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親友を守ると誓うアルファ×オメガ化した優等生 「俺はαでないと、いけないのに――」
kimi wa alpha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイトルで分かるかと思いますがオメガバースものです。
桜満開の花びらのなかバックハグで艶かしい2人が描かれていて美しい表紙です。
金髪の子がふんわりしたわんこ系ですが攻めで黒髪の子方が大人っぽいクール系ですがΩ化してしまう受になります。
オメガバースものはまず冒頭で数ページにわたり説明がありますがこの作品はいきなり始まります。
なのでオメガバースを読んだ事のない人は分からないかな?っと思いましたが、セリフやフキダシで結構上手く説明してますので読みながら理解出来ると思います。
オメガバースでなければ普通の可愛らしい学園純愛ラブストーリーです。
オメガバースとしても、オメガ化や薬の研究といった結構よくある設定で特にひねりはないですが‥。
私は基本、王道好きなのでお気に入り作品となりました(^O^)/
好きな子を必死で守ろうとする誠実さや、大事な時には助けに来るヒーロー設定は大好きです。
何だかんだいってもやっぱり恋愛ものは王道が1番!と思われる方にはいいお話かと思います。
絵柄は凄く好みと言うわけではありませんが綺麗な方なので読みやすいですが、ただ少し残念なのは絵の迫力がイマイチ足りないかな。
ここぞというシーンにバッと引きつけるクオリティの高さが出てくると素晴らしいと思います。
まだまだ、若い作家さんだと思いますので、これから更にいい作品を書いて下さると嬉しいです(⌒_⌒)
高校生が主人公のオメガバースもの。
舞台はαの生徒だけが通う名門エリート男子校。
主人公は、ちょっとお調子者の亮太。
しかし、親友で優等生の隼也に突然Ωの発情反応が起こり…
本作の独自設定は、「突然変異」。
亮太と隼也はこの事実を隠そうと協力して行動したけれど、発情の回数が重なるうちに隼也にはΩとして亮太が欲しい衝動が湧き、学校の周囲も隼也の様子が変化していることに勘づき始め。
そして遂に学内で急な発情が起きてしまう隼也!
…という感じで、正に切ない系のオメガバース正統派、といった印象の作品です。
他のα生徒に襲われかける隼也。
助けに入るも自分まで拒まれて自分も襲いそうになる亮太。
隼也絶対絶命!
…というハラハラもキッチリと入り、想い合うαとΩの最良の解決、つまり「番」へ。
…はいいけど、校内でいきなりかい!
そしてストーリーは7年後、Ωでも一緒に同じ研究所に就職して共に暮らす姿が2人の選択の正しさ、世間の変化を表していますね。
きちんと好き合う2人が結ばれてハッピーエンディング。読後感良しです。
「萌」で。
入学式の日、亮太は初めて隼也と出会い「相手は運命の番ではー…?」と感じます。
でもすぐに「ここはαしか通えない学校。つまり彼もαだ。番である訳がない」と気づくのです。
隼也はα優位な世の中を変えたいと考えており、将来は父の研究所(父も兄もα)で、αが自分のラット化を抑える薬を開発したいと思っています。
Ωばかりが抑制剤を飲み、コントロールしなければいけない現状。
しかし不定期にヒートが起こるΩも多く、事件も多発していたからです。
しかもその場合、Ωが泣き寝入りするケースばかり。
αだって自分で防御し、αとΩの両方が傷つかない世界にしたい。それが隼也の夢。
亮太はこの隼也の人柄にも惹かれ、番にはなれないけれど、親友としてずっとそばにいたいと思っています。
この隼也の考えには、理解を示すクラスメイトもいれば、目の敵にしている人もいます。
ある日隼也が自転車で事故に遭い入院。
大事には至らなかったものの、病院で輸血を受けます。
しかしそれ以後、隼也の体に異変が…というストーリーです。
読んでみると、まずちょっと絵が少女漫画チックというか、下手でもないけど上手くもない絵…ですね。
あと展開もトントン拍子というか、先が読めてしまうストーリーです。
隼也がΩ化して、αしかいない学校だから危ない目に遭って、特に隼也を目の敵にしている連中とかね~、でも最後はちゃんと亮太が助けてくれて、番になって~と予想していたら、まさにその通り。
でもまあ、番ではないと思ってからも隼也と接する内に、性別関係無く隼也自身に惹かれた亮太。
Ωになってから亮太に惹かれ、「こんなに亮太に惹かれるのは、自分がΩだからだろうか?」と悩み、でもそうじゃない、亮太がいいんだと気づいた隼也。
性別関係なく、お互い自身を好きになったんだということを描きたかったんでしょうね。
まあこの二人は運命の番なのだと思いますが、そうじゃなくても惹かれ合っていたんだよと。
二人がつるんでいる二人のクラスメイトはいい奴なのですが、隼也を目の敵にしている3人組がね~、ほんとにクズです。
根っからのクズ。多分一生クズなんだろうなと思わせるキャラクター。
ストーリー全体として、あらすじや設定の割にありがちで、展開も読めてしまうのが難点かな。
でも私は「つまらなかった、読む価値無かった」と思う作品ははっきりと言いますが、そこまでではないです。
まあサラッと読む分にはいい。読み返しはしないけど。