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見上げた幼なじみは、オスの顔をしていた──。
ai wo sagashiteru
水名瀬先生作品といえば、誤解を恐れずに言えば「攻めらしい攻め x 受けらしい受け」のカップリング、攻めは俺様系だったり執着系だったり、受けは美人で健気、が多い印象ですね。
しかし本作は、えらく男前な受けの登場です!
主人公は、仕事熱心、周りからも信頼あるリーマン・相馬勇太。
ある晩、仕事帰りの勇太は偶然年下の幼なじみ奏友(やすとも)に会った。小学生の時は遊んでいたけど中学に入ってからは疎遠になっていたが…
…という冒頭。
小さかった奏友は背も自分より高いイケメンになっていて、一緒に飲んで部屋に誘われて…
いきなりの強姦!です。
事後、奏友を殴り飛ばす勇太。
帰宅しても怒りの収まらない勇太は、場所を思い出しつつ奏友の部屋に話をしに行くのですが、何と家財道具処分の真っ最中。だが、奏友は大学もすでに辞めどこに住むのか決めてないと言う。
何かおかしいと感じた勇太は、面倒見のよさを発揮して奏友を自分の社宅にしばらく同居させるのです。
奏友の抱える複雑な家庭の事情と自分に向ける熱い視線に、だんだんと…
九条家という名門一家の末っ子だが事情を抱える奏友を助け、支える勇太。
勇太のおかげで家の問題もひとまず解決した奏友だが、勇太には一つ不満が…
それは…
奏友が手を出してこないこと!
両想いとなったら自分から「ヤるぞ」とリードする勇太。男前です!
奏友は当初のイメージより段々年下の甘えん坊、ヘタレの空気が出てきます。
何と言っても受けの勇太の潔さ一択。
水名瀬先生の美麗絵柄による美形2人の甘い結末は、読後感も良くスッキリ読めるお話でした。