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・潜入した初任務・・・受君は相当遊ばれてる(笑
受がマジメっこなのに比べて、攻の指揮官は、ちょっちチャラチャラしてるっていうか、ふ抜けているって言うか。
ま、やることはしっかりやってるんだけど。
受けのからかい方を分かってるって言うかね。
こういう関係すきだな~と思う所も多々ございました。
「極東~」なんていうタイトルですが、内容は明るくサッパリ読めるという感じです。
ホノボノw
ピストルを、構えたり打たれてるしているわりには(笑
表題作+短編1編。
「極東ラブ・ミッション」
ある国の、大統領直属のインテリジェンス。諜報機関の「GIA」の若手諜報部員ヒロが主人公。
ヒロの初任務が、ゲリラ組織の内偵中に消息を絶ったエージェントを追う、というもの。
ただし、そのエージェントはヒロの指導員だったクリスで…
…という設定。
ヒロはクリスに思いを寄せていて、そんなクリスを追い詰めなければならない事に戸惑いを隠しきれない。
一方クリスの方は内偵先の元傭兵や世界トップクラスのハッカー、武器屋とたこ焼き屋を営んで、何やら楽しそうに過ごしている。そしてヒロの想いも知っていてヒロの心を弄ぶ…
生真面目で任務をきちんと遂行しようとするヒロに対して、余裕綽々で恋の戯ればかりのクリスです。
ヒロサイドから見ると、アクション映画のような秘密任務絡みの緊迫感。
クリスサイドから見ると、イチャイチャ、寸止め、焦らし、翻弄…
でもこの2つの融合がどうも今ひとつで、たこ焼き屋仲間の裏世界の住人達の「本業」がイマイチはっきりせず、それゆえにヒロの頑張りがどうも空回って見えてしまうし何よりクリスのダブルスパイの成果も分かりづらい…
私は神崎貴至先生の絵柄は結構好きで本作も楽しみにしてたのですが、その辺がちょっと残念。
クリスも本気でヒロが好きなんだから、からかったりしないでもっと誠実に向き合ってほしいな…
「プロジェクトをモノにしろ!」
リーマンもの。
営業職ながら商品企画の社内コンペに何度も提案を出している杉原。それは企画部主任の経堂の素晴らしいプロデュース力に憧れていつかは企画部に入りたいと思っているから。
そんな時その経堂から声をかけられて、期限付きで新商品の企画に参加する事になり舞い上がるが…
…という冒頭。
しかし経堂は実は…
…という裏がありまして、ここは私には結構胸クソ系でした。超セクハラ野郎です。立場を笠に着やがって。
杉原〜!経堂なんかに惚れずに実力で見返してやれ〜〜
収録内容は、表題作シリーズがこの単行本のほとんどを占めていて、その他にリーマンで上司と部下の短編が1作品収録されています。
裏社会ものということで、私としては好きなジャンルなので少し期待する部分もあったのですが、スパイ物としてのストーリーの面白さは残念ながらいま一つでした。
姿を消した元教官と、その元教官を追う元教え子とのお話なんですが、どちらかというと仕事よりも恋愛の方に重点が置かれている印象です。
2人の恋愛面の進展に関してもそれ程深く描かれているという感じではなく、こちらの方もなんとなく中途半端な感じがしました。
同時収録の短編はオフィスラブ物。厳しい上司と営業部から異動して攻め様の部下になった努力家の受け様。
コツコツ努力する受け様が可愛かったです。