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原作既読
「4人全員天才じゃバンドはできねえよ」「誰かが天才(あいつら)を支えなきゃならないし」
今は、このセリフが一番心に刺さります。
いろんな思いで何度も聴いているCDですが、やはり原作の4巻までと5巻を読んでからでは聞く気持ちも変わってしまいます。
それでも春樹に感情移入して聞いてしまうとあまりにも切なくて。
いろいろ考えさせられます。
大人組の恋愛が主軸の巻ですし、それに泣かされるのですが、最近私はこのバンドとかグループとかの有り様に深く感銘を受けました。
よくバンドやグループのことを「みんながセンター」とか「みんながエース」とか「天才の集まり」「才能の塊」とか言われることもありますが。
昭和の人間である私は野球のように各ポジションに役割があるほうが馴染みがあるし萌えます。
自分が10代のころは不動のエースや四番にどうしても目が行ってしまいましたが、犠打を打つ二番や我慢強い捕手や堅実なショートや俊足なセンターがいてこそ、チームが成り立つし、そういうチームの方が見ていて安心します。誰よりも矢面に立つエース、けれど彼を支え、後ろを守り、あるいは視野を広く持って違う視線をくれたり、時には犠牲になってくれる人がいるから。
だからこそ、エースは安心してまっすぐ前に突き進める。
そんな支える人たちの素敵さが二十代以降わかるようになりました。
90年代の邦楽ロックが好きで、とくにイエモンが大好きでした。
吉井さんのソロも素敵でしたがやはり、イエモンが好きでした。
4人だから醸し出される雰囲気、音楽が大好きでした。
いろんなバンドが解散してボーカルがソロになったけれど、私はやはりバンドの時が良かったなあと思ってしまうことが多かったです。
それがなぜなのかずっとわからなかったけれど、この漫画、そしてこのドラマCDを聞いていて、少し分かった気がしました。
素晴らしい演技で何度も私をこの世界に浸らせてくれるこの作品がキャストが大好きです。心からの感謝を送ります。
本当に好き。大好き。素敵な世界をありがとうございました。