彼は天性の男たらしだ――

無慈悲な君はいつも正しい

mujihi na kimi wa itsumo tadashii

無慈悲な君はいつも正しい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
81
評価数
21
平均
4 / 5
神率
47.6%
著者
八幡永  

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784047353992

あらすじ

エリートサラリーマンの南野は高校卒業以来、10年ぶりに親友の七原に再会した。
そして無邪気に声をかけてくる七原に愕然とする。
七原に苦しい片想いをしていた南野は卒業式の日、七原に自分の気持ちをぶつけ、「おまえが男を誘惑している」と言って傷つけてしまったから――。
しかし七原が事故の影響でそのことを忘れていると知り――!?

表題作無慈悲な君はいつも正しい

28歳,商社マン
28歳,web系会社員

同時収録作品笑って、かわいいひと

高2
高3,司波の先輩の幼馴染

その他の収録作品

  • 素直な君がやっぱ正しい(描き下ろし)
  • カバー下おまけマンガ2P
  • 電子限定おまけマンガ1P

レビュー投稿数3

忘れられない恋心

あらすじにあるように、南野は高校の同級生、七原に片想いをしていて、卒業式のある出来事がきっかけで10年間会わずにいますが、偶然再会して、恋心が再燃します。ほんと、南野くんは七原のことが大好きなんです、忘れようとしても忘れられない。
再会をきっかけにまた七原と会うようになります。
七原は、男を惹きつける子、ということで、すごくモテます。現在も会社の同僚にそれとなくアプローチされてるくらい。卒業後の事故で記憶が飛んだ部分があり、当初は卒業式のことは覚えていないと言うのですが、実はちゃんと覚えてるんです。七原くん自身は、友人としての南野くんを大事には思うものの、南野くんの好意に応えられないと考えていて…それが、寝ているはずの七原への南野の「好きだよ」の告白を聞いてしまってから二人の関係が変化します。仕事も出来て誰にでも優しいイケメンの南野の、取り乱した姿をみて、七原も心を動かされていくのですが、「俺が責任とってやる」は良かったです。中身男前な受け、サイコーです。
全編、とにかく南野が七原を好きで、本当に一途。念願の?初エッチのときは「かわいい」連発で、こういう攻めいいです。
そして、七原も、付き合うとなってから南野のことで不安になったり、ちゃんと恋してます。
電子特典は、甘々な二人の日常で、南野くんの長い恋が実ってこちらも嬉しくなりました。

4

恋愛してるもだもだ感

男にモテる受けを守りつつも実は欲情していた攻めは卒業の日に感情をぶちまけて疎遠になっていたけど…という再会BL
攻めばかりがどうしようもなく好きなのかと思ったが、もだもだの末くっついた後は受けも好き好きオーラが滲み出てて嬉しくなった。

1

うーん。ちるちるさんの言う、『勘違いラバー』と謳う程では無いかも。

天然の『人たらし』という設定の七原は、BLあるあるで、電車で男から痴漢されたり。
同級生に迫られていたり、会社の同僚に「色目使われてんのかと思った。」と言われたり、する。
しかし、七原は所謂『魔性の男』では無さそう。友達も多くて、人好きもする。意味ありげに見つめたり、流し目を送ったりしているわけでは無いし。
そして、10年もの間、南野を悔恨に陥れていた、「男を誘惑している」発言を事故で忘れたという。何の事故だったのか。記憶障害というほどの事でも無く、日常生活に支障がある程でも無く。
もちろん仕事にも、社会生活にも支障は無い。
南野が10年もの間、その悔恨と、友達である七原に恋していたことと、欲情していたことを悩んで拗らせていたのに。七原の方では半年前には彼女がいたのだ。そう、男を誘うつもりですら無い。彼は仕事が忙しくて別れてしまったけれど、フツーにノンケなのだ。
勘違いにも何にも見えない。七原に不思議な色気など、私には感じられなかったな。
そんな事、くだくだしく言わなくても、ただただ、南野が一途に七原を好きだった。ただそれだけの話なのだ。記憶障害とか、誘うとか、ミスリード。逆にそういう設定を活かしたストーリーを読んでみたいな、と思っちゃった。

だいたい、『無慈悲な〜』っていうタイトルは某有名作品を想起させる。そちらにはそれこそ、その眼差しで男を誘う魔性の男が出て来るので。比べちゃいけないんだけど、七原の色気なんて、まだまだだよ。って、どうしてもね。

同時収録は寂しげな表情の好きな人の笑顔を見たくて。「笑って、かわいいひと」
先輩の幼馴染で、寂しげなきれいなあの人の笑顔を見たくて。やたらポジティブに迫ってくる可愛い司波。ツンデレの早河の表情を曇らせている事とは。年下の司波が優しく温かい。ショートストーリーなので、パタパタっと終わってしまうけれど、人を好きになってしまうその瞬間を切り取った、切な甘い物語でした。

3

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