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kakan fortune
全体的に「冷静になったら負けかな」と思うような、ちょっとピントのずれた(良い意味で)展開。
表題作の「フォーチュン」シリーズは、主人公の神部が恋愛相談をしていた占い師の正体は実は……という、王道と言えば王道? なストーリー。
そうとは知らない神部くんはあそこにアヒル隊長を挿入されて営業に行かされたりと、もうセクハラの域を逸脱しているのでは…? と思うようなすごい悪戯を部長にされたりするんですけど。
神部くんの恋が成就してはじめてのエッチは、攻めの襲い受けでした。大変びっくりしました。(良い意味で)
「スリーピングビースト」
先生生徒ものです。ちょっと不良な生徒が、更生させようと頑張る先生に惚れ…という、これもベースは王道ストーリー。
教師が生徒に手を出さなかった理由は「え…? そうなんだ…」という予想外のものでした。先生生徒ものでさえなければ理由としてはポピュラーかもしれませんが、教師ならもっと別の理由で踏みとどまりましょうよ。(^^;
「美人部下」
表題作より私はこっちの方が好みでした。
マッシブ系上司の柴田圭吾(役職は課長)は元々ゲイなのですが、好みのタイプはかわいい系。しかし最近、美人系の部下・斎賀直樹に好意を寄せられているようで……。
その気になって、この際好みじゃないけど受け入れてやろう、と、欲をかいた柴田に待ち受ける意外な結末。(笑)
一通り読み終わってから改めて読み返すと、1話目の斎賀の演技が光ります。
どうでもいいことですが、実はフォーチュンの方の部長と美人部下の柴田は同期で、同じ会社内でのお話なのでした。どんな会社なんだろう。
初読み作家さんです。
表題作シリーズの他に同じ会社を舞台にしたリンク作のシリーズと教師x高校生ものの短編が収録されています。
個人的に地雷に近い要素があったんですが、意外にも萌えてしまった作品でした。
その要素と言うのは、恋人がいるのに浮気癖が治らなかったり、恋人に言い寄る相手に恋人を1度だけ抱かせてやるから諦めろと言って3Pに持ち込んだりというもの。
それでも自分的にOKだった理由は、この作品のシリアスになりすぎない雰囲気や、恋人の浮気癖が治ることはないとほぼ諦め境地の攻め様の態度が、そういう内容を軽く受け止めさせたのかと思います。
表題作シリーズにはリバもあるのですが、部長の愛が感じられて、なかなか良いリバでした。
しかし、この作品の攻め・受けは予想がつきません…いい意味で裏切られてえっ?えっ?という展開でした(笑)。
え~と、この作品の傾向っていうかテーマはなんだろう?(笑)ラブコメ?それともただのコメディなのか…。スッゴイ面白いけど時々ついていけない時が…。特に受け攻め逆だったのにはびっくりした。ええっ!?今の今まで攻めてたのに、いざとなったら(?)乗っかるんかい!(´Д`)
表題作の作品は、部長×神部かと思ってたのに神部×部長かよ!神部バイブ突っ込まれてるのに!?っていうか神部のお尻にアヒルちゃん入れるって…。
次の話では3Pです。部長は鬼畜です。和希という神部より小さくて華奢な男の子と神部を一緒に責めてます。し、しかも部長が真ん中になって神部に突っ込んで、和希には突っ込まれてます部長。なんて人なんですか部長。素晴らしすぎます。受け攻めどちらもこなせるんですね!ソンケー(笑)
先生×生徒の話はそんなにインパクトはないかな?先生がスッゴイ絶倫なんだよ~っていうお話でした。
最後の部下×課長が凄い!絶対課長×部下かと思ってたのになんてどんでん返し!部下の斎賀は綺麗な顔して結構なドSで鬼畜。課長の柴田はゲイでバリバリのタチだったのに、斎賀の毒牙にかかり掘られてしまいました…(´Д`)
斎賀は柴田課長が大好き。でも柴田はもともとタチだから、ちょくちょく浮気するんですよね~。それがバレて斎賀にお仕置きされるという…。柴田が浮気してもまぁ大目に見てきた斎賀ですが、何回目かの時はさすがに怒ります。
これで二人の仲は終わりなの~?と思ってたら、なんと斎賀が自分がネコになるとの申し出!斎賀はホント柴田課長のことが好きなんですね~。で、ネコの斎賀が見られると思ったら、結局柴田がネコかよ!なんだよ!しかも柴田、お尻にビー玉入れられてんじゃん!そのまま挿入されてるし!鬼畜すぎるよ斎賀!(´Д`)
はみだしまんがも面白かったです~☆特に達也VS斎賀がウケた(笑)確かに龍VS虎ってかんじ。この二人が手を組んだのがツボ。
この作者さんって、ほんわかラブコメが売りかと思ってたらこんなエロエロも描けるんだ~☆さすがピアスシリーズですね~☆
ルネ
冷静になったら負けっていいですね
なにかの場面で私も使ってみます