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青い春!って感じのカバーイラストに惹かれて買った初読み作家さんのコミックス。
初コミックスじゃなくて、2冊目コミックスなのね。
帯には「都会からのイケメン転校生と田舎のおバカDK」とあるけど、イケメン転校生の真木は、まあ、ある意味見たまんまのひねくれ具合。
対して大智は「特に苦労も悩みもなく平凡に田舎暮らし」してきただけで、おバカというよりは素直で明るい、すれたところのない子。
この二人が、文化祭や定期試験といった高校生物の定番イベントを通して、お互いにないものに惹かれ合ったり、すれ違ってみたりする、王道といえば王道だけど、さっぱりした絵柄と素直なストーリーで好ましかったです。
エロなしなのも、絵とストーリーに合っていて、かわいいハッピーエンドの初恋物をお探しの方におススメ。
無口で不愛想、周りと関わろうとしない都会からの転校生・真木。
天真爛漫で都会から来た真木に興味津々でウザがられてもお構いなしに話しかけまくる大智。
話しかけるなと言われてもめげずに話しかける大智にゲイだとカミングアウトしついでに告白。
引かずにちゃんと考えると返事して、その後次第に真木を好きになっていく大智。
全てが王道の田舎青春BLでした。帯にもそう書いてましたしね。
相良先生の爽やかな絵にピッタリな作品でした!
しかし・・・完全な個人的好みで、少年漫画の主人公のような”空気の読めない天真爛漫おバカ”があまり好きではなかったので、評価は「中立」となっちゃいました。
東京から来た転校生の真木と、やたら子犬のように絡んでいく天真爛漫な大智の出会いから始まります。
真木はツンツン。デレがない!
一応、イケメンらしいのですが、うーん余り感じる要素がないような。
成績良し、年度途中の都会からの転校生ってだけでも田舎じゃバイアス掛かりますからね。
大智が子犬の様に慕って行くのですが、正直に真木の良さがわからなかったなぁ。
とはいえ、真木の頑なさも大智の絡みで解れていきます。ツンツンも、家庭の状況から自分を守ろうとする心理の表れなんですね。
でも、ノンケのおっとり大智が凄く真木に惹かれたのが、ちょっと伝わらなく感じました。回りの友達も、あれこれ言いつつも傍観者に留まるというか。
なんだか、あと少しだけ萌え強化して欲しかった作品に感じました。