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renjou classica
溺愛系主従ロマンス
薩摩出身の実業家の庄之助と、
庄之助を没落してしまった家の敵と思い込み
恨みを晴らそうとする元華族の泰人。
後に逆恨みだったとわかりますが、
2度も自分を襲った泰人を側におき、
『詫びなどいいから身も心も俺の物になれ』と
言い切る庄之助の度量の大きさはさすがです。
そしてその泰人にはそれはもうでろでろに甘く、
愛でまくる！抱きたい時に抱く！
着飾らせてはさらに愛でる！愛ですぎです！
緊縛プレイに興じるふたりも楽しめまして、
庄之助を煽る泰人はそんな顔もしちゃうの！？と
とてもけしからんです。
ひとり寒いお風呂で事後の処理をする泰人。
さむさむしてるのがもうたまらなくいじらしい！
そんな泰人に庄之助の溺愛が止まらない…！
独占したくなる気持ち、わかる…！かわいい…！
そして庄之助の側にいる事で自分の居場所を見出した泰人。
あまあまで溺愛が過ぎる素敵な主従関係でした。
泰人の髪は短いほうもかわいかったなー。
エッチな飴色肌のスパダリにとことん愛されるほのぼのラブストーリー♡
クラシカルロマン！というほどには、シリアスでは無い。
エッチなほのぼのストーリーなのだ。
時代感を感じるところも、エッチなとこのみ。
「遂情するなと言ったはずだぞ。」（＝勝手にイクなよ。）
「艶本を見つけたんです…。」（＝エロ本を見つけました。）
ま、この程度ですが。
序盤は、お家が落ちぶれたのは、庄之助のせいだと逆恨みし、
仇を取るつもりで、襲いかかる泰人だったが、誤解だと割と早めに気付き、
庄之助の家で下男として働く事になる。
…泰人は、経験が無いくせに、簡単に躰を差し出すので。
色白の華奢な美青年なのもあって、庄之助はアッサリ陥落する。
その後はもぅ、メロメロ♡
ひたすら溺愛攻めです。
オオヒラヨウ先生の作品の中では、結構エチ度高めだと思います。
庄之助が薩摩の生まれらしいのですが、
その褐色の肌が飴色で。おそらく混血だと思うのだが、
泰人がその事を言うと、下女に叱られる。「旦那様は大陸の血が入っているのです！」
大陸の何処⁈ その設定は、あまり大事では無いらしく、特に明かされる事は無い。
ただ、泰人が幼い頃に、旧華族の子息として、庄之助と出逢っていて。
その肌が飴の様だと言って、ペロっと舐められる。という、庄之助にとって、
忘れられない可愛いエピソードとして記憶されている。
事後、冷えた風呂場で掻き出している泰人を見て、ゴムを着けようと決意する庄之助。
とか、泰人をただただ可愛がりたいので、周りを全て敵認定とか。
ウッカリ弟が置いていった春画を見て、緊縛プレイにトライしようとする泰人とか。
ちょっとおバカでエッチなエピソードを重ねて、とことん愛されるほのぼのラブ♡
同時収録は、地味な廣瀬は俺様に相応しく無いと決めつける、クズな男の話。
「君は僕の輝ける星」
廣瀬とセックスはしたいが、イケメンで華やかな自分には綺麗な女の子が似合うと、
彼女を作ってしまう本条。
ショックを受けた廣瀬は、本条の誘いを断って、距離を置こうとする。
失いかけて、廣瀬が好きだとやっと気付く。っていう、
ショートストーリー。
「お前だけが輝いて見えるんだ…。こんな地味な奴なのに…。」
どこまでも失礼な本条が笑えます。
正直さもここまで来ると許せてしまうのか、廣瀬は絆されちゃいます。
どちらもスコーンと抜けた、おバカ攻めかも。
ほのぼのしい作品です。
受けを好きすぎるスパダリィィ！
明治時代の主人と下男のお話。
留学中に華族の家が破産し、原因となった庄之助が乗った馬車をボロボロの格好で襲う泰人。
仇討ちは失敗するも下男として奉公することになるが庄之助にドンドン惹かれ、惚れてしまう前に！と再度寝込みを襲うも失敗。そこで初めてお家没落の原因が庄之助ではないことが判明。
屋敷で夜に可愛がられるだけではなく、庄之助の仕事の役にも立ちたいと思う泰人が色々お手伝いしようとするのが健気で可愛かったけど、
それを上回るほどに、可愛い泰人を人前に出さず家の中で大事に大事にしたいと思って仕事を一切手伝わせようとしない庄之助が可愛かった!!!!
豪傑鉱山王のゾッコンっぷりがたまりませんでした（悶）
