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決まった相手がいないのなら、私とつきあってみるか?
stray ring
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あらすじや読み始めは切なくて、だから不倫はやめろと!ドМか君は!と。
これ1冊切ないのが続くの?と思っていたら!
もぉ〜、ヤラレタよ!
予防線張って自分から愛人の立ち位置を宣言しといて、マンションに車にスーツに愛人らしく金を使わせて…。
確かに相手は妻子のある既婚者ですけど。
本気になってしまったから今のうちにと別れを告げる藤近。二十代を右城に費やしちゃって何やってんの〜!と思ってたら!!
これくらいのお仕置きが必要だったんですね!藤近を懲らしめる右城にズキュンです!
右城にはみんなお見通しで。なのに藤近を泳がせて機を見て手に入れる。デキる男はさすがです!藤近を離さないでね、一人にしないであげてね!でもやっぱり不倫はちょっと…だけど。
はぁ〜、お仕置きエッチもすごかった。
藤近が4年間しょせん…と思ってたのがもったいなかったですね。いやでも当時は不倫だったしなあ…。うーん。
しかし43歳でこの風格と器で、だけど藤近とは高校生みたいな気持ちで付き合ってたって。萌えるんですけどあの4年間が切なくて、早くわかってればなあ。まあこれからはずっと一緒ですからね!
この作品、私の嗜好にビンゴでした。
愛人から恋人へ、そして浮気疑惑!
職場で恐れられているほどの出来る大人の右城。対して藤近は、がっついて仕事する訳でもなく、色恋に本気にもならず。軽い感じだった彼が妻帯者の右城とひょんなことから飲み友達になり、愛人になってしまう。
妻とは別居しているとはいえ藤近は本気で好きになるのはマズいと、引き気味なのですが、そこは本気で好きになってしまう。
でも別れが来るのが辛くて、自分から別れを告げてしまいます。右城はあっさりOK。藤近はそんな右城でも忘れられない・・・切なー。
しかも右城は社長になっちゃう!遠い人に。
そんな中、家庭教師をしていた右城の娘の誕生日会に何故か呼ばれて同席するんですが、別居中の妻も来るとか。ありえん。。。藤近は耐えられずに本心を右城に言うわけですが、右城の方が上手!
そもそも離れていこうとしていた藤近の気持ちも分かっていて罠にはめるんですよー。策士♪
(娘ちゃんには驚いたしBLだからありえる話ですけど)
良かったね、藤近。
別居中の奥さんとも離婚は成立し、愛人から恋人に。右城の大人の立ち居振る舞いが素敵なんですよね。離したくないって言うし。気にせず指輪をはめているのも良き。
恋人になってからのラブアフェアでは、浮気しちゃった疑惑が。。。ま、途中で未遂なんじゃ?って分かるストーリでしたが、右城の手のひらで転がされてる感がたまらなく萌えポイントでした。
最後に、右城、君はどんなけ出来るねん、オッサンらしからぬ体力!と思ったのでした~
なんか久々におよよ!となりましたよ…
かな〜り面白かった。
元々2004年作品の新装版という事も知らず、他作品のスピンオフという事も知らずに手に取りましたが、グッと引き込まれました。
内容は中編2作+書き下ろし。
「ストレイ・リング」
設定はズバリ「不倫」。
主人公は大手商社人事部の藤近、30才。
同じ社内の出世頭の部長・右城(うじょう)とひょんなことからたまに会って飲むようになり…
右城は別居中とはいえ妻子がいて。
妙な意地から「愛人」になった藤近だけど、気づくと本気で好きになってしまった。これ以上は…
…と別れを切り出すんだけど…という展開。
これね、右城の余裕が憎ったらしい〜!
でも、これが「スーパー攻め様」!スパダリじゃないわよ。
「ラブ・アフェア」
今回私、このお話に唸りました。
無事「恋人」になった右城と藤近ですが、CEOまで上り詰めた右城と会える時間は激減し。
寂しい藤近はバーで酔い潰れ、翌朝ベッドに知らない男が…!
テーマは「浮気」!
取り返しがつかないことをした…と悩む藤近だけど。
これ、筋立てにひねりがあって、正に藤近は危機一髪というか。
ハラをくくった藤近は右城に懺悔するのですよ。
そして許しを乞い。
この後の、藤近へのお仕置きHがスゴイ。
そしてここも右城の余裕が憎ったらしい〜!
「朝寝の楽しみ」
新装版書き下ろし部分。
久しぶりの2人の休日は朝寝から。
ゆっくり起きて、ベッドの中でまたハジめようという2人に、電話やピンポンの邪魔が入り…
…という話。
藤近は右城と見比べてしまうと可愛らしく見えてしまうけど、結構強気な30代の男そのものなんですよね。
で、そんな30男を手懐けてる右城の「スーパー攻め様」ぶりが際立つという。
関連作の「秘書と野獣」も読みたい〜‼︎
『晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽』に登場していた藤近のスピンオフ。
こちらも元は2004年にリンクスロマンスより刊行されたものだが、2018年刊のガッシュ文庫版を購入。
志水から見てクセ者な元同級生、泉から見て同類故ちょっぴり心配な藤近が受けキャラとは嬉しい限りだ。(個人的な好みだが)
そして、前作では僅かな登場なものの、もしかしたらこの男も…?とピンときた志水の上司・右城がその相手と知り、これまた好みのタイプの攻めキャラだった。
しかもキャリアを積み、無事に一人娘も育て上げた貫禄のオヤジ攻めじゃあないですか!!
実は右城、藤近と出逢った当時は別居とはいえ妻帯者だった…と言うともやっとするかも知れないが、恐らくは夫婦関係の解消も視野に入れた人生設計だったらしく、家族揃ってサバサバしている。
父親として、社長としての役割をきちんとこなし、新たな恋愛も謳歌している感じだね。
あゆみのほうは、フラれた事実を受け入れていて本当の事は分かっていてもやっぱり藤近に未練があるのかな?
藤近が本命の相手にはしおらしくて新鮮だったが、いつも通りの小気味良い一面も健在で、それでこそ!!と安心できた。
引っ掻き回し役となった脇キャラ・将人が実にいい味を出している。
彼も格好良いし、いずれは大成しそうな予感がするね。
そして飄々として懐が深いようでいて、しっかりと藤近への独占欲も主張する、期待した以上のいいオヤジ攻めだった。
しかし、右城曰く、友達思いの藤近に感化されて高校生みたいな恋愛だと思っているらしいが、エッチはガッツリで絶○とも言える様子はアダルト度増し増しでやっている事が真逆なんだが(笑)
スピンオフながらも、本編に負けじの充実度、満足度だった。
愛人不倫設定がいいんです!愛人だから身をひかなきゃ、ってせつない藤近さんに激萌。
スーパー攻おじ様の右城さんは腹黒めですね。
実は受にベタ惚れで、娘ちゃんが高校時代に「受の事が好き」ってパパに言った時の返しが最高すぎます…!文句なくかっこいいです!
娘ちゃんと奥様も嫌みがなくて好感触。
その後の二人が「秘書と野獣」に出てくるんですが、そちらも良かったです。ついにそこでそれやっちゃうか〰ってゆーね。
雰囲気ある表示イラストもとても素敵でした。
お金も地位もある40代おじさま×意地っ張りゲイ受けの甘~いお話。
なんかもう、この作品に関してはあまり言うこともなく、とにかくおじさま好きな人には間違いなし!という感じ。
私はフィクションと言えど、基本的には「不倫はダメ、ゼッタイ!」と思ってるのに、このお話の愛人という設定には「こんなセクシーでダンディーで、マンションも車も買ってやれて有能でエッチも上手いなら、愛人くらいまあいいか、別に…」ってな気分になってしまう。それくらい素敵なおじさま。
本気になるのが怖くて別れを告げた受けだったけど、実は攻めはちゃんと受けに対して、執着も独占欲もバリバリ抱いていて、敢えて一度突き放して泳がせてから、後で逃げられなくしちゃう、という策士ぶりがすごい。
それも腹黒いっていう感じじゃなく、あくまで、悩んだり焦ったり時には泣いたりする受けを、可愛いなって見守ってるというスタンス。まさに大人の自信と余裕。けど質の悪い男だよ、この人…。
後半は攻めが離婚し、受けが愛人から恋人になった後のお話。忙しくてかまってもらえない受けは、ある晩一人で飲んだあと記憶をなくし、起きたら見知らぬ裸の男がベッドに…という状況。
自分は浮気しちゃったのか!?と焦る受けだけど、その男はじつは攻めの甥。攻めは甥から話を聞いて真相をなにもかも把握してたくせに、浮気疑惑でアタフタしてた受けをニヤニヤしながら見てたっていう…。
それなのに、浮気したかもしれないと懺悔する受けに対して、ネチネチとお仕置きエッチしちゃうんだよこの人は! ほんっと、悪い大人なんだから! いいぞもっとやれ。
攻めが素敵すぎるので、甥の将人くんが当て馬として役不足、ひたすらお邪魔虫って感じで、そこだけ少しイライラしたが、受けに対する攻めの愛の深さと大きさに、激しく萌えました。
永遠の愛を信じられないから、割り切った軽い関係を楽しんでいるふりをし続ける受けに、全て分かってて、見守り続ける攻めー。
って感じのお話になります。
つい最近、関連作である「秘書と野獣」を読んだのですが、そこにこちらの二人が登場してまして。
攻めである右城が、もうすんごい存在感で渋くて格好いいんですよ。
また、受けの藤近が「(別れようと)何度も思ったけど、逃がしてもらえなかった」とか言ってて!!
右城の「いい子にしていたのか?」とか「離さんよ」とか、もうセリフの一つ一つ萌えまくっちゃうんですよ。
ダンディで、包容力があって、ちょっぴりと言うか結構意地悪。
で、透けてみえるかなりの執着!
私が死ぬほど好きなオヤジだよー!!
これは右城の物語を読まねば!と、こちらも購入した次第だったりします。
こういうさあ、鼻っ柱が強くて実は臆病な受けが、めちゃくちゃ器がデカい攻めの手の上で転がされてるみたいな関係が、大好きなんですよねぇ。
全てお見通しで、それでも拗らせてる受けに付き合う攻めが、とにかく格好いいんですよねぇ!
だって、これこそ愛だよ!!
で、ザックリした内容ですが、ひょんなキッカケで知り合い、何となく流されて「愛人」となった主人公・藤近。
この関係が仮初めでしか無いと思い込む藤近は、本気で好きになってしまう前に別れようと決意しー・・・と言ったものです。
実は藤近ですが、幼い頃に母親に捨てられています。
その為、「永遠の愛」と言うものを信じられないんですよね。
なにも、右城が妻子持ち(何年も前から別居してて実質的には破綻してます)だからってだけで、ここまで悲観的なのでは無いのです。
まぁそんなワケで、最初から自分は「愛人」だと予防線を張り、決して深入りしないよう、割り切った関係を楽しむ軽い愛人を演じ続けて来たー。
これな!
「本当に好きになってしまう前に・・・」と思い悩む時点で、もう好きになっちゃってんだよ!
遅いよ!
と、終始この意地っ張りな主人公の視点で進むので、もうもどかしくて仕方ないんですよね。
また、別れを告げればアッサリ受け入れ、自身の妻子との食事会にも平然と呼ぶ攻め・右城!
もうすっごい意地悪なんですよ。
えええーーー!Σ( ̄□ ̄;)
右城って、こんな鈍感で酷い男だったの!?みたいな。
が、この後に分かる、右城の真意。
彼が何も気づいていないふりをして、ここまで藤近を追い詰めた理由ー。
ああああ、右城、格好良すぎると!
そして、うっすら透けて見える、強い執着心に萌えまくってしまう!!
いや、すっごい自信ですよ。
裏を返せば、そこまで相手を信じられるって、凄い精神力と言うか胆力ですよ。
この二人、受けが攻めに執着してるように見えて、実は攻めの方がずっとずっと執着が強いよなぁと。
確かに「逃がしてもらえなかった」だよ!!と。
まぁそんな感じの、とにかく攻めであるオヤジが格好いいお話なんですよね。
実はこの後に、今度は恋人となった二人のエピソードが語られるのですが、ここでも素晴らしい執着を見せてくれるんですよね。
もう、手の上でコロコロ転がされまくりの藤近が、気の毒やら可愛いやら。
でも、藤近くらい臆病で意地っ張りな受けには、右城くらい器の大きい攻めじゃ無いと付き合えないと思うから。
結構意地悪だけど、それもまたオヤジの屈折した愛情表現だから。
愛されまくりだから!!
と、めちゃくちゃ好みで萌え転がっちゃう作品でした。
かなりのオヤジ好きで沢山読み漁ってる私ですが、一~二位を争う素晴らしいオヤジでした。
「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」のスピンオフ作品です。
新書版だった「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」は文庫化されたとき、こちらも引き続き出るかと思っていましたが出されないままでしたが忘れたころに出てきました。
すごくおもしろかたです。
私の萌えツボドンピシャなお話で。
好意を持った人には妻がいてそんな相手との愛人契約、やがてその想いが膨れ上がり今ならまだ間に合うと別れを切り出す。
けれど間に合う時期はとうに通り越していたのでした。
別れを切り出してから買ってもらったマンションから出て行く片付けをしている姿、社内で見かけたときの寂しさ、出世していく姿に手放せてよかったんだと自分に言い聞かせる姿、娘の誕生日妻とともに食卓を囲まなければいけない辛さなど、どのシーンも切なくて辛くて徹の気持ちにシンクロしてしまいました。
指輪のエピソードが切なかったかったです。
決して恋人にはなれない相手なのにペアで買って自分だけ付けているんですから。
前作は大好きな実相寺紫子さんのイラストでした。
とてもよかったのでイメージ違っちゃうの嫌だなと思ったのですが、そんな心配は要りませんでした。主役が違うのもあったかもしれませんが、美形で色っぽくて寂しげな表情がたまりません。
後半の話はあまり好みのお話じゃなかったので残念。
朝起きたら裸で男と寝ていた徹。
浮気しちゃったかもっとオロオロぐるぐるする徹は可愛くてちゃんと懺悔しようとしたのも健気でしたが、相手(?)の大学生が軽すぎて自分の都合で徹を振り回したり脅したりするのが不快でした。
せっかく大人のままならぬ恋心を堪能して、作者のオヤジ好き心を楽しませてもらったのにのに軽いガキンチョに引っかき回されただけな感じです。
でもこれを反省材料に多忙な中で相手のいない時間がさみしくなった二人の仲がちょっと縮まったのかなという気はしました。
2004年の作品の文庫化。どうやらおやじ攻めらしいと知って購入。面白かったー、このおやじ、好きなタイプで無条件降伏。あまりに悔しいので神にはしない。どうにかしてこのおやじ、ぎゃふんと言わせたいのだけど、だめだ、絶対負ける・・・年上ねっとりおやじ好きな方にはおススメしたいです(笑)「本編110Pほど+その続き125Pほど+今回の書き下ろし35P+水壬先生のあとがき+石田先生のあとがき」。
お話は、都心のマンションの18階、右城が買ったマンションに住んでいる藤近の部屋で、二人がまったり過ごすシーンから始まります。6年前知り合った二人。部署は違えど同じ会社勤めで、片や精鋭部長、片や人事部ののんびり男。親しく飲むようになり、なぜか体の関係も出来、別居しているとはいえ妻や娘のいる相手にだんだん本気になってきている自分に気がついていて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」に出てくるカプ、右城の妻、娘、甥っ子等。娘がなかなか良い働きしてます。
***おやじの好きだったところ
好きなんですよ、最初っから最後までぶれずに藤近のことを。あーだこーだ悩んで、一人きりきりしているのを、ゆーーーーーったり眺めて、しばーらくしたら、もういいか?てな感じで出てくる訳です。
こういうおっさんを、「きー」と腹が立つか、「ああもう、ごめん、やっぱり好きなんだよう」とひれ伏すかによって、このお話の評価は全く分かれるのでは と思います。
私は後者。ダメですね、歯が立たない。いっくら文句いっても好きなものは好きと、側にいつづけますね。藤近もそれで良かったみたいです。後半もハラハラしますが、結局どろんどろんに愛されてますので、お楽しみになさってください。
追い込まれても窮鼠猫を噛むとはならなかったお話でした!あー予想以上に楽しかった。