騎士は王宮の花を支配する ―Dom/Subユニバース―

kishi wa oukyu no hana wo shihaisuru

騎士は王宮の花を支配する ―Dom/Subユニバース―
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌1
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

165

レビュー数
5
得点
42
評価数
16
平均
3.1 / 5
神率
18.8%
著者
夕映月子 

作家さんの新作発表
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イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778132163

あらすじ

人を支配したい本能を持つDomとされたい
Sub――D/Sが存在する世界。Domである宰相補佐官メルは彼の美貌に目をつけたDomに威圧され、D/S両方の性質を持つSwichだったが為にSub性が目覚めてしまう。不調に陥ったメルを救ったのは第三騎士団長である親友ジェラルドだった。強いDomによる蕩けるほど甘いケアは深い悦楽にメルを引きずり込む。溺れてしまいそうな恐怖を覚えメルはジェラルドを避けるが、本能が彼を求め――。

表題作騎士は王宮の花を支配する ―Dom/Subユニバース―

ジェラルド・バトラー,25歳,バトラー伯爵家の次男で第三騎士団長
メルヴィル・スタンレー,27歳,クレイバーン国の宰相第一補佐官

同時収録作品騎士は王宮の花を支配する ―Dom/Subユニバース―

メルヴィル・スタンレー,クレイバーン国の宰相補佐官
アンバ―,高級プレイクラブのスタッフでサブ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

初めてのDom/Subユニバース✧*。

初めてのDom/Subユニバース、丁寧な解説があって解りやすかった。何よりメルとジェラルドのプレイがツボで面白かった。Dom/Subとしての本能と心の境目が難しいとは思った。メルが支配権を奪われ自分を失くしそうで怖いって気持ちとジェラルドに惹かれてく気持ちの間で葛藤してるのは切なかった。けど、本能を凌駕する愛が素敵だった。あとホント2人のプレイがツボでドキドキしながら甘い気持ちで読みました。ほかのDom/Subの作品も読んでみたい。
Ciel先生のイラストがまた美麗で見惚れる。オススメです!!

0

Dom/Subユニバースもの初心者さんにこそ手に取ってほしい

作家買い。
夕映先生お初となるDom/Subユニバースものです。あとがきで夕映先生がD/Sへの熱い思いを書いていらっしゃって、先生自身D/Sものがかなりお好きなのだとわかります。

で、今作品はその熱量がぎっちりと詰まった作品だったように思います。D/Sものは最近人気上昇中ではありますがまだ認知度はあまり高いとは言えない設定かな?と。正直に言ってしまうと、私も完全に理解しているとは言えない部分もあるのですが、まず序盤に「Dom/Subユニバースとは」という解説が収録されています。

そしてストーリー自体も、「D/Sものとは何ぞや」非常に分かりやすく描かれていました。プレイ自体も激しいものはなく、主要CPの恋愛を軸に進むので初心者さんでも理解しやすく読みやすい1冊だったと思います。





主人公はメル。
父は宰相、母親は前国王の姪という由緒正しい家柄の子息。宰相第一補佐官という立場も立派にこなすメルは、その麗しい美貌から「王宮の花」という別名を持つ。Domの性質を持つメルは時々高級クラブからSubを買うが、自分のパートナーとなる相手はなかなか見つけられないでいた。

そんなメルは、その美貌から隣国の王・シルヴェスタ国王に目をつけられ、グレア(Domからの視線による威圧のこと)を受けたことでSubとしての性質が目覚めてしまう。シルヴェスタ王の指示に従いたくはないという思いと、Subとしての本能の狭間で苦しんでいたメルを助けてくれたのは、親友で2歳年下の第三騎士団長のジェラルドで―。

というお話。

んー。
バッサリ言ってしまうと、このあらすじ以上の内容はあまりありません。良家の子息でDomとして生きてきたメルが、バランスを崩しSubとしての性質を目覚めさせてしまう。そこをジェラルド(彼にはメルだけが呼ぶ愛称がありますが、その名前はここでは書きません。手に取って確認されてみてください)が手を差し伸べる。

ジェラルドがなぜメルを助けるのか、という部分も、彼がメルに向ける深い愛情が序盤から描かれているために早々に読者には読み取れます。

今作品は、「Dom/Subユニバース」という世界観を堪能するが良き作品です。D/Sとは何ぞや、というところから始まり、彼らのプレイの仕方、関係性。そういったものを満喫できる。

SMと大きく異なるのは、「そうしたい」のではなく「そうなってしまう」という部分か。指示に従いたくなくても、Domに命じられるとそうせざるを得なくなる。

オメガバとの違いは、Subに拒否権があり、パートナーをSubからも解消できる、という部分かな。だからこそ二人は常に対等な関係だし、愛があってこそのパートナー関係が結べる。

メルは自分がDomだと自負して生きてきた分、Sub属性を受け入れることがなかなかできない。そんなメルの心情を思い遣り、愛しているからこそ手を差し伸べるジェラルドの深い愛情にもめちゃめちゃ萌えました。二人は、Dom、Subとして、身体の接触はそれなりにあります。ありますが、挿入にまで至るのは本当に最後になってから。そこに、ジェラルドの男気と愛情がきちんと見える。

そしてメルも。
Subだから、ではなく、ジェラルドを愛しているからこそ、自身の性に向き合い、受け入れるようになっていく過程が素晴らしかった。いつも強気なメルが、ジェラルドに愛され、甘やかされ、蕩けていく。可愛いし、カッコいいです。

序盤、メルがDomとして他の男性と絡むシーンがあります。ちょびっとだけですし最後までは致していませんが、苦手な方は注意が必要かもしれません。

そこはかとなく耽美な空気感が漂う作品ですが、そこに華を添えるのがCielさんの挿絵。綺麗です。美しいです。今作品の世界観にぴったりで萌え度は確実に上がりました。

10

Dom/Sub

先生買い。女性っぽいヴィジュアルがちょっと気になったんですけど、攻めのでろ甘攻撃で好きな部分があったので萌2より萌にしました。Dom/Sub読むのは2作目ですが、甘め寄りなのでは?と思うお話、260P超+あとがき。

大国クレイバーンで宰相補佐官を務めるメルヴィル。宰相の家系の嫡子として生まれ、王宮の花と言われる美貌で宮廷の貴公子たちでも中心的な立場。ある日、同じDomである二つ下の友人のジェラルドから「俺はDomとして出来損ないらしい」と相談を受け・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
シルヴェスタ(隣国国王)、シドニー(受けの古い友人、Sub)、攻め父、受け父ぐらいかな。

++好きだったところ

攻めが受けに惚れまくっているものですから、受けがスイッチ(DomでもありSubでもある)と分かった途端、押して押して押しまくる。もともとの性格でDomらしくないと言われるように、優しく様子を窺うように進めるのですが、ひたすらアピール。受けのキラキラ髪が大好きで、賭けに勝った時は受けを風呂に入れて隅から隅まで洗い、髪も超丁寧に洗うしトリートメントつけて温タオルで浸透させるし地肌マッサージするし、もう最高。
年下わんこっぽいところもあるのですが、いざプレイとなるとDomなので、ちゃんとコマンドは使います!「おいで」とか言われてみたい~!

受けはスイッチとなってしまって、どうしたらいいのか混乱中。攻めのことは友人として好きだし信頼しているから攻めといる時はめっちゃSub化。ちょっとためらいながらもコマンドをお願いしています。ただ他のDomのコマンドは全く聞く気になれない、高潔よりな方。そんなことになったらもう攻めさんとくっつくしかないじゃんよと思うのですが、いろいろお考えになられて、なかなかくっつかない!というお話でした。

Dom/Sub詳しくないですが、ゲロ甘テイストなDom/Subと思うので、Dom/Sub入門としてもよいのではと思うお話でした。

1

ファンタジーである必要とは?

異世界を舞台にしたdom/subユニバース。
夕映先生ということで期待していましたが、異世界設定であった必要性が分かりませんでした。
d/s設定説明が込み入っているので異世界設定は最低限とのことですが…それにしても。

〝白雪の宰相〟の二つ名を持つ美人のdom・メルと、彼の親友で強い力を持つdom・ジェラルドが主人公。
domであったメルが隣国の国王・シルヴェスタに威圧され、domとsub両方の本能をもつ「スイッチ」として目覚めてしまい…というストーリー。

物語は城の中だけで繰り広げられます。
魔物が出る設定らしいのですが、全く活かされてません。
シルヴェスタ国王が2人に関与してくるかと思えば、直接関係してこない。

甘やかし系domのジェラルドと、domとsubの本能の狭間で揺れ動くメルのやり取りに終始。
プライドが高いメルがジェラルドに甘やかされ、恋に目覚める展開は王道だけど嫌いじゃない。
d/sのプレイもマイルドで、全体的には甘々な印象。

絵師がCielさんなので美しいメルが存分に堪能できます。
ただ、長髪美人はどうしても女性に見えてしまうという難点も…。

スルスル読めますが物足りなさは残ってしまいました。
それでも、先生のdom/sub好きは十分理解出来ました。

11

Dom/Subに期待しているだけに

ほぼ、しゅみじゃないに近いです…。すみません。

デビュー初期の何作か拝読している作家様のDom/Subということで、あまり期待しすぎないように、ハードルを上げないようにと気持ちを抑えて読み始めましたが…、残念ながら自分は作家様とは萌えが合わないのかな、、と思ってしまいました。

物語の時代的に西洋中世〜近世くらいをイメージしたのですが、世界観における支配/被支配ルールをかなり緻密に練らないと、Dom/Sub設定は厳しいのではないでしょうか。終盤、メイドがDV元カレに襲われるエピソードが出てきたところで、このような状況は市井であれば水面下で頻発してるのでは?とよぎってしまったんです。宮廷や上流社会では誰がドムで誰がサブかは立場上明確にされているのかもしれませんが、一般庶民はどうやって棲み分けていて、どういう生活を送っているのだろうかと。

正直、単純にDom/Subの甘いプレイ(エロ)が描きたかっただけなのかなぁという印象しか残りませんでした。幼馴染みの友情ものがベースなので、二人のセーフワードに萌えるべきなんだろうな、とか、メルの明らかなビジュアルからして、彼のドム属性に違和感を覚えさせるのも親切な仕掛けだな、とか。それだけのために⁈という当て馬の贅沢な使われ方については、当て馬好きとしてモヤモヤしましたけど…笑、萌えるべきポイントは大変わかりやすいんです。

しかしながら、作者が設定に合わせてキャラを動かしている感じがどうにも透けて見えて、わたしには受け攻めのセリフがめちゃくちゃ表面的にしか感じられず。ウーン、設定全般が理想的なシチュで繰り広げられるプレイのためのお膳立てにしか思えなくなってしまったといいますか…。逆に、キラキラな世界で甘〜いDom/Subプレイを堪能したい方にはオススメだと思います。

ちなみに、Dom/SubとSMは別物だと感じていたので、その解釈違いも影響しているかも…。

甘いプレイに相応しい、Ciel先生の美麗イラストが眼福でした。

7

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