条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
shihai no kyoukaisen
タイトルの既視感に続編かな、とあやふやな思い込み。
読み始めてもしばらく疑い続け、頭の片隅で何かを思いだそうとしてしまいました。
ライトにファンタジー系。
主人と従者。
この設定が思い込みの原因かもしれません。
今作はグロい生き物の登場はなく、最初からずっとラブラブ。
主人であるユクミナの体質的な劣等感から始まった割りに克服するや商魂逞しい商人への道を突き進んでいきます。
有能な従者を増やしながらほのぼのと続いていくので、バックに潜んでいる、そこそこねちっこい影の部分は雰囲気だけ。
現代ものならそんな暗い部分を掘り下げて欲しくなったりもしますが。
ファンタジーならこのぐらいでふわっとボカされてちょうどいい感じかもしれません。
ユクミナの成長過程がコンプレックスの解消を機に強気になっていく姿を楽しく愛でられました。
ちょっとゲームっぽくもあるのですが、主人と僕の魔獣の冒険譚のようなファンタジー。
主人のユクミナは、小柄で魔法が使えず、大商家の息子としては出来が悪い。でも部下のグイドはユクミナにメロメロ。二人は商品の買い付け旅行をしながら、愛を育んでいます。
途中、瀕死の怪我を負ったユクミナが、魔法が使えるようになったり、出会った魔物のクマとハンターが仲間になり、ユクミナの商売を助けたり。クマとハンターはいい仲に。直野さんお得意のおじ受け登場です。
と、Hもありつつ、ゲーファンタジーっぽいお話の方が面白かった。