで、概ね楽しく拝読しました。賢い受けが困難に立ち向かう点は、少し「気難しい王子に〜」に通じる部分もあり、面白かったです。

小中先生の作品は自分に合うと感じるので、他の作品も少しずつ読んでいきたいと思います。

シーモア 挿絵あり

ラストにびっくり!3巻に続く

1巻はアワード1位になりましたね、おめでとうございます!2巻ではまだ終わらず、3巻に続きます。
(以下ネタバレありますのでご注意ください)

とにかく絵柄が個性的且つ美しいですね。改めて画力の凄さに圧倒されます。
時々椿君の上半身裸体が出てくるのですが(これってサービスショット?)、筋肉が本当にすごいですね!そりゃカブトもドキドキしちゃうよね〜w

1巻で椿がアヤに刺された続き。
椿、全然大丈夫でしたね。見た目通り丈夫な体でよかった〜。カブトもすぐ見つかってよかったな。

アヤがヤバい奴だったのに、一気に可愛くなって、当て馬みたいになったのには驚きました。こちらもすごい美人!みんな顔面が素晴らしすぎる…。

カブトの椿への想いが強くなって、独占欲出てきましたね〜。
一方椿もカブトに惹かれていますが、完全に無自覚ですね。
「お前以外どうでもいい」。
はい!無自覚なデレキターーーー!!
無自覚イケメンのデレは破壊力あるなぁ♡

イビツの提案で、アヤの体を借りての遊園地デートにはほっこり。ハロウィンランド楽しそう。
椿がカブトにだけ、時々すごく優しい表情を見せるのに、愛を感じてキュンとします。

少し残念な点が。
以前作者さんが、本作のラストについて言及しているのを目にしましたが、あれはやっぱり言わない方が良かった気がします。
『椿の未来には自分は居ないのかな』という内容のカブトの切ないモノローグを読んでも、ラストをアレコレ想像してしまって、どうも感情が浸れなかった…う〜ん、残念。

カブトが以前の部屋着に変化するシーンは、ダサいTシャツにドヤ顔のカブト、かわいすぎますね〜〜♡

イビツは相変わらず怪しいんだけど、時々ナイスなサポートしてくれて、実はいいヤツ?顔もいいし、ちょっと好きになってきました。最後、忍者みたいになってたw
アヤとイビツのツーショット見てたら「あれ、この二人、アリじゃない?」とか思ってしまった。自分の妄想がコワイw
(あ、でも作者インタビューで、アヤにも「ただ一人の相手が」とのコメントが。ひょっとして…ワクワク)

最後は、またトラブル発生。椿とカブトがバディ感あっていいな〜とか思っていたら、まさかのラストで3巻に続きます!

実は本作は、ものすごく好きな作風というわけではないけど、画力の凄さと、個性的なストーリー、時々挟まれるコミカルさなど、読まずにいられない魅力がありますね。続きも楽しみです。

あとドラマCD化も決定とのこと。
椿役の声優さんがぴったりで一人で盛り上がりました!こちらも楽しみだな〜。

濡れ場なし

ホラーというよりも救済の物語

(こちらは下巻のみのレビューです。)

下巻では、光が忘れさせられた過去を思い出すことに。
8年前、臣の義弟、五馬の行いにより臣が覚醒して、結果離れ離れになった二人。光が過去を思い出し、やっとラブラブにもどったのに、また五馬が邪魔する!グヌヌ。

そして蜘蛛神や神継の真実が語られるんですが…。この内容がちょっと難しかった〜。よく読めば理解できるんですが、ちょっと説明が多くて読んでいて疲れちゃうと言うか…。 

それから五馬がクズすぎて、ちょっと気分悪くなりました。酷いわ〜、この人。そして無残な最期となりました。この人も家に振り回されて哀れな人かもしれませんが、ちょっと同情できない悪人っぷりだったな〜。

本編最後は、すっきり爽やかな終わり方でよかったです。

そして描き下ろし。
同棲を始めた二人のヒートセッ○ス。やっとオメガバって感じ!エッチで長い濡れ場が大変良きです。先生の描く濡れ場、エッチで迫力あります!
ラストはほっこりして終わりました。

そういえばオメガバ×ホラーと謳われていたけど、下巻は特に、ホラーというよりは救済の物語という感じを受けました。いわゆるホラーっぽい、怖い感じはほとんどないです。

上下巻二度読みましたが、ちょっと理解しきれないところもありました。
後書きに、本編では描ききれなかったことを、いくつか説明されていました。それを読んで、漫画で描くには上下巻じゃ足らない情報量だったかなと思いました。

描ききれなかったことを、何かの形で出したいとのことなので、今後の二人などの番外編とかを描いてくれたら嬉しいなと思います。

独特な作風が面白かったので、また本作のような、ちょっとファンタジーっぽい作品を描いてほしいです。TL作品多いですが、BLも描いてほしい。期待しています!

下巻の評価も萌と萌2で悩みましたが、意欲的なデビュー作に敬意を表して萌2です。

シーモア 白抜き修正(下巻の濡れ場も迫力あったので白抜き残念!)

世界観が作り込まれているけど、ちょっと難しい

以前ちるちるのBLニュースに取り上げられていて、気になっていた作品。
調べたらTLコミックを色々描かれている先生で、こちらがBLデビューなんですね。
試し読みして面白そうだったので読んでみました。

上下巻で一つの作品なので、読む時は一緒に入手して読むことをおすすめします。
(こちらは上巻のみのレビューです。)

ホラーBLは、某アンソロジーしか読んだことないです。オメガバ×ホラーってどんなだろうとワクワクします。

想像していたよりも、絵柄がスッキリしていてとても綺麗です。いかにもホラーという感じの絵ではないので、とても読みやすいです。

受けのΩの光が、「●歳になるまで、昔暮らした町に帰っては行けない」と家族から言い付けられているのですが、ここ、なんで●にしてはっきり数字入れないのかな?頻繁に出てくるから気になっちゃう。

序盤に、なかなか激しい「お仕置き」エッチが出てきて、おお〜となりました。攻めの臣(おみ)の「いけない子」「本当に悪い子」発言が癖に刺さりますw
しかし途中から異形化してちょっとコワイ(汗)

世界観が作り込まれているのですが、伏線も多く、ちょっと複雑に感じてしまいました。1回上下巻通して読んだけど、理解しきれてないです。再読しても、よくわからないところがあります。私にはストーリーがちょっと難しいかも…。

上巻で特に謎なのが、過去の話で、忠重はなぜシノを殺したのか、よくわからないです。妊娠してから人が変わったようになってたし、暗示みたいのにかかってたのかな?

上巻最後は、当て馬的ポジの光の友人が「え?突然何言ってんの?」的発言をして終わります。
これからどうなっていくのか?!
とても気になる終わり方です。

上巻の評価は萌と萌2で悩みましたが、BLデビュー作で、個性的な作品に挑戦されているので、萌2とさせていただきます。

シーモア 白抜き修正(なかなか激しい濡れ場なので、真っ白で残念!)

お前は俺の迷惑系 コミック

 

主人公がいい子たちでほっこりするエロラブコメ♪

先生の「復讐代行ヒズミさん」「だってあなたが火をつけた」が好きな作品。こちら試し読みしたら、楽しそうだったので読んでみました。

受けの天馬がかなりのおバカで、バイト先の先輩に騙されて危ない目に遭います。(コイツらひどい!)
ちょっと心配になるくらいですが、とにかく前向きというか、素直というか、ほんとに明るいいい子で癒されます。お顔も可愛い。

攻めの龍之介は、ゲイでヤクザの息子。強面で口が悪いけど、根はいい子。色々辛い経験をしてきて、ちょっとネガティブでナイーブな面もある。あとガタイが良くて脱ぐと筋肉がすごい♡

天馬はノンケだけど、龍之介に後ろを触られて目覚めてしまい、エッチまでしてしまう。トロトロになって泣いちゃう天馬がかわいい!龍之介はちょっと意地悪でSっ気のある責めをするのがいい!煽られて噛みついちゃうのいいな〜。大変エロい濡れ場でゾクゾクします。

龍之介はヤクザの息子として辛い経験をしてきて、ちょっとヤサグレてるんだけど、天馬の真っ直ぐさや明るさで、何度も気持ちが救われるようなシーンがあって、ほっこりした気持ちになります。天馬ほんといい子だな〜。

最後は二人で龍之介の実家に乗り込んで、ヤクザの父が実はいい人で一件落着。

当て馬的ポジの虎臣は、なにやら色気があって、蛇みたいに執念深くてコワイ。
なんでそこまで執着するのか、最後まで読んでもちょっと理解できなかったな〜。メンヘラかしら。
てかこれまでの龍之介の不幸は、全部コイツのせいだったという…ひどいっ。

ラストと書き下ろしの濡れ場もエッチで良きでした。天馬が噛んで欲しがったり、自らイラマして感じたりと、ドMの素質あり!龍之介がSっ気を発揮してもっとガブガブしてもよかったかもw

そしてなんといっても「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」ということで、18禁⁉︎と思うようなゆる〜い修正が大変エロいです!少なめ白短冊に書き込まれたアソコは見応えがあります!

先生曰く「元気の出る漫画を目指しました」とのこと。主人公がいい子たちで、エッチで楽しいラブコメでした。

ラストでお付き合いとなったので、続編とか番外編で、ラブラブでエロエロな後日談読んでみたいな〜。

シーモア 少なめ白短冊(電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様!)

一途で可愛い二人の美しい恋物語

先生の作品は、時々雑誌で連載されている(別作品)のを飛び飛びで読んだことがありますが、単行本は初めてです。
こちらはずっと気になっていて、アワードもランクインされたので読んでみました。
タイトルと表紙が美しくて素敵ですね。

絵柄がスッキリとしていて温かみもあって素敵ですよね。特に美人な受けさん好きです。ふとした表情に色気があります。美人でも体格はしっかりと描くところも良きです。

同じ職場で、傍から見ると反りの合わない二人が、実は隠れて…という秘密の関係、いいですよね〜。お互いメロメロのラブラブです。隠れて職場でもチュッチュしまくってますね、エロ〜w
しかも身分違いの恋のため偲んでいるとか…ロマンチックだなぁ。

少年時代からの二人の馴れ初めも丁寧に描かれています。少年二人が、どんどん惹かれあっていく様子が大変可愛らしくてキュンとします。

終盤、身分違いの恋だから、二人の将来はないものと諦めていたミカドが、怪我をしたアロイに会いに飛び出すシーン。
それまでずっと隠し通してきたのに、同僚の前でアロイを抱きしめる。
押し殺してきた感情が爆発した様子が情熱的で素敵ですね。

アロイの母の、若き日の実らなかった恋は切なかったな…。

とうとう体をつなげるという濡れ場は、上品だけどエロさもある描写がとてもいいなと思いました。修正不要な描き方も気が散らなくて好きです。(電子で真っ白に白抜きされると萎えるので…)

最後はほっこりなハピエンでめでたしめでたしでした。
激萌えするシーンはなかったのですが、一途で可愛い二人の美しいお話でした。
あと二人のキスシーンがたくさんあるのですが、官能的な描写が素敵で好きです。

シーモア 修正不要な描き方

攻めのαが一途でいい子なのは良き

先生の作品をきちんと読むのは初めてです。
オメガバの超有名作ですが、子どもの出てくる作品は苦手でずっと避けていました。でもたまたま試し読みして、グイグイくる攻めに興味を持ち、とうとう読んでみました。こちらがデビュー作なんですね!

前知識なしで読みましたが、なるほどΩが差別されていて、生きるのが大変な世界観なんですね。
最近のオメガバ作品は、ライトな作風が多めなので、久々にこういった作品を読みました。

Ωの雫斗(なおと)には幼稚園児の娘しずくがいますが、なんと!この子は学生時代にレイ◯されて生まれた子!ヘビーだ〜。でもしずくはとってもいい子で救われる気持ちになります。

そして偶然出会ったαの葉月に「運命の番だ」と言われ、職場の高校で再会、なんとDKだった!そこから葉月の猛プッシュが始まる。いいぞいいぞw

雫斗のフェロモンは強いみたいで、この高校でもモブ生徒に襲われかけます。(抑制剤効かないの?!)
世界観がΩにシビアすぎて、読んでて引きます(汗)

1巻から当て馬的Ω女子も登場して驚きました。攻めたストーリーだな〜!

紆余曲折ありますが、しずくちゃんもグッジョブで、無事にくっついた、よかったよかった。葉月くん、男前DKだな〜。

終盤の濡れ場は、雫斗の「キスしたことない」にブチッとなった葉月のグイグイ攻めるエッチがエロい!「すき」って言って甘噛みする雫斗も可愛い♡
あと書き下ろしのお風呂エッチは、葉月が「ぜってえ孕ませる」と雄み全開に責めるのが、大変エロくて素晴らしかったです。

最後は3人家族でほっこり幸せなラストでほっこり終わりました。

さすがアワード1位。ストーリーに引き込まれて一気に読了しました。子どももそんなに抵抗感なかったです。
でもΩに過酷すぎる世界観は、そんなに好みでないかな〜。

2巻を試し読みしたら、葉月が男前に成長してるので、そのうち続きも読んでみたい気もします。

ちなみに1巻はキリ良く終わっています。

シーモア 白抜き修正