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iyagarase no kiss kizuitara suki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ペンネームのReisendeはドイツ語で「出張」の意味らしいです。
最近はいろんなペンネームがありますよねぇ。
検索しやすいものであってほしいですが、不潔系でない限り、作家さんのセンスを楽しんでいます。
表題作のほかに、3編のストーリーが収録されています。
双子執着ものが好みでした♪
●「いやがらせのキス、きづいたらスキ」
ヤリチン&成績最下位常連の一輝と、学年首位の悠は幼馴染。
悠は一輝の見張り役と思っているので、成績が危うい一輝を頑張らせるため、「順位が上がったら言うこときいてやる」と挑発すると、一輝は「キスさせて」と。
一輝は片思いしてるとかじゃなくて、ただ真面目な悠をビビらせたかっただけ。
でも成績が上がりキスすると悠は意外にかわいくて…
ヤリチンの一輝の気持ちを動かしちゃうくらい、意地っ張りな悠がデレた時はかわいい♪
2話目は大学生になって二人は同棲してます。
でもエッチは一回だけしかしてなくて、一輝はエッチをしたくてしかたないのだけど、悠は「ネギの特売だから」とか明らかな嘘ばっかり言って一輝を受入れてくれなくて…
その裏で悠が何をしてたかってバレるのがまたかわいいんだ^^
一輝も悠にベタ惚れで、ただの幼馴染が甘いカップルになっちゃうお話で、ほのぼの楽しめました。
●「破鏡再び照らさず」
一卵性双生児で見た目はソックリな優吾と誠吾。
誠吾は、小さい頃は兄の優吾のことが大好きだったけど、高校生になった今、優吾は文武両道の優等生で彼女もひっかえとっかえするくらいモテるのに、自分は平凡で劣等感から優吾を避けている。
そして誠吾にもやっと彼女ができたのに、彼女は優吾狙いだと噂がたって…
執着しすぎて、爽やかに近づく者を排除するってダークなやり方が好き!
自分と同じ顔の人間に執着するってところから病んでると思うけど、執着してる者以外はどーだっていいって非道なところもゾクゾクします。
終り方がアッサリなのがちょっと残念でしたが…
この非道ダークは最後まで極めて欲しかったです。
●「ホントのところ」
武は、ノンケの瞬を落として恋人になれたのに、瞬は途中まででなかなか武を抱いてくれない。
そして武が誘い受けをすると…
二人が何してるとか設定は省いて、二人のエロ事情にスポットを当てた短編です。
瞬の豹変ぶりが楽しかったです。
●「ねぇ、気づいてよ」
ケンは年の離れた近所の子ども・歩に懐かれていた。
ケンも歩が自分を大好きなことはわかっていたけれど、就職すると歩とのやり取りはメッセージだけになっていった。
そんな時、二丁目で男と一緒にいる歩を見かけて…
一回だけだと思って抱いてもらった後、「好きな人とは違うね」と悲しそうに笑う歩が切なかった…
ケンのその後は想像できますが、ハッキリさせない余韻の残る終り方が好きです。
絵もストーリーも、あと一歩って感じの惜しさがありますが、デビューコミックスとしては及第点だと思います。
コミカルストーリーが得意なのかな?私は双子の執着ストーリーみたいなダークなものをもっと読んでみたいです。