カエルのお姫さま

表題作は短編

短編２本と３話完結１本の合計３作品収録。

★カエルのお姫様
超ショートストーリー。男であることと容姿にコンプレックスを持っていた正人が初めて行った”男の娘メルス”でセックスした辰巳に「かわいいよ」と言われ夢心地で店を後にするお話。
店を出た後に辰巳と再会するがそこでお話は終わり。二人の関係はご想像にお任せスタイル。
ガッツリコンプレックスを克服するわけでもない。
作品集ではよくあることだけど「読後の不完全燃焼感」はハンパない。

★おとといきやがれ（前･中･後編）
幼馴染に片想いしていたが大学が別々になったので高校の卒業式で友情が終わる覚悟を決めて告白！
サラリとかわされ”実質フラれた”佑之助は大志に黙って家を出るが翌日押しかけてきて一緒に暮らすと言い出す大志。
あくまでも”友情”だけど佑之助を特別には思っているし離れたくないとも思っているが自分と同じ気持ちじゃない事に傷つき声を荒げる佑之助に対して泣きながら「友情は恋愛より劣るのか？」と言うシーンは何とも・・・可哀想でした。ゆっくり絆されて行ってください♪

★俺の可愛いコトリちゃん
ぷにぷにで可愛い琴人(コトリ)ちゃんと付き合ってたが転勤で遠距離に。
久々に会ったコトリちゃんは・・・ムッキムキになってたって話（笑）
隙あらば筋トレしようとするのは可愛いよね。。。


個人的に一つの話をじっくり読むのが好きなので短編集はあまり萌えにくいですね（泣）