raraららら
tsukuyomi wo oubi wo kotowarenai
「カーストヘイト」の天然子沢山ママ・ツクヨミの子作りのお話。
結構深刻なネタバレをしているので、作品の雰囲気だけが知りたい方はここから下は読まないようにしてください。
↓ネタバレ入りますよ。
まず、今回ツクヨミの相手となるカラスですが、死にます。
チャラいDQNという紹介がある彼、突然一発きめようと声をかけてきて、流されやすいツクヨミにつけ込んで強引に事を運びます。
レイプなどひどいものではなく、カラスとアナコンダ、それもβとαということでどちらかというとツクヨミ優位な感じで行為が進む印象です(行為そのものの描写はありません)。
その後たまごを宿したツクヨミは、ガキなんて無理と言っていたカラスに、一人で育てる旨を告げるのですが、カラスは態度を一変させ、子供ができることを喜びます。
ツクヨミも喜び、二人で育てようと言おうとすると、カラスは「それは無理」と。
実は余命幾許もなかったカラス。子供を望んでいたけど、遺伝子が弱くなかなかできずにいたことで、子供に興味のないふりをしていたそうです。
そんな時、冒頭で迷子に優しくするツクヨミを見て、この人に自分のたまごを産んでほしいと思ったと。
「先に逝ってごめん」というカラスに、「ツクヨミママにお任せください」と泣き笑いのツクヨミ。
生まれた子に話しかけるツクヨミの言葉で、パパは「真影」という名前であったことがわかります。
「サネツグ」と名付けられた子は、今後本編にも出てくるとのことです。
いいお話でしたが、相手が死ぬとわかっていたら手に取らなかったかな、と。
「きっとツクヨミちゃんの運命の人はオレじゃないけど、オレの運命の人はツクヨミちゃんだったよ」と言い残す真影。
チャラくてかっこよくて切なくて本当に好みの攻めでした。つらい。