わがままにキスして 晃陽学園応援団

女の子だなぁ…（汗）

初読み作家さんです。
２００２年発行になっていますが、作者様のコメントによるとこの単行本が新装版での再版らしいので、元々はもっと古い作品だったのだと思われます。
表紙の受け様を見た時に、あまりに女の子っぽいのでちょっと好みじゃないかもしれないと思いつつ読み始めたのですが、やはり受け様の性格が個人的には好みではなかったです。
応援団が舞台というのにも惹かれたのですが、攻め様はカッコイイ学ラン硬派男性でした（流石に絵柄に時代を感じましたが）。

物語は高校の応援団長に憧れて同じ高校に入学してきた新入生の小山君の片想いから始まります。
王道的な学園ラブコメです。
ノリも学園モノらしく明るく軽いので読みやすいですが、古き良き時代の少女漫画を読んでいるようでした。
大きな目、女の子に見えるほど可愛い外見をした小山君ですが、性格も乙女で女の子みたいです。
健気で頑張り屋さんなのですが、結構よく泣いているのが個人的には気になりました。
ストーリーも所々矛盾を感じるようなところがあったのが気になりましたが、細かいところは余り気にしない方が楽しめるかも。
主人公以外の応援団のメンバーも暖かい人達ばかりでほのぼのしたところは好きでした。