みつけて一番星

mitsukete itibanboshi

みつけて一番星
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×24
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
52
評価数
14
平均
3.7 / 5
神率
21.4%
著者
千葉こはく 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
価格
¥666(税抜)  
ISBN
9784864423496

あらすじ

β(ベータ)からの突然変異によってΩ(オメガ)と診断を受けた星(せい)。
教師になるという夢を諦め大学も中退し、環境や生活が変わる中、
年下の幼なじみ陸(りく)だけは、以前と変わらなく接してくれていた。
そんなある日、バイト先のα(アルファ)に星は襲われてしまいーー。
絶望から見えたった一つの星とは! ?

表題作みつけて一番星

大学生、星の幼馴染,α
突然変異でβからΩとなった

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数3

じんわりと胸に響くオメガバース作品。

千葉こはく先生の初コミックスです。

教師を目指す星くんは、突然変異でβ→Ωになってしまいます。
Ω性は教師になることは出来ない世界で、「俺の夢は持っていても仕方のない荷物になった」と諦める姿が、とても切ないです。

オメガバース作品において、番になる場面は1つの山場だと常々感じております。
しかしこの作品は、陸くんと星くんが番になる描写は僅か4コマ。
大変あっさりとした印象を受けました。
この場面は「もう少し厚みを持たせて描いても良かったのでは……??」と思います。
しかしこの点を差し引いたとしても、オメガバースの光と闇を繊細に描いた、素敵な作品だと感じます。

陸くん視点の描き下ろしまで読むと、一層心にじんわりと響きます。
この描き下ろしを読むことで、陸くんが星くんに自分の性を隠してきた理由が明らかになりますので、本誌で既にこの作品をお読みになった方も、単行本をお迎えすることをおすすめ致します!!

3

ピュアかわオメガバース

とても可愛いオメガバース作品でした。
中身の絵も表紙の可愛い絵柄と変わらず、ふわふわした印象を与えてくれます。完全なる表紙買いでしたが、内容も幼馴染ものの王道オメガバースといった感じで大満足でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

突然変異でΩになった星は、Ωであることに引け目を感じながらも、清掃のお仕事をしながら頑張っています。そんな彼の心の拠り所が幼馴染の陸でした。
陸はαであることを隠して、星と接していました。でもだまそうとしているわけではなく言うタイミングを逃しただけのような感じです。

そんな2人の関係が発展したのは、突然変異のΩであることから遅れていた星の発情期がきたこと。かといってすんなりとくっつくわけでもなく...

星視点で話が進むので、Ωであることへの葛藤や陸に対する思いなど応援したくなる健気さに溢れていました。星がレイプされそうになる場面が2回出てくるので、未遂ですが注意が必要だと思います。

紆余曲折ありながらも、最終的に番になるのですが、首筋を噛むタイミングが唐突(αから突然噛まれる)なので、その部分が気になる方は注意が必要だと思います。両片想いなので2人的になにも問題がなく、私は読んでいて違和感を感じることはありませんでした。

Ωな星ですが元βだからなのか、弱いわけではなく、しっかりと自分の意思を持ち抵抗していける強い子です。
読後は幸せになれてよかった~!と安堵の気持ちでいっぱいでした。

描き下ろしに陸視点の話があり、本編の補完がされてより面白かったです。

7

星はあんまり関係ない

タイトルに「一番星」とありますが、表紙イラストにその兆候が出ていないように、登場人物が星好きだったり、二人の関係に星が関係するわけではなかったです。

変異性でΩになってしまい教師という夢を絶たれて落ち込む主人公・星(受)と、そんな彼を慰める年下の幼馴染の陸(攻)との恋愛ストーリーです。

星は仕事先や陸の学校で襲われたりもするのですが、友人や星の助けも入りますし、二人とも一図ですし、初恋を叶えたというほのぼのとしたオメガバースでした。

ここがこう、というポイントが浮かばない平均的な印象だったのです。ただ、星を襲わせた友人をすんなり許したり二人ともほんと善人なんで、インパクトの強い作品に疲れた方にはおすすめかもと思いました。

0

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