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himitsu wa kiss de abakareru
大学生で隣人同士の嵯峨と卯左木。
モテモテの遊び人だったのにEDになってしまったことをAV男優でもある嵯峨に知られ、女のように開発されていく関係に。
1巻で、元カノとの関係を誤解したことで、怒った嵯峨に抱かれてしまった卯左木。
元カノと嵯峨の関係に嫉妬するような感情や、嵯峨にだけは感じてしまう自分に戸惑っています。
12話まで収録された2巻では、快楽に飲まれていく体と認めたくない気持ちの狭間で揺れる卯左木と、そんな卯左木に惹かれ始める嵯峨の姿が描かれています。
嵯峨の部屋に出入りしていることで、大学で二人が付き合っているという噂があることを知る卯左木。
EDさえ治れば…と一人で始めてみると、部屋に残る嵯峨の匂いに敏感に反応。
思わず彼の名を呼ぶと、丁度帰ってきた本人に聞かれ、再び求められるままに抱かれる。同時に自分の中に芽生える想いを自覚し始める嵯峨。
そんな嵯峨に、撮影現場で勃たない事態が発生。
それを知った卯左木は自分も攻める好機とやる気になりますが、撮影でそういう企画があったが(相手は女優)、後ろは感じないから無理だったと返され断念。
そして嵯峨は、「人には向き不向きがある」と卯左木を抱き、さらに想いを募らせていきます。
卯左木への想いをきっかけに、男優を辞めようと考え始める嵯峨。
そこへ、嵯峨を心配する同じAV男優の常磐がやってきて、二人の関係と嵯峨の想いを知ります。
嵯峨のAV男優としての素養を認めている常磐は内心複雑で、さらに嵯峨との関係をはっきりさせない卯左木に苛立ち、「あんたは誰でもいいんだ」と卯左木に迫ります。2巻はここで終了。
クールで無表情な嵯峨ですが、意外にも自分の気持ちにはとても素直で、気持ちを自覚してからは無表情だけどワンコです。
執着する気質もあり、元々の強引さも相まって、卯左木をどんどん求め、甘えるようになります。
体から始まり、ED治療や性欲処理の側面があるのに甘い関係に見えるのは、嵯峨がとことん素直に貪欲に卯左木を求めるからだと思います。
体が先行していても、伝え合えていなくても、そこに気持ちがちゃんと見えるから、不思議と安心して見ていられるお話です。
2巻には、「第0話」として前日譚が収録されています(小冊子として配布されたものだそうです)。
実はこの時点から卯左木が気になっていたことがわかるエピソードです。
また、描き下ろし(彗星社版と同じ)の「秘密は嵯峨視点で暴かれる」で、嵯峨が録画しながら卯左木の後ろを舐めてから抱くまでのお話(とどのつまりハメ撮り)も最高です。新装版の描き下ろしももちろんあります。