恋するインテリジェンス 6

koisuru intelligence

恋するインテリジェンス 6
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神346
  • 萌×265
  • 萌11
  • 中立3
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
37
得点
2026
評価数
431
平均
4.7 / 5
神率
80.3%
著者
丹下道 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
恋するインテリジェンス
発売日
電子発売日
価格
¥760(税抜)  
ISBN
9784344843424

あらすじ

N国外務省では色仕掛け任務のため、男性分析官は男役と女役に分けられ「バディ」となり組織的にH訓練を行っている。また、10期ごとに直属の上司・部下の関係となり、グループ単位で任務にあたる形態をとっている。外務省国際情報統括官組織 第二国際情報室所属・118期の柳介次と先森篠雅は128期の色任務指導教官をしているが、同期の各バディがそれぞれ仲を深めていくのに対し、二人は極端にクールな距離を持ち続けていた。そこには先森が抱えた重い意識が関係していてーー!?

表題作恋するインテリジェンス 6

34歳,外務省分析官,CⅡSET教官
34歳,外務省分析官,CⅡSET教官

その他の収録作品

  • 俺だけが知ってる先森のこと
  • カバー下漫画

レビュー投稿数37

外務省チーム、大ッッ好きだーーー!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+

描き下ろしまで丸っと1冊 柳×先森編+゚。*(*´∀`*)*。゚+
そして外務省チーム118期・128期に加えて秋草室長世代の108期登場…!
外務省ファンには堪らない6巻です♪

外務省チームの現在と過去。
何が先森を頑なにさせて、何が歯車を狂わせる始まりだったのか。
色んなことが明らかになっていきます。

ちなみに土門VS円パパシリーズがとうとう消えました(;ω;)
うーん残念。円パパ元気かな…。
カバー下は5巻カバー下の続きでした♪

恒例の雑誌連動企画:応募者全員サービスは今回も実施されます。
毎度ボリューム大のペーパーですのでお見逃しなく♪
(応募締め切り:2019.2.8 /必着)


◆柳×先森編

任務終了後のホテルの一室。
柳はいつものように明るく振る舞い先森を口説きますが、いつものように一刀両断する先森。
2人の間に流れる空気に見えない分厚い壁を感じて切ない静けさが漂います。

そんなある日、柳が任務中に負傷したと緊急連絡が入ってーーー。

部下や同期の前ではいつも通り平静を保つ先森でしたが、1人になると震えが止まらず。
命に別状がなく大きな怪我ではないとわかってても柳が負傷した事実がトラウマを思い起こさせます。

先森は新人時代に直属の上司である秋草とともに任務に出向いて、不慮の大きなトラブルになってしまったことがありました。秋草からは何度も何度も「俺の言葉に従って行動しろ。裏切りは絶対許さない」と言われていて 先森はそれに逆らう意思は全くなかったけれど、その一件で初めて命令に反してしまいーーと展開します。


前半は128期がワチャワチャとオバカ発揮してて微笑ましいです。
実習だというのに私情にかられ(主に武笠がw)グダグダな空気の中、
ビシッと空気を一変させるレクチャーを見せる柳と先森がすンごくカッコイイ!!!!
10年キャリアがあると全く違いますね♪
128期がお子ちゃまに見えてくるよ…。(108期からは「孫」と言われてたw)

事件が起こる前はごく普通に仲の良いバディだった先森と柳。
それが拗れてしまい、118期の面々は遠くから見守ってるような優しさを感じます(∩´///`∩)
特に柳が負傷して先森が大ダメージを喰らってるシーン。
先森の心情に気付いてるんです。でも無理に元気つけたりとか、柳の元へ向かわせようとしない。
藍染以外には何にも興味を示さないような鶏楽がボソッと病院名を告げるのは胸にグッときた!!

もうね、めちゃくちゃ良いよ、118期。
大ッッッ好き。
ちょっとしたシーンですら胸鷲掴みされる。
128期よりアダルトで、108期ほど達観はしていない。
まさに30過ぎて一番脂ののってるイイ男勢揃いでほんと堪んない////

で、鶏楽や桃月や千散や眞御が良いアシストしているというのに…針生篤ぃぃぃぃ!
眞御ちゃんに大セクハラかまして武笠ドン引きですw
おバカなはりゅ好きだけど、これはヒドかったw
柳のイイ男っぷりがどんどん上昇する中で、はりゅうの最低っぷりも上昇です(爆)

今回少しずつ登場し始めた108期にも注目。
怜悧な美貌の唐式さんはBC!秋草室長もBC!ヾ(*´∀`*)ノ
はりゅの上司・坂遊さんはどんなキャラなんだろうか?ワクワク
勝手な想像だけど鶏楽×藍染編では108期が絡んでくると信じてる←

さて、メインの柳×先森。

柳がめっっっっちゃくちゃイイ男です。
ひたすら優しくて懐が広くて辛抱強いのが伝わります。
事件からだと約10年近くの月日が経ってるのでしょうか。

もしかしたら先森からの恋愛感情はもうないだろうと片隅にはあるけれど、
それでもまたいつか先森が腕の中に戻ってきてくれると信じて待っているのが…(;///;)
けれど無理強いはしない。
先森の心の整理がつくまでひたすら「ずっと待ってるから」と。。。

柳の一途で献身的な愛情が優しくて優しくて…。
十字架を背負ってる先森はそれが余計に辛かったのかもと感じました。
柳と先森の関係は思ってた以上にセンシティブで限界ギリギリのラインにいるのが切ない。
きっとそれを見てることしか出来ない118期たちも焦れったかったと思います。

先森は一見冷たくあしらっているようで、内心は柳の心配をめちゃくちゃしてるのが良いです!
口は悪くても後輩の面倒見が良くてさりげない気遣いがあって優しい男でした。

で、先森が素直になれた瞬間はもぅもぅッッッ!!!!
萌えで昇天ですよ!!!!
ン年ぶりの久々のキスがいきなりガッツリ舌絡めててヒェェェェ(∩´///`∩)
2人でシャワー浴びてるシーンは神々しささえ感じてしまったよ…。
そもそもこのラブシーンは読者的にも年単位で待ち望んだヤツですからね!
見てる方もソワソワドキドキハァハァが止まらない////

柳&先森、おめでとーーーーーー!!!!

◆俺だけが知ってる先森のこと(描き下ろし)

本編だけでもかなりのボリュームなのに、描き下ろしが25Pもある(´⊙ω⊙`)
え、丹下さん大丈夫かな…?ちゃんと休めてる…?
最終回掲載の翌月にコミックス発売ってかなりハードだよね…??

内容は、ほぼほぼエッチしてました♡
恋人関係に戻ったあとの先森の少しぎこちない感じが可愛い(∩´///`∩)萌

口が悪く悪態つく先森だけど、それでしおらしくなる柳ではない。
危険な任務後にみせる先森の優しさにどんどんつけ込んでいってますw
で、先森をイかせまくってイキっぱにさせてあらまぁまぁ////
イキまくって飛んでるのに「黙れ」「ふざけんな」「ころす」言い続けてるのが可愛い///
ラブラブご馳走様~な後日談でした♪

◆カバー下漫画

BCの毛問題アゲインw
他のBCが毛をどうしてるか本人に聴けず、TCに聞きに行く迷走藤野。
アンダーヘアの生き残りを探る戦いに笑いましたヾ(*´∀`*)ノ

武笠大丈夫かな?心配になるレベルでアホになっておるw
そして武笠への苦情はすべてはりゅの元へw がんばれはりゅ…!

38

いるいる

追記:
誤解される書き方しちゃったかもm(_ _)m
128期も108期も大好きですよー!!
年代によってキャリアの違いがハッキリしてて、
それぞれの魅力があって大好きです(∩´///`∩)

柳の愛に泣きました

私はこれまで、深津編が一番切ないと思ってたんですよね。
深津があのボロ屋で一晩中、武笠を待ち続けるシーンなんかを思い浮かべるだけで、未だにジワッと涙が出て来てしまう。
ついでに武笠にギリギリしてしまう。

が、今回ですね、それ以上に切ない思いをしました。
誤解からすれ違ってる二人と言うのも切ないんだけど、互いに想いを持ち続けながらも共に居られない二人と言うのは更に切ない。

これまで常に強気で、迷いなんて見せずに来た先森。
そんな彼の背負っていたものー。

また、先森の近くで、常に明るく見守り続けた柳。

なんかもう、この二人の真実が分かった時、とにかく泣けて泣けて・・・。

柳の愛がとにかく深いんですよね。
よく、見返りも求めず与え続けるのが愛だと言ったりしますが、柳はまさにそんな男だったんですよ。
チャラついた外見からは想像もつかない、懐の深い男だったんですよ。

過去にがんじ絡めの先森が痛々しくて仕方ないのですが、ひたすら待ち続ける柳も切な過ぎるんですよね。
「ずっと待ってる」と語る柳を見てると、もうボロボロ泣けちゃって(ToT)

そして、これまた切ない秋草室長の過去ー。
私はこれまで、横暴でやりたい放題の彼の事を、ギャグ要員だと思ってましたよ。
あの眼帯や手袋だって、キャラ付け以上の意味なんてないと思ってましたよ・・・。
そんなだったので、予想もしてなかった彼の過去に、もう必要以上に衝撃を受けてしまって。
丹下先生の作品ですが、キャラの一人一人にドラマがあるんですよね。
1巻から読んできて分かってたはずなのに、今回もまんまとやられてしまいました。


ただ、凄く切ない分、二人が結ばれるシーンには感無量でした。
やっと報われた柳に「良かったねえ!」と。
やっと柳の元に帰れた先森に「良かったねええ・・・っ!!(ノД`)」と。
もうこのシーンだけでボロボロなのに、この後の秋草室長とのエピソードで涙腺崩壊ですよ。
秋草室長~っ! もう一生ついて行きます。

ところでこちら、読み終えてからもう一度読み直すと、細部にまで張り巡らされた伏線なんかに驚かされる事となります。
いつもチャラチャラと軽く見えた柳の、不意に見せる陰りのある表情ー。
秋草室長の揺るぎ無いセリフ。
最初に読んだ時はサラッと流していたこの部分で、2回目ではホロリと来てしまう・・・。
いやもう、丹下先生天才ですよ。

私はレビューを書くのが大好きでして、まぁ下手の横好きてヤツなんですけど。
今作でもこの想いを訴えたくて仕方なかったんですけど、レビューを書こうとするたびに泣けちゃうんですよね。
ガチで。
うん、本当、素敵な作品でした。

30

秋草室長!!!

柳先森はもちろん最高だったんですが、自分が一番撃ち抜かれたのは秋草室長でした。
自分を大切にしない兄貴分(親?母?)は受けと自分の中で決まってるので
もう丹下先生ありがとうございます。

我玄が内調に行ったのって室長を守るためですよね?
無理な任務まで受けてしまう秋草のために政治家のブラックリストを作って危険な任務は内調の許可がないと受けられない制度を「最近」作って…
これ作ったの絶対我玄さんですよね!!!

もう最終回でいいから室長のエピソードお願いします…
柳先森も最高すぎたんですが(特に書き下ろしが最高でしたかわいい&雄み)室長に全部持ってかれました。

何回読み返しても面白いBLってそうそうないから(あっても途中で失速しちゃったり続きが出なかったり)ずっと続いて欲しい気もするけど、先生のいけるとこまで好きなこと書ききって欲しいです。次も楽しみです!!

26

神の上があったなら

素晴らしかった!書店に走ってよかったです!
先森さん大好きな身としては、待ちに待った第6巻!
本当は電子化されるのを待つ予定だったんです…でも無理だったぁ〜。耐えきれず…

まず手に取った瞬間「ぶ…分厚い!幸せ!」と感動。
前巻発売からそれほど経っていない刊行にも関わらず、これは嬉しいサプライズ。

今回は柳×先森のターン。
ってこれ、柳のターンだよねぇ⁉︎
完ッッ全に柳に持っていかれました…心が。

勝手なイメージですが、柳×先森の2人は人前ではクールながらも成熟した関係のカップルだと思っていたので、最初は2人の妙な距離感や先森→柳への冷たい態度にいささか驚かされました。
(既刊でも冷たくしているシーンは結構ありましたが、本当にここまで遠い関係だとは思っていなかった…)
そこから、思いがけない先森や秋草室長の重い過去のシーンへ…

一冊すべて2人のエピソードが語られ、とても読み応えがありました。
ツンデレどころか1000ツン1デレくらいの先森と、それを丸ごと愛するハートの強さと愛の深さを持つ柳。
一気に柳ファンになったこの6巻でした。

このシリーズについてとにかく言えるのは、BLとしての萌えを抜きにしても、"読み物" として抜群に面白いということ。
冒頭の任務シーンではスリリングにセクシーに今回の主役2人を登場させ、次の実習場面ではエリートたちによる真面目なんだかお馬鹿なんだかわからないやり取りに笑わされ…
一冊まるごと、どこを読んでもじっくりと楽しめる作品だと思います。

今回エロはこれまでの巻に比べると少しはおとなしめかな?
先森の口の悪さと柳のあまあまっぷりの対比は際立ちますが、他のバディのセックスが変態的なので、今までより描写はわりとあっさりしていると思います。
↑あくまで「同シリーズ比」ですが。

恋インの変態的な言葉責めとか、擬音で埋め尽くされた画面とか、他作品にはない独特のエロさが大好きな私には少々物足りない?と思ったら【俺だけが知ってる先森のこと】内で擬音まみれエッチを見ることが出来ました。
丹下先生、ありがとうございます。

今回、108期まで続々と登場し始め、この先どうなるのか楽しみで仕方ありません。
個人的には、今回過去が掘り下げられ、一気に人物像が見えてきた秋草室長と我玄の2人を追いたくなりました。
(今のままでは切なすぎます。この2人)
128期の20代グループから108期のおじさまグループまで、魅惑のキャストたちから目が離せません!

25

無精髭の麗人

 不覚でした。ホントはこの6巻、塩対応の女王・先森と、我慢の漢・柳カプに苦節十年(?)、ようやくめぐってきたリスタートの物語を存分に楽しむはずだったのに。確かに柳はどこまでもイイ男で、報われようが報われなかろうが先森ひとすじで。(「俺にだって限界がある」という柳のセリフを先森は誤解して、「柳がよその誰かのものになっちゃう」とひそかに胸を痛めてたけど、彼の限界って、先森を好きな気持ちがあふれて自制心をふっとばしちゃうって意味しかありえないでしょ)先森は先森で、冷たい無表情と容赦ない毒舌の下に、昔柳にもらったガオガオを大事に抱きしめてる乙女な素顔を隠し持ってて。きっと柳に言えないあれやこれや、見せられない泣き顔まで、代わりに全部この子に受け止めてもらってたのね。柳が先森カワイイを連呼する気持ちもわかるけど。苦節十年の純愛に免じて「うざっ」とか思わないでやるけど。

 それでも私にとってこの巻の主役はこのふたりじゃなかったの。限界まで着崩したスーツに無精髭。黒革の眼帯と手袋。高級官僚どころか、どう見ても正業に就いてる人には見えない圧倒的な胡散臭さ。いつも無理難題を突き付けて部下の困った顔を見ては悦に入ってるような変態ドS上司。そう、あの第二室室長秋草千愛氏(44)その人ですよ。これまで完全に単なる「上司枠」でノーマークだったのに、まさかの現役バリバリ、しかもまさかのボトムキャスト。ついでに真正の女王様受け。まさかまさか、彼の色香にクラクラさせられる日がこようとは…

 といっても、今回、彼の濡れ場があるわけじゃないんです。10年ほど時をさかのぼり、彼がトレーナーとして入省間もない先森を連れて出た現場は、一つ間違えば国益と自分の命を引き換えにしなければならないような、諜報活動の最前線でした。極限状況の中で彼が見せた肝の据わりっぷり。向けられた銃に飛びつくときでさえうっすらと綺麗な笑みを浮かべて。結果的に彼も、彼のバディである我玄も、この現場で重い傷を負い、大切なものを失って、関係を解消せざるを得なくなるのですが、つらい別れも誰のせいにするでもなく、黙って自分の胸ひとつで受け止める。そして室長となった現在。部下に対してはイケズするばっかじゃなく、一人ひとりに目配りがよく利いてて、肝心なとこをちゃんとつかんでる。先森がずっとあの現場での判断ミスを負い目に感じてて、そのせいで柳とも距離を置いてるのを知ってて、その呪縛を解く一言を与えてやれる。何これ⁈ もう理想の上司じゃん‼

 そういう目で見始めると、現在の彼の無頼系ファッションすら小汚く見えなくなるから不思議です。久々に再会した我玄が「お前はずっと変わらずきれいだ」とか言うのに思わず激しく同意しちゃいましたもん。次はこのふたりの続きのお話も読みたいなあ。もちろん、濡れ場ありで。いつも少しだけ丹下作品で残念なのは、エッチシーンになると攻めが少々変態じみたり、受けは受けでいつものきりっとした感じがまるで失われて過度にぐずぐずになったりするとこなんだけど、きっと室長ならどんな快楽の絶頂にあっても強くてきれいな女王様のままでいてくれると思うので。

21

恋インで泣くとは笑

涙もろい方ではあるのですが、まさか恋インで泣くとは笑。
尊敬する上司、秋草の取り戻せない傷と我玄との別れの原因になってしまったという自責の念から、柳との関係を遮断した先森…
というプロットがそもそも切ないのですが、そのストーリーの表現の方法が手練れでいらっしゃる。先森の表情ひとつひとつはもちろん、柳、秋草それぞれの表情や距離感、先森の秋草への尊敬や思慕を感じさせるシーンなど、いちいちニクイ。
前のレビュアーさんのご指摘にもありましたが「俺にだって限界がある」という柳のセリフ、これが2人の関係を大きく変化させるトリガーになるのですね。柳は「我慢できずに襲っちゃうかも」という意味で言っているのだけど、先森は「お前を追いかけるのをやめるぞ」と受け取ってしまう。好きだから、お互いを大切に思っているからこそ生まれる意味の取り違いが、また切ない。ちょっとした映画1本見たような充実感がありました。
そういえば、ストーリーが多くて重い半面、エロは恋イン史上では珍しく?比較的ノーマルに近いものなのでは…。とはいえ恋インシリーズですのでたっぷりエロくはありますが笑。
もちろん、萌えも大変なことに。先森がぎゅっ、と抱きしめて眠るライオンちゃんぬいぐるみがかわいらしくて、グッズ出たら絶対買う!って思いました。
あと脇のはりゅまおCP、武深CPがいちいちかわいらしいやらおかしいやらで、それも楽しかった

19

重い十字架を背負っていた男を、ずっと愛して待っていた男!

柳×先森編、完結です!
愛してるアピールがうざい柳を冷たく突き放す先森さんはイチオシキャラなので、柳×先森編がきたときは小躍りして喜びました!

でも、、、先森さんは重い十字架を背負っていたことがわかり、柳×先森編、予想外にシリアスでした。
雑誌でずーっと追いかけていたのに、一冊まとめて読むとまた感情が溢れてきます。


ミッション終了後、上司からホテルに泊まっていいOKをもらった柳は、先森さんと同じベッドで過ごすために、くどくうっとぉしく長台詞で誘いますw
(熟読すればするほど、こいつバカだなって笑っちゃう長台詞です!)
でも先森さんは相変わらず冷たい。

IⅡSET講習では、先森さんが ”男をメロメロにする技” を伝授するといってピョンピョン跳ねて浮かれている柳w
ほんと、こいつ先森バカだよ!って笑っちゃいます。

でも、この柳の先森さん大好きアピール、バカであればあるほど後で泣かされるんです!


柳がミッションで怪我をしても、先森さんは表面上は冷たい。
周りが心配してお見舞いに行こうと誘っても、先森さんは病院に行こうとはしない。
誰よりも柳を心配してるのは先森さんなのに!
本心では一番に駆けつけて、柳の無事な姿を見たいはずなのに!
一人影に隠れて、動揺してる先森さんが背負ってるものって???


まだ先森がトレーニング中だったころ、トレーナーの秋草補佐(※現・室長)に連れられて、緊張状態の某国に潜入するミッションに加わります。
そこでトラブルから秋草補佐が捕えられ、先森は秋草補佐の命令通り、他のメンバーと一緒に脱出しなければいけなかったのに、秋草補佐が捉えられていることを話して助け出すことを選んだ。

そして秋草補佐をかばってバディの我玄は負傷し、国益大事の秋草と大事な人を案ずる我玄は決別してしまって…
秋草補佐は片目を負傷し、痛めつけられた状態で、一人で逃げ出せるはずもなく、この時の先森の判断は絶対に間違ってないのに、先森はすべて自分のせいだと十字架を背負い、恋人的存在だった柳とはもう一緒にいることはできないと決断したんです…

我玄が負傷した時、「血を止めろ!死ぬな!」と台詞は高慢なのに、取り乱している秋草補佐が痛々しくて、二人の絆がわかるから、先森が重荷を感じてしまうのもわかるんですけど…
もう、いろんなことが辛い。


私は、ふざけた柳を冷たく突き放す先森さんが大好きだったんですよ。
でも、先森さんはその裏で柳を受入れちゃいけないって葛藤と戦っていたとは…
そして、柳のふざけた愛してるアピールは、そんな十字架を背負っている先森さんへ ”いまでも愛しているよ。待っているよ” ってメッセージだったんだとわかって、号泣しました…

柳はふざけたバカだと思いこんでたけど、愛する人のために道化を演じていためっちゃくちゃ良い男だったんじゃないか!


IⅡSET講習のとき、柳がつぶやいた一言「俺にも限界があるんだよね」、この時の先森さんは「俺にだって限界はある」と腹パンチを決めてましたw
でも、先森さんは柳を遠ざけつつも、それでも柳が愛してるアピールをしてくれる度に、まだ自分の居場所が柳のなかにあることを確認して安堵していたから、柳の「限界」って言葉は先森さんにどんなに突き刺さったことか…


柳を失うかもしれないと窮地に立ってやっと素直になる先森さんのかわいさったら!
せーいっぱいの気持ちを柳にぶつけるシーンは見開きでとても印象的です。
先森さんが自分で自分に科した十字架はとてつもなく重いものです。でもそれよりも柳への愛のほうがずっと重くて深かったんです!

柳が「しの(篠雅)」と名前を読んだ瞬間、二人が恋人的関係だった過去まで一気に時間が戻ったように感じられました!

先森さんは冷たくて意地っ張りだけど、本当は脆くて繊細な人…
そんな先森さんをずーっと愛して待ってきた柳、いつだって先森さんを受入れる覚悟を決めていたエピソードがかっこいい!
もうただただ二人には幸せになってもらいたい!


官能シーンは、浮かれて言葉責めをしてる柳を、やっぱり先森さんが叱りつける。
そして先森さんはイニシアチブを取ろうとするんだけど、完全に柳のペースに持ち込まれる。
なんだか、この二人らしいシーンだなっておかしさもあるんだけど、かつての二人はきっとこんな感じだったんだろうなって、なんか泣けてきます。

そして二人はやっと私が想像していた夫婦同然、ふざけた夫とクールでしっかり者の妻になってくれました!
二人の末永いお幸せを、いち先森フリークとして願ってやみません!

リンクスの表紙絵&口絵のウェディングを連想するイラストが心に残ります。
※リンクス2019年1月号と連動でペーパー全プレがあります。
 とらのあなで同時購入するとクリアファイルの特典が付きます。
 とらはA4サイズかな?ロゴ無しの丹下先生のイラストは必見ですよ!


あと雑誌で読んでいた時は、外務省の他メンバーもわらわら登場してきて、キャラ相関図を何度も見かけしながら読んで、柳×先森に集中して欲しい!と思いましたが、レアカップル小冊子を読んだり、過去の事件などがわかってくると、ここにいっぱい伏線張られてる!って緊張感が漂います。
次の新シリーズはどのカップルが来るのかな?
これからの官僚シリーズも楽しみです♪


2019/1/24にはペーパーワーク集が発売されるそうです。
そして設定資料集も追って発売されるとか!
恋インシリーズのキャラの多さは、久しぶりに見ると、あなたは誰?ってなるので、参考書が欲しくて欲しくて…
レアカップル小冊子や雑誌にバラけて掲載されているキャラ紹介や相関図が一冊にまとまるのをほんと待ってます!

18

読むたびに次巻が気になる!

 書店で購入。何度となく読み返す作品はやっぱり紙媒体に限ります。
 時系列で言うと、ちょうど5巻と重なるようになってるんですね。あの時実はこういうことでした~みたいな伏線回収が描かれてて楽しめました。

 今更ながらですが、恋インはそれぞれの話や人間関係が非常に緻密に絡み合い、関係し合っていることに関心させられた6巻でした。
 これまでチラチラっと描かれていたキャラクター達も細部まで練り込まれた設定があり、漫画上描かれていなくても、彼らはどこかで何かしら生きている(という表現があっているかわかりませんが)ことを感じました。
 まるっと一冊柳と先森の話でしたが、多彩な顔触れが登場して、秋草室長の108期官時代まで描かれてきたのにはグッときました。大人の魅力でしたね。彼ら世代に何があったのか、これまた強烈なインパクトを残していたので、いつか続きが拝読できるのかしら、とワクワクします。

 何があったのか気になる共威と黒瀬、どうしてこういう関係性になったのか気になる鶏楽と愛染、ミステリアスな春日と木菜の話も読みたくて仕方ありません。
 針生と戸堂、武笠と深津は安定の可愛らしさとほっこり担当になってて笑わせてくれますし、最高です。
 これだけ大勢の登場人物がそれぞれに魅力的ですから、本当に壮大な作品になりそうですよね。

 あと、今回の表紙がものすごくカッコよくて最高でした!
 これだけのボリュームの本を定期的に出版して下さるんですから、本当に先生に感謝です。お体を大切にして欲しいと切に願います。

16

ライオンのぬいぐるみ欲しいです

六巻は、今までになくハードボイルドというか、重い任務の話もあり、わたしが思っていたよりも、この世界の官僚の仕事って凄いのね…と汗かきました。わたしの拙い想像を超えた点では、柳のふだんのキャラから考えていた、エッチのときのキャラ。先森がもっと主導権もってるのかと思っていたのですが、しっかり柳がリードしていて、柳の男としての魅力というか、懐の深さに感服しました。
コミックスで、柳目線の先森をみられて、ホントに幸せです。そして、ライオンのぬいぐるみ、欲しいです!!

15

回数を増やす事に神になってます!

前回もレビューさせていただきましたが…
なんていうか、私の言葉だけでは言い尽くせないですね
5回は最高とか思ってたのに、今回も読んでたらさらに涙涙で(T ^ T)
柳は見た目に反してチャラ男っぽいのに先森に一途な感じに心打たれました(((o(*゚▽゚*)o)))♡
柳ファンです〜かっこいい
体型も、私の大好きなマッチョだし

ハグされたい〜〜〜(*≧∀≦*)
だけどだけど、柳は先森物ですぅ(笑)

秋草さん達との間柄も分かって来て、これからもどんどんお話が楽しみですね!

14

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