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bl otogi banashi otome no tame no kuusou monogatari
ぼすこ先生の表紙に魅かれたのですが…。
残念なことに、ぼすこ先生は美麗な表紙のみ。ああ、私ったら早とちり。
でもでも、元々グリムやアンデルセン、おとぎ話が好きな私にとっては、やはり楽しい妄想の一つ。
そして、最近ハマっている藤峰式先生の作品が編纂されてるのも、自分的タイムリーで嬉しい♬
■「青髯の旦那さま」 カトウロカ先生
本家「青髯」の残忍さは影を潜め、人間不信の魔法使い「青髯」が見初めた、清い心の美少年との物語。開けてはいけない、と命じられた、開かずの扉には美しい姿の「青髯」が横たわっていて。
そこは、約束を守らなかった美少年にエッチなお仕置き♬
■「Candy ☆ Twins」 みなせ瀬里先生
ご存知、「ヘンゼルとグレーテル」両親に捨てられた、双子の兄弟ヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家に住む、オネェの魔法使いと出会う。生足半ズボンのヘンゼルに一目惚れした魔法使いは、早速エッチなご奉仕を始める。気持ち良さに溺れるヘンゼル。お菓子に夢中になっていたグレーテルは、ヘンゼルが大好き♡そのうち3Pにもつれ込み…。
■「鶴の恋心」 琢磨先生
「鶴の恩返し」予想としては、助けて貰ったお礼にエッチなご奉仕かと思いきや...です。
雪の夜に訪れた美少年は、炊事に洗濯、身の回りの世話まで、実に甲斐甲斐しく働き者で、独り身の男の嫁の様。その上、夜な夜な仕事に行くと行っては、出かけて行っては、お金を稼いで来る。一体美少年は何処へ出かけて行くのか?不審に思った男は、ある夜、美少年を尾行する。そこで見たものとは。
ちゃんとハッピーエッチなので、ご安心を。
■「魅惑のシンデレラボーイ」 藤峰式先生
あははは!さすが、藤峰式先生です!発想が斜め上なのは、とっても「らしい」のです!
お城の舞踏会に行けないシンデレラ。そこに現れた魔法使い。「舞踏会に連れて行ってやる!」という魔法使いにシンデレラは「素敵な服も、ダンスの踊れる靴も持ってない。」と言います。そこで魔法使いは
一喝する。「馬鹿め‼︎ 男を落とすために重要なのは『色気』だ!!」えええー⁈
そこでシンデレラは自称魔法使いにエッチを仕込まれてしまう。(というか、ヤラレてしまう。)
事後の気だるげなシンデレラを乗せて馬車は一路お城へ。そこで、ダダ漏れの色気を垂れ流すシンデレラに王子は釘付け‼︎ 可笑しくて、ふはっと笑わずにはいられません!残念ながら、ショートストーリー過ぎるので、この馬鹿馬鹿しいシンデレラストーリーをもっと読みたい。二人の意地悪なお兄様たちに苛められる所からカモーン!です。
■「アラジンのついてない1日」 るみあ先生
「アラジンと魔法のランプ」です。悪い男に襲われているところをランプの精に助けられ、褐色イケメンのランプの精に結局ヤラレてしまう。悪い奴、別に出て来なくても…な、展開です。
■「とっておきの贈り物」 おしず。先生
夜のうちに仕事をしてくれるという小人のお話「小人の靴屋」日本昔話風です。小人は草履の鼻緒を作っています。草市さんは小人のテオを愛していて、可愛い着物をプレゼントします。着物を着たテオが愛らしく、煽られた草市さんは、指でその着物をはだけさせ、指先で擦り、舌で愛撫する。興奮し過ぎたテオは、そのままイってしまい…。
とってもエッチなストーリー。こういう、小さな相手を嬲る的な妄想って、フツーにBLあるあるですよね。
■「バラの魔法とときどき野獣」 溝口ぐる先生
もちろん「美女と野獣」です。これはもう、BL界において、題材として多いですよね。ここで言う「野獣」とはたまに犬化するだけのこと。野獣では無い。人化した時も、ケモミミ+尻尾。もちろん、エッチ込みの愛で魔法は解ける。定番的な結末。定番だからこそ、この美味しい題材はもっと料理して欲しかったなー。
作家さんの趣味で、普通の作品に番外編として「おとぎ話」バージョンを描かれる方が多いかと思います。
そういうのを詰め合わせました!って感じなのはいかにも。
逆に、それぞれの作家さんが、番外編として描かれた「おとぎ話」でアンソロをまとめてみても面白いかもです。
あとがきで藤峰式先生が、王子をケツ顎にする予定だったのを似合い過ぎて止めました、と書かれていて。そう言われると見たくなってしまう。笑。