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fukugyo de hero yattemasu
2018年の作品です。元気が欲しい時に読んでいます。読み返すたびに「好きだなあ」と思わされる作品です。なかなか素直になれない受けと、まっすぐな攻め様に萌えます。
受けの三崎の心情が丁寧に描かれていて、何度自分の心を否定しても、やはり藤堂のことが好き、彼に惹かれる気持ちを抑えられないというところが好きです。
攻めの藤堂も、まっすぐで、懐が大きくてとても良い人です。ふたりには、幸せになってほしいです。
脇の小野寺、菅生も大人の男でかっこいいです。
ままはら先生のイラストもぴったりです。
とても読み易くて面白い作品でした。
題名からコメディ-タッチなのかと思いきや、そんな事もなく事件や事故を解決する様子にハラハラしながらページをめくる手を止められませんでした。
三崎は不動産会社の営業をしながら、呼び出しを受けると特殊なスーツを着て現場に駆けつけるヒーローのダークジャガーなんです。だから会社では目立たないようにして極力他人と関わらないようにしています。
そんな三崎に何かと関わって来るのが先輩の藤堂なのです。見た目も性格も良い人気者です。三崎は遠ざけようと冷たい態度を取るものの、藤堂はへこたれないのです。
しまいにはダークジャガーは三崎だと気がついて現場にまで現れます。藤堂は三崎の事が好きで自分より強いヒーローだとしても守りたいと告白します。
そして殺人ウィルス事件の時には三崎を助けて、一時は感染して危険な目にも遭うのです。退院した藤堂に三崎は自分の気持ちも伝えて2人は結ばれるのでした。
三崎は兄の敵討ちの為にダークジャガーとして活動していましたが、藤堂と想いを交わした事により大切な人を守るために闘う事に意識が変化して行きます。
ウィルス事件後に三崎は不動産会社を辞めて藤堂にも会わなくなるのですが、遠くから藤堂を見守る様子が切ないんです。そして新しい場所で再就職して調査中に、偶然に藤堂と再会します。
危ない目に遭わせたくないから離れたけど、でもずっと一緒にいたい…もうキュンキュンしました。
藤堂の協力もあって大規模な爆破計画を阻止しましたが、事件の黒幕が本当に自爆したのか、身代わりで生き延びたのかは謎のままで終わってました。続編あるかな?
攻めの藤堂がとても魅力的でした。正義感に溢れて真っ直ぐでヒーローの三崎よりヒーローらしい人物でした。三崎の心情を慮り決して無理強いしないで、ずっと待っててくれる優しい日です。そして復讐より人命を優先したダークジャガーの元に、有志を引き連れて救助の応援にもやって来るのです。
二人のセックスシーンは少ないですが、藤堂はエッチの時だけは強引でしつこくて最高でした。
2018年刊。
恥ずかしながら自分には厨房ちっくな嗜好が残っていて、未だに陰謀を抱えた秘密結社とか悪の組織に対抗するってシチュエーションが大好きだったりする。
脇役の天才科学者・菅生なんてモロに好みの偏屈者キャラで堪らなかった。
ただ、アメコミ自体は恰好良いとは思っていても自分の中ではBL萌えってのがない。
まぁとにかくフツーにBLを楽しみたかった訳だが、この話ってどうしても”アメコミヒーロー”ってのを意識する事を避けられないなってのが最大の難点となった。
多分、アメコミヒーローってのが自分の頭の中で壮大になりすぎてイメージが邪魔をしているんじゃないかと感じている。
受け・三崎が主人公でもある秘密のヒーローなので、ヒロインポジションが攻め・藤堂になるのかな?
非力なだけのヒロインとは全然違うし、彼なりに人助けに貢献しているのだが、いくら三崎の事が好きだからといっても危険な現場にしゃしゃり出てくるのにはイラっときてしまったのだった。
それに作中の設定だと恐らく数冊分はないと話が消化できない気がする。
ラスボス・安西を曖昧な形で退場させて続編もいける含みを持たせてはいるけれどね。
完璧に好みの問題で申し訳ない。
これとは別に除霊ものとか人外もの、異世界ファンタジーとかならば充分にBLでも楽しめるのになぁ…と正直自分でも戸惑っている。
今回は不動産会社の世話好きな先輩社員と
謎のヒーローとして活躍する後輩社員のお話です。
受様が秘密を知られた攻様とともに
ウィルスによる大量殺人を防ぐまでと
受様が距離を置いたはずの攻様とともに
広域爆破計画の最終段階到達を阻むまで。
受様は不動産会社の営業部に所属し
顧客にマンション販売等を手がけています。
受様はで同僚達とあまりしゃべらず
職場での人付き合いも悪く
営業成績もギリギリです。
そんな受様に妙に親し気に接する
先輩社員が今回の攻様になります♪
攻様はイケメンなうえに
大らかな性格で職場でも人気者で
1人でいる受様を気にしてか
よく声を掛けてくるのです。
そんな攻様を面倒くさく思いつつも
攻様は受様の亡くなった兄に似ていて
はっきりと拒絶できずいました。
というのも受様の兄は
生前警察官として働きながら
人類を激減を狙うエデンという組織に
対抗すべく創設されたシルト財団で
人の命を救う活動をしていたのです。
受様の兄は任務中に殉職しますが
シルト財団の設立者から
エデンに殺された事を知らされ
受様は兄の復讐をするために
兄の遺志を継いで特殊なスーツをきて
エデンの悪事を防ぎ人命救助をする
「ダークジャガー」となります。
「ダークジャガー」は謎の存在ですが
颯爽と爆発事故や火災現場に現れて
人命救助をして去っていく事から
「謎のヒーロー」とされています。
受様は不動産会社の社員を隠れ蓑に
ダークジャガーとして活動していますが
あるビル火災の救助で
子供の救助をしようとした攻様を救助し
正体を疑うようになります。
受様は否定し続けますが
トンネル内での多重衝突事故の現場まで
追撃されて正体を知られてしまいます。
攻様は受様に惚れているから
受様を守りたいのだと言いますが
受様が戦う相手は危険すぎて
攻様を巻き込むことはできません。
受様は攻様に諦めさせるため
一度だけ攻様と一夜を過ごすのですが
エデンが開発した高致死率ウィルスで
大量虐殺計画を立てている証拠を掴むため
攻様の協力を仰ぐことになります。
しかし、
エデンの目論見がバレた研究員が
ウィルスをまき散らそうとするのですが
気づいた攻様が研究室の隔壁を下ろし
ウィルスを浴びてしまうのです!!
攻様に助かる術はあるのか!?
そして2人の恋の行方とは!?
悪の結社に立ち向かう謎のヒーローの
恋と活躍を描いた雑誌掲載のタイトル作に
攻視点の続編を書き下ろしての
文庫化となります。
警察モノでもないけれど
悪の結社のテロを未然に防ぐという
切り口からいくとミステリー要素も有り
ちょと分野がはっきりわかりませんが
正義のヒーローが活躍するお話は
それだけで一分野なのかな?
兄がなくなるまで反発していた受様は
殉職したはずの兄が殺された事を知り
兄の復讐のため兄の活動を引継ぎます。
隠れ蓑として就職した会社で
兄に似た正義感で面倒見の良い攻様に
懐かれて嫌な気はしませんが
兄を殺したような敵対組織なので
自分と関わる事の危険性を思い
すげなくしていたのに
攻様の観察眼と行動力にて
正体がバレてしまうのですよ。
攻様を諦めさせる為に
あえて一夜を過ごした受様ですが
エデンの殺人計画を打ち砕くために
攻様の人脈を借りねばないジレンマ、
そして巻き込んだ挙句に
攻様を死の危険に晒してしまう後悔、
と次々と巻き起こる出来事に
ハラハラ&ドキドキでした♪
表題作にて
受様は復讐のみではなく
誰か守るためにダークジャガーとして
活躍する決意をしていたので
続編では攻様と恋仲で
ラブラブな展開かと思いきや
会社を辞めて連絡まで断ち
受様は遠くから攻様を覗き見て
安堵するみたいな状態になっていて
ちょっとびっくりでした (ӦvӦ。)
受様に代わって入社したらしい社員は
受様にはなにやらうさん臭く見えたり
次に発覚したエデンの計画でも
またまた攻様の人脈に頼る事になったりと
受様は攻様との縁が切れないのです。
それこそが赤い糸なの?
とちょっとツッコミたくなりつつも
エデンの行く末も一応の決着となり
今後はラブい2人になりそうなので
読了巻は良かったです。
ただですね、
本作のタイトルは2本とも
ちょ~っと内容と合ってないかな。
そもそも受様は
社会に紛れるためにと就職するし
続編も恋人になるのは最後ですし
雑誌掲載作なのでインパクト狙い、
シリアス反動なのかもですが
ちょっと逆効果に思えました。
対して麻々原さんの硬質なイラストは
お話の雰囲気にばっちりで
萌え度アップに貢献度大でしたね♪
ダークジャガーのスーツ姿も
会社仕立ての背広姿はもちろん
絡みシーンもすご~く素敵です (^O^)/
今回は洸さんの既刊から
『黒猫はキスが好き』をお薦めします。
受様に秘密があるところが共通点です。
麻々原先生の挿絵狙いで購入。アベンジャーズの一員か!というようなスーツ着てるんだもの、超楽しみで。コミカル路線かなと思ったら、違いました。BLでコメディじゃないヒーローものって私は初読みな気がする・・。その他諸々やっぱりツッコミたくなってしまったので話的には中立ですが、恋心方面はせつなくてよかったのと、アメコミのようなヒーローものが好きなので萌にしました。「小説Chara掲載分140Pほど+その続き130P+あとがき」です。
ちょっと近未来なんだと思う日本。不動産会社に勤務する三崎は、職場であまり喋らず人付き合いも悪いのに、なぜか人気者の藤堂がよくちょっかいをかけてくるので鬱陶しく感じています。絡んでくる藤堂に文句を言いながら昼食から職場に戻ろうとしたところ、スマホに連絡がはいったため「仕事でこのまま内見に向かう」といって藤堂と別れます。三崎はある財団本部で特殊な仕事をしているため、しばしば呼び出されるのですが、その特殊な仕事というのがあるスーツを着用して事件現場等に赴き、人命救助等を行うというもので・・・とお話は続きます。
攻め受け以外の登場人物は
小野寺(大富豪)、菅生(科学者)、受けの兄(故人)、安西(菅生の知人で、ある組織のリーダー)等々。事件が複数発生するので、関係者はちょこちょこ増えます。
**以下はより内容に触れる感想
前半の事件でくっついたかなと思ったら、後半冒頭、恋心のせつなさmaxなお話でした。ここはめちゃ好きだったー。
ただ、ちょっとだけ近未来という印象だったので、特に前半、ついツッコミしたくなる欲求にあらがえませんでした(´;ω;`) ほんと、その辺りにいる冴えない兄ちゃんがアメコミヒーローよろしくスペシャルスーツ装着★なんてするもんですから、うーん・・・(変身シーンは無いw)。めちゃくちゃカッコいいし、こんな人いたら紫綬褒章もんだろと思うぐらい嬉しいのですが、あまりに身近に感じすぎて、世界に入りきれなかったです。ううーん、後半は萌増量したんだけどなあ、悔しい。
どうやったらもっと萌えたかな?と思って色々考えはしたものの、私の稚拙な頭は能力不足でして。
もうちょっとヒーローの寂寥感を強調する or いっそのことコメディにする or ヒーローを攻めにする or 和風のヒーローにする・・等々(涙)果てしなく妄想が広がって楽しいし、このお話を考えていただいた先生には感謝です!
最後に大好きな麻々原先生の挿絵について少しだけ。小野寺(渋い!スリーピース!)、天才菅生(イケメン白衣!!!)、受けの3人とスーツの絵が1枚ありまして、それが今回の一押し!菅生が格好いいです!
私はアメコミヒーローの映画なんかが好きで、よく見るんですよね。
主人公が超人的な力を発揮して、素手で車のドアをバリッと剥がしたり、華麗な立ち回りで敵をバッタバタ倒してくのが、血湧き肉躍るみたいな。
今回、まさにそんなお話でした。
ヒーローの私生活が意外と寂しいものだったりする所まで一緒。
まぁ、個人的には過去に囚われて苦悩してる美人受けと言うのは大好物ですけどね(*´▽`*)
内容ですが、世話焼きな職場の先輩・藤堂×しがないサラリーマンを隠れ蓑として、実は人々を守る謎のヒーロー・三崎による、アメコミのようなヒーローものになります。
テロ組織に兄を殺された事から復讐を誓う主人公と、タイトルに反してややシリアスな雰囲気。
独自の理念から、人口の50%殺傷を狙うテロ組織「エデン」との戦いと並行して、ヒーローとして孤独に生きてきた三崎が自身の苦悩を乗り越え、藤堂を受け入れる-。
そして結ばれるまでとなります。
で、こちら失礼ながら、ストーリーとしては凄くありがちと申しますか・・・。
身内を殺されて復讐を誓う主人公に、そんな彼が巷で噂のヒーロー「ダークジャガー」と気付き、理解者となる攻め。
そんな攻めに心を惹かれてゆくものの、自分と関わる事で彼の身に危険が迫る事を恐れ、遠ざけようとする主人公。
なんか、凄く既視感がある。
あと、「エデン」との戦いの結末自体も、なんかアッサリ。
もうちょい、しっかりと掘り下げてもらいたい気がします。
とは言え、キャラクターが凄く魅力的と言うか、個人的に好みのタイプなのです。
そもそもですね、私は洸先生の書く、不器用で意地っ張りな受けが大好きなのです!
彼がヒーローとしての任務と、個人的な復讐心、更に藤堂に対する思慕等で苦悩してるのが萌えて萌えて仕方ない。
また、そんな彼を常に味方として見守り、時には協力者として支える藤堂-。
包容力ありまくりの攻めが素敵なんですよ。
更に、距離を置かなくてはいけない状況で、どうにも辛抱たまらず二人が熱く抱き合ってしまうのにも萌える。
洸先生の受けは、ベッドでも負けず嫌いなのがいいんですよね~(*´▽`*)
まぁそんなワケで、ストーリーとしては若干退屈な部分があるものの、キャラクターはとっても好みで楽しめました。
あと、麻々原先生のイラストによる、ヒーローのコスチュームも素敵でした(*´▽`*)
タイトルと麻々原さんの描かれた表紙につられ購入。タイトルからコミカル寄りなストーリーかなと思いつつ読み始めましたが、シリアスムード満載な作品でした。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は三崎。
不動産会社に勤務するリーマン。
が、リーマンというのは表の顔。彼の正体は実は高性能なスーツを身にまとい、事故や災害が起きたときに人々を救出するヒーロー・「ダークジャガー」だ。
正体がばれないよう、リーマンとして過ごす時には常に目立たず、人と関わらない生活を送っている。が、そんな彼に親切にしてくれる人物が。それは同じ会社の同僚の藤堂。三崎とは正反対の、人気者で常に人に囲まれている人物。三崎がどんなに迷惑そうな顔をしても、そっけなくしても、常に三崎のことを気にかけ声をかけてくれる。そんな藤堂を疎ましくも嬉しく思い始める。
が、時を同じくして藤堂に三崎の正体がばれてしまい…。
というお話。
三崎がダークジャガーとして行動するのを援助してくれている人物がいます。
一人は大富豪の小野寺さん。
もう一人は小野寺さんの友人で、優秀な頭脳を持つ科学者の菅生さん。
小野寺さんが金銭面を請け負い、菅生さんがブレインとなり、菅生さんが作ったスーツを着て三崎は「ダークジャガー」として働いている。
三人ともヒーローを必要とする理由があるのですが、これがまたシリアスな理由です。そういったバックボーンがあるため、展開としてはシリアスでガチ系のヒーローもののストーリーでした。
ダークジャガーの目的は、単なる人助けに非ず。
「人間の存在は地球にとって悪である」という信念をもとに、科学力をもってテロを起こそうとしている「エデン」という組織の撲滅です。
人助けとエデン撲滅を目標に行動する彼らですが、そんな彼らに関わってくるのが藤堂。
どんなにそっけなくされても三崎を構い倒す彼の目的は。
藤堂という青年が、クッソカッコいいです。
何か裏があるのかなと思いつつ読み進めましたが、普通に、めっちゃ良い人なんです。まさにわんこ。わんこ攻めの鑑のような青年でした。
ダークジャガーは秘密裏に行動しているため、その存在は都市伝説レベル。
が、藤堂にとっては、ダークジャガーは紛れもなくそこに存在しているヒーローなんですね。
三崎は正義感からヒーローをしているわけではない。
ナチュラルに人助けが出来る藤堂とは違う。と思いつつ「ヒーロー業」をしている。そんな三崎にとっても、藤堂の存在はヒーローだったんじゃないかな。
正体がばれた後、「一度だけ」という約束で自ら藤堂に抱かれる。
それですっぱり縁を切ったはずなのに、それでも藤堂のことを忘れられない。
そんな三崎の想いにちょっと萌えましたが、でも、想いが通じ合った後も甘さは控えめ。
藤堂に被害が及ばないように、迷惑をかけないように、彼の元を離れるから。
その辺りの件が若干くどかった気もしましたが、離ればなれでいても、相手を想う二人の想いの強さに萌えが滾りました。
三崎という青年はツンデレ、というよりもむしろツンツンツンツンでちょびっとデレ、といった感じの青年なので、甘々なストーリーが読みたいのよ!という気分の時はやや不向きかも。反対に言うとツンデレがお好きな方にはお勧めな作品かなと思います。
そんな三崎が、濡れ場の時はめっちゃエロ可愛くなるのが非常にけしからんのです。
で。
とにかく麻々原さんの描かれたイラストが美しいです…!
ヒーロ―スーツはもちろん、ネクタイ姿の普通のスーツ姿も、濡れ場も、とにかくカッコいい。
麻々原さんの挿絵が美しすぎて、萌え度は確実に上がりました。