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shirobara no kuchizuke
水杜サトル先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
絆され 4
意地悪 3
エロ 3
強引 2
な感じだと思います。
クリスさん×奏くんのカプです。
薔薇研究の権威、ジョハネさんの助手を住み込みでしている奏くん。ある日、薔薇を買いに来たクリスさんに気に入られ、何故か白薔薇の蕾を渡される。花が咲く頃に迎えに来る、と告げたクリスさんは実は王子で、更には白薔薇の蕾を授かることは、求婚を意味していて…。
求婚されたと知らず、薔薇を受け取ってしまったことと、軽く脅されたことで無理矢理花嫁とされて、更には薬を使って身体を繋げられた奏くん。
文章だけ読むと奏くんが悲壮な感じに思われますが、その薬のお陰で初めての絡みでは痛みも無かったので、そこまで可哀相とかは思わなかったですね。あと、奏くんの絆され具合が強かったので、ちょっと絆され過ぎでは?と思ってしまいました。
クリスさんの方も普段は丁寧口調で物腰柔らかな感じなので、あまり強引さは感じなかったです。
でも、奏くんが恋人がいる、と嘘を言うと、その恋人を殺すと言ったり、物語り終盤で奏くんを助ける為に自身の瞳を剣で犠牲にしようとしたり、時折垣間見えるクリスさんの激しい一面には、ちょっと恐怖を感じてしまいました。
クリスさんの激しさもですが、クリスさんの兄のミハイルさんも、言動が情緒不安定なのかと思うくらい激しかったのと、その割に妃のカレンさんの一言で正気に戻ってる感じが何か怖かったですね。
最初は嫌がったり、困惑していたけど、クリスさんのことを知ったり考えたりすることで、徐々に惹かれていく奏くん。
物語りの展開としては王道っぽい展開なので、比較的読み易いと思うので、読んでみては如何ですか。
以前発売されたノベルズの文庫版。
敬語攻め、王子攻め、健気受けが好きな方にドンピシャ!
とても読みやすい文章で、濡れ場も多い。
攻めのクリスがキラキラ眩い王子様。
物語の軸になる薔薇と相まってさらにキラキラ度倍増。
受けの奏は薔薇をこよなく愛する好青年。
クリスに愛され戸惑う様子にキュン♡
物語が進むに連れ、王子クリスと兄王の確執の謎。
何故奏に突然求婚したのか。
謎が次々に解明される過程の描写が良く、スラスラ読め気持ちよかった。
二人が結ばれてからのクリスの溺愛ぶりと、奏が嫉妬するかわいさ味わえる短編も良かった。