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触れて確かめないと――
konpeki serendipity
夏に読むにふさわしい本でした。絵柄が好みで、絵を楽しむ作品。
お話はというと色んな要素がどうにも宙ぶらりんのまま終わっていったなと。寛治はサーフィンに打ち込んでるって散々言ってるのにサーフィンシーンがほぼ出てこず、兄が何者なのかも家族との関係性も、講演で出会った外国人も起承転結の起だけ提示され(こちらはどうやら「ロジカルオリオン」を読まねばならないようだ)…佐和も結局絵を描いてるシーンはほぼなく…お互いが惹かれ合ったことは分かるけれど、全ての要素が世界をオシャレに見せるために出てきてそのまま流されていった感じで、どうもすっきりしない。
同人誌の再録集ってことならまだどうしてこうなったか分かるものの、そうでもないのかな?
普通な設定ですけど、アムコ先生圧倒的に画力とキャラクターの性格を勝ちました。本編でエロはありませんが、描き下ろしちょっと良いエチシーンがある。
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改めて読んで、圭一くん素直でかわいい過ぎ><寛治くんサーフィンの姿もカッコいい!!かわいい、カ ッコいいだから彼らの続きを読みたいです。
編集部の皆さんお願いします。先生に伝えくださいspinoffやストリート再開もいつまでも待てます。
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それと、カバー下をお見逃しなく! ☆
サーフィン好きで日焼けした褐色の肌、
チャラそうにみえて実は誠実な寛治と
少し個性的、可愛い容姿に似合わず渋い口調で
歯に衣着せぬ物言いの佐和。
海辺の街に住む2人の高校生の爽やかなお話。
美術部の佐和は海の絵を描くために納得いくまで
調べようとして海に入って溺れてしまった所を
寛治に助けられ、そこから近づいていく2人。
寛治はお兄さんの事でやや複雑な家庭環境なんですが
普通なら踏み込むのを躊躇しちゃいそうな所を
一本芯の通った佐和は臆する事無く意見をぶつけて
それが寛治の抱えていたもやもやを晴らして
一歩踏み出すきっかけになって。
そんな佐和とのやりとりから
自分の気持ちを押し殺さず、ありのままでいたい、
佐和と仲良くなりたい、そんな自分を知ってほしい
と年相応の感情を出せるようになっていく寛治。
佐和が海のスケッチで悩み書きあぐねている時は
寛治の経験をふまえた寄り添ったアドバイスで
佐和が本当に描きたいもの=寛治への気持ちに
気づくことになって…
2人が補い合って成長して惹かれ合っていく様子が
丁寧に描かれていて、2人の豊かな感性が溢れて
お話全体がキラキラ彩られていました。
書き下ろし「one day」
えっち中に寛治の身体を見て触って確かめたい佐和。
最中は眼鏡をかけられないから不便だとコンタクト宣言。
眼鏡は心の壁だったけれど、それを外してでも
寛治の身体を全て見たい知りたいという
リアリティ追求型な佐和でした♡
このブルー系水彩風カバーイラストに高校生同士の青春ラブときたら、これはもう性癖レベルで即買いパターンの本ですが、大当たりでした。
とにかく、高校生の二人が、恋と一緒に成長していくストーリーがとても良かった。
絵も好き。
お顔とかはちょっと個性的だけど、体の動きやそれをとらえる視点、そこここに挟まれる人物以外のカット、かなり詳細に描き込まれているはずなのにうるささを感じさせない背景と、背景なしのコマのめりはり。
本編ストーリーは、二人がちゃんと恋を自覚して恋人になるまでの話なのでエロはありませんが、描き下ろし部分はエチシーン。
この二人だったら、探求心とやさしさで、こんなセックスしそうだなって思えて、これもよかったです。
お兄ちゃん編はうって変わった内容なようなのでそれも楽しみ。