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konnamono wa koidewanai
傲慢で奔放な兄×健気で意地っ張りな弟の義兄弟カップルです。
(同時収録は猫カフェ店員のお話でほっこり。)
政治家一族の金剛寺家に引き取られた光次。
兄となる惟雀を一目見て引き寄せられた光次と、同じく一目見た時から光次に執着する惟雀。
顔がよくモテるが経験のない惟雀に、「僕で練習する?」と誘ったことから始まる秘密の関係。
光次への想いを隠す意図などない惟雀に対して、自覚してはいけない恋の気持ちを抑え込む光次は、その想いに気づくことができず、体を繋げていてもすれ違う二人です。
惟雀に女性をあてがおうとする父親の意向や、光次の実親の登場で、想いを告げて関係を確かなものにしようとする惟雀と、許されるはずのない未来を拒む光次。
父親の壁や光次の苦悩をよそに「お前のためならそこそこ無茶ができる」と突き進む強気な惟雀は、何年かかっても親のことは何とかすると、二人で家を出ようと言う。
そんな惟雀の男前さと、涙ながらに受け入れる光次を見て幸せな気持ちになったのですが、次のページでいきなり数年が経過していて、二人が家を出る時とか、それからの暮らしが全然なくて物足りなかったです。
父親を説得したりとか、重要かつ惟雀の見せ場だと思うのですが…。むしろここからが本番では、と。
光次が引き取られた経緯や、死んだと思ってたのにいきなり現れる実親についても掘り下げられていないので、長編でしっかり読みたかったです。
アンソロジーのテーマに沿った連載に見られがちな、繋がりが悪く展開が唐突な部分があるのが惜しいところでした。
白髪綺麗な傲慢攻め×健気な黒髪受けが好きなのでカップルとしては大満足。
レンタルブックの試し読みで見て面白そう!と買ったのだけど、あんまり面白くなかった。
初回が一番面白かった、2回目3回目と回数を重ねても何も新しいものが出てこない。
この2人が結ばれるのにこんなにページ数はいらないでしょー?っていう。
攻めは受けが自分に惚れてるのを知ってた。そして自分が受けに惚れてるのを受けも知ってると思っていた。
でも受けは攻めのただの性処理係だと思ってた。
攻めがドSの俺様一方通行だったらこんなのもありえるかなぁ?と思うけど、この攻めさんは自信家ではあるけど優しいノーマル攻め。
そんなのでこんなにこじれるんだろうか?…とも思ったけど、幼馴染で16年以上一つ屋根の下に暮らしてるけど、ヤったのは数か月前らしい。
うーーん、だったらありえるのかな?
それと攻めが優しくない抱き方をするから口の中が切れるって、、、殴られてるわけでもないのに何で口の中が切れるの?
あとスラックスを穿いたまま上からケツを撫でられただけでイッてしまった受けの精子がスラックスの裾から流れ出てくるって、、絶対ないわ!!
受けがトランクス派だったとしてもありえん!
いくらドリームな世界でもシッコじゃないんだからありえん!
攻めが「スゲェ量」って笑ってるけど、私は笑えなかったです。