1740さんのマイページ

神作品

女性1740さん

レビュー数19

ポイント数211

今年度26位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

かわいい高校生BL!

マチ先生の作品にしては、高校生同士も受けの子が黒髪って珍しいですよね。
黒髪のため、とってもピュアでいい子に見えるので大正解だと思いました。
ここまでチョロくていいのか!って心配になっちゃうくらい受けの熊井がいい子なんですが、攻めの笹原もとても魅力的だからしょうがないのかなと感じました。
実は笹原もいろいろあって……ということもありますが、高校生同士らしいとても爽やかでかわいいBLでした。

物語は、気になる女の子「碧(みどり)ちゃん」とラインして付き合うことになったと思ったら、実は隣のクラスの「碧(あおい)くん」だった!という勘違いからお付き合いがはじまります。
熊井は笹原を傷つけたくなくて勘違いだったと伝えられないまま、笹原のいいところや繊細なところなどを知っていきます。友だちのように一緒に楽しいことをしつつ、恋人らしいドキドキすることも経験しながら、だんだんと好きになっていくふたりの過程が丁寧に描かれていました。

もちろん簡単にハピエンにはなりません。実は笹原は熊井の勘違いを最初から知っていて、ふたりはすれ違いになってしまいます。でも……。
この時の笹原と熊井の気持ちと行動、とてもよかったのでぜひ読んでみてください。

ブルームでのマチ先生の作品はほんとかわいいですよね!マチ先生初の高校生BL。ほんとにかわいくて楽しくてキュンキュンするBLでした。

3巻早く読みたい!

2巻もハイスピードでいろいろな情報が緻密な絵柄と衝撃的な画力でぶちかましてくれます!
そして衝撃的なラスト!
いや!待って!ホントに!待って!!2巻、ここで終わっちゃうのは辛すぎます!!!今すぐ3巻読みたいです!!!!

ヒメミコ先生の圧倒される物語に魅力的なキャラ、そして絶妙な笑いに美しい切なさ。1巻もすばらしかったけど、2巻もさらにパワーアップされています。
ちるちるBLアワード次に来る作品でも圧巻の1位でしたが、今回も販促イベントすごいですよね、それだけBL業界からも期待されているんですよね。
まだキスだけなのに(実際にしてると言えるか疑問もあるけど)、十分BLとして楽しめる作品です。

2巻では兜の小さい頃にお母さんと過ごした時のことや学校でのことなどが明らかにされます。
また、幽霊が故に触れ合うことができなかった兜と椿がイビツの提案によってデートすることができます。でもそれがまた切なくなります。ちゃんと兜自身の身体で椿に触れてほしいな、デートしてほしいなと思ってしまいました。
どうなるんだろう?ずっとこのままなんだろうか?どうハピエンにするのか。まだまだどうなるかわからない物語にキャラの行動。続きが早く読みたいです。

2072 電子 コミック

三月えみ 

号泣必須の名作!

「2055」のスピンオフ。アオイと弥凪の衝撃的なエンドから次の世代のサガミとスルガの物語。
サガミとスルガの謎を解く鍵として、アオイが蘇り弥凪の思い出を語ります。
今作も涙涙なくては読み終われません。

「人間」とは「人間らしさ」とはなにかと考えさせられました。
これからAIが進化して世界や人間はどうなっていくのだろうか。人間はどこまでやってしまうんだろう。そのエゴは人間の幸せになるのか?
昭和のSF漫画のような世界観もありつつ、近未来の予言でもありそうな物語でした。

表紙の3人の表情とプラス1人分の4人の腕とその絡み。
サガミが失った両腕を再生しない理由。
スルガの頭痛の意味。
気持ちとは、愛とは、身体とは、人間とは、AIとは。
記憶を失っても愛せるのか。愛を覚えているのは脳だけじゃないのか。それぞれの愛し方が切なく美しかったです。
読み切り84ページでしたが、まるで映画を観ているような素晴らしさでした。
何度も「2055」と「2072」を読み返してしまいそうです。

みんなにも読んでもらいたい!かわいさ!

とにかくかわいいんですよ!姫野くん!

「嘘つきβコンプレックス」を読んでハルモト紺先生を好きになり、「偏愛ドラマティック・モンスター」を読んでこれより大好きな作品には出会わないだろうと思って買った今作。
いやー、よかった!軽く一番大好きを超えちゃいましたよ!
ハルモト先生の描く作品は、どれも斬新でそれぞれテーマやテイストが違うのでどの作品もNo.1って感じますが、今作もめちゃくちゃよかったです。

まず表紙がかわいい!ハルモト紺先生の描く瞳のアップが凄く好きなので、姫野くんの強くいたいと思いながら恥ずかしくてときめいて赤面している顔と美しい瞳がたまらないです!これだけで買う価値あります!

物語はみんなに優しく紳士な攻めの王子くんと、クラスメイトから煙たがれているボッチの受けの姫野くん。ふたりにはそれぞれ秘密がありました。実は少女漫画が大好きな王子くんと漫画家で少女漫画を描かないかと提案されている姫野くん。

王子くんに少女漫画のことを教えてもらうために好きな作品のシーンをふたりで再現して、姫野くんはときめきや恋を研究しようとします。でもなかなか人に話せないことや知られたくないことがあるので、放課後の1時間だけでは研究が進みません。
それでもだんだんと自分をさらけ出し、素直に謝っていくうちに互いのことを知っていきます。互いによく知らないからいい印象がなかったのに、自分にしか見せない相手のことが愛おしくてたまらなくなっていきます。また、ふたりとも隠していた素敵な表情や感情が豊かになってどんどん魅力的になっていきます。

そして、ふたりは告白して両想いになりますが、姫野くんは簡単に堕ちてくれません。
続きはぜひお読みください!!絶対に好きになるはずです!!


ハルモト先生の描くコマ割りでコマの間の白い境目がなくなるページがあります。そのページは強烈な印象を与えてきます。漫画ならではの演出がとても上手で惹きつけられます。何度も言っていますが、特に瞳が表情豊かでとても物語っています。

カバー裏にふたりのセリフやモノローグが書かれています。本を読み終わった後にその言葉を読むと、またときめきが戻ってきます!
ちなみにわたしが一番好きなセリフは「真っすぐ好きって伝えるのって勇気いるんだな」

まだ最悪の魔女と犬ではないふたり

「魔女と猫」を読んでから待ちに待った夏美と啓悟のふたりのスピンオフ!
前作では須藤と寿一にとっては悪役でしかなかったけど、それでも義父や家族への愛を垣間見せ、ただ利益や欲望のためだけに魔女狩りをしているのではないとわかってから、ふたりのスピンオフを読みたいと願っていました。
読みたいと思っていたふたりの出会いや啓悟の家族についての話など知ることが出来た1巻でした。

まだ魔女になりきれていない啓悟と契約を結んでいないからまだ犬ではない夏美。ふたりとも若くて夏美はヤンチャなままでしたが、啓悟は前作からは想像しなかったかわいらしさがありました。

流血・戦いのシーンが多く、エッチもなしでキスも甘い雰囲気はまったくないので、これってBL?と思う方もいるかもしれません。その辺りは好みによると思うので、ダメな人もいるでしょうね。
ケンカップルでもツンデレでもない気がしますが、きっとふたりはだんだんと愛情が溢れてくるのではないかと期待しています。

「魔女と猫」に「魔女の犬」。
タイトルの「と」「の」の違いが、それぞれの魔女と使い魔の関係がわかりやすく表現されていると思います。
「魔女と猫」はふたりが須藤と寿一が一緒に並んで戦っている感じがするけど、「魔女の犬」は夏美が啓悟の前に仁王立ちして守ってあげているように思えます。夏美だけ戦う力を契約前からすでに持っているからなんでしょうね。
2組のカプの違いやアナザーサイドからの物語、ワクワクしています。

2巻の冒頭はふたりが契約する=エッチなはず!1巻ではキスのみですが、2巻のエッチ、そして契約後にふたり自身だけでなく、ふたりの関係やふたりの戦いがどう変わっていくのか楽しみです。

「魔女と猫」の終わりであとひとつだけ残っている夏美の命。その後に夏美と啓悟がどう過ごしていくのかそれも知りたいです。
きっとメリバではなくハピエンになってくれるだろうと信じています。

アラフォーのピュアBL!

ダヨオ先生なのにエロがない!おじさんなのにピュアすぎる!
こんなにかわいいおじさんだったとは!いい意味での裏切りでした。

ふたりのアラフォーのゲイの出会いから告白、そしてお付き合い中のお話。
アラフォーの気だるさとヨレヨレさがあるものの、初めてのお付き合いだったりやっとありのままの自分を受け入れてもらえたり、高校生の初恋物語にも負けないくらいの初心っぷりでした。

「恋したい」と思いながら何もしてこなかった春江さんと、かっこよくてスタイリッシュな都会な男らしい藤嶋。マッチングアプリによって偶然大衆酒場で出会います。互いにかっこいい・かわいいと思い、楽しく話しながらお酒を飲み、ふたりは終電を逃します。そしてホテルへ。

ここから怒涛のエロが待っている!!!!と思うでしょ?ないんです!
かわいい春江さんが緊張して赤面しているのに、いい大人がホテルでなにもしない夜になります。
ふたりの雰囲気も会話もすごくいいのに、春江さんは激務の後で疲れて寝ちゃうんです。そして起きたらベッドサイドに野菜ジュースが残っているのみ。

でもちゃんとまたふたりは街中で出会います。また次に繋がるかと思いきや、相手の側に別の男の人がいるのを見かけてしまい躊躇します。それでも頭の中は相手のことでいっぱい。
やっぱりそこで一歩を踏み出すのは、モテ男の藤嶋。
そしてふたりは両想いに。

タイトルの「最終電車の恋人たち」とありますが、アラフォーの大人ならではの夜のシーン、終電に関するシーンがたくさん出てきます。1話1話がオムニバスのようにとてもよくまとまっていました。
きっとふたりはもう終電を逃すことなく、ふたりで幸せに暮らしていくんだろうなと思える素敵なハッピーエンドでした!

いや、ホントに、最後の最後までキスだけでした!!!!!!!!
でもエロなくてもよかったです!!!!

「最×のセックス」とは!

作者買い。そして大好きな「入室ノックは忘れずに」の日置元寮長と神楽が出てくるので、それも楽しみにしていました。

黒木えぬこ先生らしくとてもエッチでかわいい物語でした。
攻めはヤリチンでプライド高いタイプですが、どんな相手に対しても優しくて尽くす人です。
受けはオナニー好きの童貞処女ですが、積極的でなんでも受け入れる不思議ちゃんタイプです。

物語は受けの碧くんが「最高のセックスをしたい」と攻めの久澄くんにお願いし、「この子は一生俺をオカズするんだ」と張り切って久澄くんがかわいがってあげることからはじまります。
甘々にデロデロにして満足してもらえたと思ったのに、「オナニーとあんまかわんない」「好きな人じゃない」とわかりショックを受け、リベンジをします。
それからはセックスだけじゃなく料理を作ったり、インドアな翠くんが楽しめそうなデートを計画したり、いろんなお世話やケアをして「最高のセックス」を演出しようとがんばります。
セックス自体は楽しんで気持ちよくなっているのになかなか「最高のセックス」がわからない碧くん。
そんな碧くんと過ごしているうちに今までの誰よりも一緒にいるのが楽で楽しくなっていく久澄くん。ちょっとした謎や家族のこと、嫉妬する相手などにより久澄の心が揺れていきます。そして…。
続きはぜひ本編を!

読み終わってタイトルの「碧くんの最×のセックス」の意味がわかり、ニヤニヤしちゃいます。
ほんとにかわいいふたりでした!

「入室ノックは忘れずに」の日置元寮長と神楽のふたりもキーパーソンになっています。
ぜひ「入室ノックは忘れずに」の方がいたらぜひそちらも読んでみてくださいね。

いろいろな恋愛があった

待望の3巻!そして完結!
個人的にオメガバースの世界観でのβの切ない恋が大好きで、しかも主従関係というダブルの切なさで1、2巻から待っていました。

策略を巡らしてなんとか相手にも周りにもふたりの関係を認めさせようとするαの凌介と、大切だからこそ執事としてずっと側にいたいと健気に相手の将来を守ろうとするβの凉晴。
執着する攻めと攻めの為に逃げたい受け。好き合っているのに付き合えないふたりがどうハッピーエンドになるのか。
2巻の終わりで攫われた凉晴がどうなるのか、助けはいつくるのかとドキドキしました。挿入まではいっていませんが、指は入れられちゃってます。苦手な人がいたらちょっと注意です。

3巻では、凉晴の過去が語られます。凉晴がどうして執事に拘るのか、愛されているのにどうして離れようとするのか、βであることについて、凉晴にとっての運命など知ることが出来ます。
そして、周りの人と凌介によって本当に相手を思う気持ちを知り、父親への恐怖と葛藤を乗り越え戦います。たくさん泣きます、でも凉晴は3巻でとても成長します。

また凌介は、ありのままの凉晴を受け入れるため、執事でいたい凉晴の気持ちを大事にするために敵を味方につけ、圧倒的な力を発揮します。信じられますか?まだ10代、大学生なんて!すごすぎる!
それでも「嘆かない人は傷つかない人」ではないんですよね。愛する人のために、その世界を変えるために、よくぞがんばった!って褒めてあげたいです。
浅井君が凉晴へ語るセリフすごくよかったです。βの浅井君とΩの律との恋の切なさや凌介の婚約者の関係など、ありきたりのα×Ωではない恋愛をたくさん見せてくれて嬉しかったです。

ふたりがα×βの主従関係のままでいられることが凉晴にとっての一番の幸せだと思います。ヘタにβからΩになったりしないでよかったです。

ふたりの名前が「さんずい」ではなくて「にすい」で、流れる「水」ではなくて硬くて冷たい「氷」を表しているのですが、ぶつかり合っていたふたりの「氷」がちゃんと溶けて混ざり合った素敵なハッピーエンドでした。

しかし!新章決定と発表があったので、ふたりの続きがまた読めますね。個人的にはふたりより周りの人たちの恋愛の方が気になりますが、どうなるのか今から楽しみにしています。

ずっとみんなの成長を見ていたい物語

待ちに待った続編!
そして!beat1っていうことは続くんですよね?
このbeat1だけで物語は完結しているので、続きが気になってしまうことはないので問題ないです。完結まで待つ必要はないので、ぜひ読んでください。
特に物語のネタバレはあまりないまま読んだ方が楽しめると思います。

しっけ先生はすごいですよね。
続きでも飽きることなく、そして当て馬や大きな事件がなくてもちゃんと魅力的な物語になっています。大学4年生と社会人とのすれ違いも、就職活動の苦しさも、相手の過去に嫉妬なんかもありますが、わりとよくある事柄なのに読ませてくれます。
きっと攻め受けふたりだけの物語だけじゃなく、周りの魅力的な友人や家族が丁寧に描かれているからだと思います。男性だけじゃなく女性もかわいいですよね。
みんながどこかにいそうで、ずっとみんなの成長を見ていたいと思える作品です。

エッチもキスシーンもとてもいいし、話後のぷちねた・ミニキャラもかわいいし楽しかったです。
金江さんが相変わらずエッチですごくよかったです!!短い髪とエッチな下着、大好きでした!!!
beat2も楽しみです!

まだつづくふたりの沼

3巻。まだ終わりません。
シーソーゲームです。
この恋が成就するのが幸せなのか。そして幸せになるのは片方だけなのかふたりともなのか。
小春たちが頑張っている様子も見られるので、このふたりとの比較でズブズブに沼にハマっている感じが怖いです。
でも、そんな洋二を拒否できないし好きだという想いを捨てきれないままの陸。
あと少しで必ず自分のもとに堕ちてくると押しまくる洋二。
恋と執着と情けと絆され。2巻に引き続きとても辛く苦しいふたりの物語でした。

3巻では病んだ洋二を形成したであろう過去のトラウマの原因である北白河が登場し、陸のことも弄びます。北白河が受けなので挿入はありませんが、かなりひどいことをされます。
洋二と陸のエッチもそうですが、無理やりっぽいのでご注意ください。(ひなこ先生読んでいる方は大丈夫だと思いますが)

エッチなシーンはどこもとても濃厚です。でもエッチだけの作品じゃなく物語、語り掛けるもの、考えさせられるものがある良作ですよね、これは。
電子でも修正が神!これはひなこ先生のこだわりなんだろうな、と10周年ファンブックを読んで感じたので、ひなこ先生に感謝です!