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ookami nante kiitenai
きたざわ先生おっかけで購入。あらびっくり大家族5人兄弟のお話で、ぐるぐるというより、ゆっくり確認して進むという印象です。トスっとささるセリフやシチュは無かったのですが、家族物好きだわと思ったので萌2にしました。「本編200P弱+次男坊視点の後日談15P+あとがき」です。色っぽい話は少なくても大丈夫な方で、大家族物が好きな方におススメしたい~色んなイケメンがいたので、なんだか楽しかったです♡地雷はあまり思いつかないです。
まあすごい家族。5人兄弟といっても全員血がつながってません。カプは大学1回生の4男坊(受け、倉嶋の養子)と末っ子(受けが5年前に拾ってきた、同い年)で、その他の家族は、以下の通り。
倉嶋桜士朗(45歳、受け養父、堅気には見えない、ゲイ、不動産業)
渋沢春斗(28歳、塾講師、優しい♡お母さん♡朝から卵焼き作る♡)
深水櫂(24歳、美大卒→彫金師、彫金だけでは食っていけず同居中、自由人っぽい)
木戸一彰(21歳、留学中、途中から帰国し参戦、一番固いタイプ)
皆さん、等しくご活躍になって、各々性格がはっきりしているせいか読んでて楽しい。人んちのすったもんだを覘かせてもらっている気分です。一番大変だったのは、お母さん春斗だったかも(笑)
サブキャラを先に紹介してしまいましたが、カプの二人も好きなタイプでした。「ポメラニアン・・・」とつぶやくぐらい可愛かった煌牙は、那瑠が最初心配して一緒に寝たのを継続し、すくすく成長し大学生となった今でも同じベッドで那瑠を抱きかかえて眠るような超執着going my wayイケメン。
それを「もー」といいつつ那瑠は全く問題視しない案外冷静なお方。恥ずかしがりな部分はあるのですが、ちゃんとそれを言う大変あけっぴろげな方に感じたので、特に最後の方が楽しかったです。
カプのねったり恋愛話を楽しみたいという方には物足りないかもですが、いろんなキャラが二人の事を考えて色々突っ込んでくるので、兄弟愛!を楽しめたです。春斗さん視点の後日談でも楽しかったかも。
いい歳した男ども5人も寄って集ってわちゃわちゃと
………大好きですッ!!!╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
面白かった~~♪♪
もし実兄弟なら5人一塊でベッタリしすぎじゃない?と思わなくもないですが、この作品の場合、
血縁者とは縁遠く複雑な家庭事情持ちで戸籍上は赤の他人という特殊な兄弟なのですね。
養父が与えてくれた優しい家族を皆で大切に守っているような姿が微笑ましく感じました。
そんでもってメインとなる四男・五男ですよ~( ´艸`)
この2人に関係にはずっっっっとニヤニヤさせられっぱなしでした♪
恋人未満で当たり前のようにイチャイチャしてるの見るの好きーーー!!!
BLとしては初っ端から発生してるようなもので
なんだかんだ焦らしたところで遅かれ早かれくっつくのは見え見え状態w
何もかも阿吽なベッタリっぷりにすれ違いなど発生しない安定感+゚。*
兄弟の枠を壊したくない受けがどこで気持ちの折り合いを付けるのかがキモ?なお話でした。
さてさて。
受け:四男はバイト中は人当たりが良く癒やし系の描写になっていますが、
家族の中では割とクールなマイペースで兄に対しては辛辣な塩対応もシバシバ。
攻めが番犬化しているせいで友人1人もいないけどコミュ障とか陰キャなイメージはないです。
問題の渦中でも他人事のようにボケーッとしてる受けは新鮮で笑えましたw
攻め:五男は完全に番犬ですね!
受けが好きで好きで、攻め視点でも受け視点でも印象がブレない。
弟の立場を最大利用して受けにベッタリしてるとこにめっちゃ萌えました///
で、受けも「うちの弟は可愛い!!!」と拒否しないからイチャイチャ兄弟の出来上がりですw
そんなこんなで攻めは受けの反応をみながらチョロチョロと手を出してたのですが、
ある日家族の前で「好きだ」と告白するもんだからさぁ大変。家族会議へと発展します。
とはいえ、五男の態度をみてたら予定調和な出来事。
「とうとうこの日がきたか…」という感じで兄や父の反応がそれぞれ違ってて面白い。
家族会議というほどのことはなく寝室が引き裂かれた程度でほのぼのしました♪
なのでこれといった障害はなし。
問題らしい問題といえば、普段の距離が近すぎて受けに恋愛の意識がまったくないことでしょうか。弟のままでもずっと側に居るだろうし離れないならこのままでいいじゃん?という…;でも攻めとしては弟のままでは出来ないことをしたい!恋人になりたい!となるわけです。(そりゃそーだ)
そして次第に、受けが頑なに家族の枠を越えたくない不安が判明して…と展開していきます。
仲良し兄弟のわちゃわちゃを温かく見守りつつ癒やされていたら、
後半でまさかの胸クソ野郎が出てきて本ッッッ当~~~~~に気分が悪くなりました。
でも腹は立ったけれど雨降って地固まるだったようで一山越えた姿にジワッと。
家族モノに弱いので父や兄の優しいまなざしにウルリときました。
兄弟から恋人へのステップアップもとても良かったです!
余談ですが個人的に次男が印象強く残りました。
年上組3人の中で真ん中ッコの苦労が偲ばれるというか…;
家族の潤滑剤として頑張っててお疲れ様ですと伝えたくなる(;ω;)
さがのひを先生の優しいイラストも相まって、甘くて可愛い印象を受けたんですよね。
でも実際はわりとクール。
作品自体はアットホームな大家族ものなのですが、そんな印象を受ける一番の要因が受けのキャラクターだったりします。
受け大好きな私は、中心に受けを据えて作品を読むのです。
で、きたざわ先生の書かれる受けと言うのは、何だか皆、クールで感情がフラットな印象。今回も。
そんなワケで、前半はあまり感情移入出来ずにひたすら字面を追う状態。
が、後半から、とある事件に伴って感情の起伏に乏しいと思っていた受けの内心なんかが語られ、ようやっと感情移入出来ました。
内容ですが、それぞれ血の繋がってない兄弟5人によるホームドラマ系BLです。
養子や里子として引き取られ、兄弟として仲良く一つ屋根の下で暮らしている5人。
四男の那瑠に拾われ、彼にいつもベッタリくつっいているのが五男の煌牙です。
大きくなっても途絶える事の無い、煌牙からの過剰なスキンシップに戸惑っていた那瑠ですが、ある日家族の前で告白されー・・・と言うものです。
これ、ホームドラマと書きましたが、登場人物が多すぎてちょっとガヤガヤした印象です。
それぞれ個性は違えど、いい男の兄達が、弟を猫可愛がりしてるのには萌えるんですが。
で、そんな状況で進む四男と五男の恋愛。
クールでちょっぴり天然が入ってる美人が四男。
そしてワンコはワンコでも、人に懐かない大型犬みたいな五男。
明らかに煌牙は那瑠を狙っていて、那瑠の方は無意識下でうっすらその事に気付きつつも、現在の均衡が崩れるのを恐れて「可愛い弟」から認識を変えようとせず・・・てトコでしょうか。
で、煌牙が那瑠に告白すれば、慌てて「家族会議だ!!」みたいな。
なんかこのへんが、ちっとも感情移入出来なくて。
弟の一人がもう一人の弟に恋愛感情を抱いてるのに、妙にもの分かりの良すぎる兄達がちょっと理解不能で。
何だろうな~。
BLはファンタジーとは言いますが、あまりにそのファンタジーが強く出過ぎてて、もうちょっとリアリティが欲しいみたいな。
また終始、妙に冷静な那瑠の事も良く分からない・・・。
そんなワケで、ここまでは『中立』と言った印象。
が、この後に、那瑠の出自に絡んだとある事件が起こります。
ここで那瑠の本心が分かるのですが、「あっ、そうだったのね」みたいな。
彼の、何だか全てに距離を置いているようなこれまでの態度ですが、こんな不安を抱えて生きて来たのなら、まぁ不思議では無いよな~と。
まぁ、この事件自体もサックリ片付き過ぎな気がしますが。
あとですね、二人が結ばれたその後のお話-。
外泊した事を兄に心配されると「あ、うん、エッチしてきた。三回。」とか、普通に那瑠が話すんですよね。
他にも二人でラブホテルに言った話とか。
そんなキャラでは無い気がして、違和感がハンパ無かったです。
お兄ちゃん達の那瑠への猫可愛がりぶりとか、那瑠だけに懐く野生の獣みたいな煌牙の描写には萌えたのですが、何だか違和感を覚える部分も多い。
でも全体的には好みの為、『萌』にさせてもらいます。
きたざわ先生の文章はとても読みやすいのです。
今回は誰も血の繋がりの無い5人兄弟のお話で、1番下の2人がカップルになるのです。
那瑠が煌冴を拾ってと書いてあって、どんな例えだと思っていたら本当に拾ってたのには驚きました。でも凄く小さい訳では無くて中学生なんです。そしてゲイの養父が色々手続きしてくれて、一緒に暮らすようになります。いつも一緒で大学生になるまで同じベッドで寝ている関係に萌えました。
煌冴は那瑠の事をずっと好きでいるのですが、那瑠も煌冴以外はあり得ないのにはっきりしないのです。
しかも他の兄達がとても煩いです。養父は生暖かく見守っていました。
那瑠の実父の件でトラブルがありましたが、養父の協力で事なきを得ました。煌冴の拾われるまでの話に抵抗がある人はいると思いました。
血の繋がりの無い家族の中のお話なので、2人が大学生でも学校の話はほとんどありません。
個人的に2人のすぐ上の兄が好きになれなかったし、1番上の兄が2人を別の部屋にした意味が不明でした。
ちょっとドン引きしてしまった。本編最後でやっと懸念が払拭されたと思ったら、巻末短編でその安心が覆される。これが本当にタイトル通り狼とか獣人とか、そういうキャラの話だったら楽しく読めたかもしれない。
血の繋がらない家族内で、末の弟二人がくっつく話。煌冴は常に那瑠のそばにいて、友人も作らせないくらい物理的にも執着してる。これだけなら全然良い。が、家族の前で告白し、そのままおっぱじめようとするところから、徐々に怖くなっていった。
当然制止されるけど、その後の煌冴の言動や、生い立ちや過去を見るに、家族に見せながらでも最後までヤってしまいそうな雰囲気がある。それに対し拒みそうにない那瑠の危うさも怖い。
部屋で事を始めると、ドア越しに義父が不同意を注意するが、義父はどうやって室内の様子を察したんだろう?まあ同意があれば義父はスルーしそうだが、室外から中の様子が分かる(聞こえる?)環境で、明らかに嫌がっている兄がいる。
二人は付き合い自体に問題は無くても兄弟で、家に家族がいるのも気にせず自室でヤろうとするのは受け付けない。せめて留守の時間を狙うくらいできないのか。家族全員ウェルカムなら良いけどそうじゃない。
ただでさえ複雑な家庭環境なのに、誰かにとって居心地の悪い家にしないで欲しい。この不安とモヤモヤが趣味じゃない。
一応最後は気にしてホテルに行ってくれたが、巻末短編の那瑠のあけすけな発言で、やっぱりやらかしそう……という印象で終わってしまった。コメディと捉えられたら良かったが、これは無理すぎた。
実父絡みの話は本当に腹立たしかったので、もっとやり込める場面の描写が欲しかった。
二人の関係もストーリーもあまりすっきりせず、微妙な読後感の作品。