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shinshi na ookami no ai no su de
タイトルに「んんー!?」と思ってたら、読了後にそういう事か!!と。
テリトリーの中じゃあ、パクッと美味しく頂かれるのを待つばかりですね。天然の受けは全然気付いてないけど。
とりあえず、インタビューにあった紳士の仮面が、意外と早いこと綻びが出て来るのにもニヤニヤしました。
内容ですが、人狼一族の当主代理であるスパダリ・綾宥×幼馴染みでトリマー・泉によるモフモフ両片思いものです。
人狼である綾宥と幼い頃に知り合い、現在も友情を育んでいる泉。
そんなある日、空き巣被害に遭った事から、綾宥の屋敷にしばらく居候する事になります。
綾宥の過保護過ぎる態度を、友情としてありがたく受け取っていた泉ですが、実は恋愛感情として好きだと告げられて-・・・と言うものです。
こちら、人狼一族とモフモフだったり、泉の身に起きる奇妙な出来事だったりと、設定としては凝ってます。
が、主軸となるのは二人の恋愛部分。
メインはあくまで二人の恋愛であり、ここが凄く丁寧に書かれてるんですよ!!
紳士的で優しく穏やかな綾宥。
対して素直で真面目、そしてちょっぴり天然が入ってる泉。
が、実はこの綾宥。
「紳士の仮面」を被ってるだけでして、実際の姿と言うのはわりと強引だし腹黒い部分があったりするんですよね~。
で、そんな狼の巣の中に、まんまと連れ込まれてしまった泉。
そんな彼が、ちょっとずつ本性を剥き出しにする綾宥に上手いこと丸め込まれ、美味しくパクッといただかれちゃうまでをほのぼの甘々テイストで綴った作品なのです。
松幸先生の作品ですが、攻めが空気だったりヘタレるパターンが多いんですよ。ご本人もおっしゃる通り。
しかし今回、最後まで強気、そして受けを手に入れるためなら・・・とわりと執着ぶりを感じさせる珍しいタイプの攻め。
とても新鮮な上、個人的にこのタイプの攻めが好きで仕方なかったりするんですよね。
ロックオンされちゃった受け可哀想!!とか言いつつ、ニヤニヤしてしまう。
いやもう、紳士的でありながら、結構強引な口説き文句が甘~い!!
隙あらば口説きにかかるから!!
あとですね、泉が流されやすそうに見えて、意外とはねっ返りでもあるんですよね。
御しやすそうに見えてなかなか手強かったりして、実は綾宥を振り回してたりするんですね~。本人が気付いて無いだけで。
まぁ、そんなワケで、二人の攻防を大変楽しく見守らせていただきました。
それと最後になっちゃいましたが。
綾宥の義弟でこちらもモフモフの光寛。
とっても可愛いのですが、更に良い仕事をしてくれます。
とりあえず、モフモフは正義だと私も言いたい。
そんな感じの、超ほのぼの甘々なモフモフもの。
終始ニヤニヤしながら楽しく読めました(*´▽`*)
日本狼の末裔であるスパダリな攻めが幼馴染の受けに自分を意識させ手に入れるまで。
<あらすじ>
トリマーの小野原泉(受け)は店ではまだまだ新人で看板トリマーの堀池に良く絡まれています。
堀池はトリマーとしては優秀ですが性格に問題があり、特に泉に当たりが強く、それが仕事のストレスにもなっています。
そんな折、堀池が何者かに襲われる事件が起き、犯人がわからないまま不安な毎日の中今度は泉の部屋に空き巣が入ったのです。
何か盗られたわけではなく、散らかした部屋が片付けられていたという奇妙な現象なのですが不気味なことに変わりはなく、しばらく幼馴染の磐城綾宥(攻め)の家に居候することになります。
犯人が捕まらない状態を心配して過保護になる綾宥に素直に甘える泉でしたが、ある日綾宥に告白されてしまいます。今までそういう対象として意識したことがなかったので驚きますが、それ以来綾宥を意識してしまい平静を保てなくなってしまうのです。
綾宥は今は東京に本拠を移しているとはいえ昔は一帯の名士の一族の当主代理を務めています。実は一族存続のため人間と交わった日本狼の末裔で、今では数少なくなった狼の姿になることができます。
変化のコントロールができるようになるまでと泉の住む町へと引っ越してきた際、屋敷に潜り込んでいた泉に変化を見られ友人となったのでした。
堀池を襲った犯人は誰なのか。泉の部屋へ侵入したのは誰で目的は?
綾宥は泉の心配をしながらも、自分のテリトリーへと泉を囲い、仕事の送迎を買って出、着々と自分のものにすべく動いています。
途中、誤解あったりして険悪な雰囲気(泉が一方的に怒ってる)になりますが、綾宥は長い付き合いで泉の操縦法を心得ているため結構あっさりくっついた気がします。
とはいえ、絡みは結構濃厚です。
狼に変化できるとはいえ、綾宥が狼に変化するのは一度だけで獣姦もありませんので苦手な方でも大丈夫です。
綾宥にはまだコントロール不完全な5歳の弟・光寛がいて、泉にとても懐いています。この子が甘え上手で本当にかわいい上、もふもふも加わって登場するだけで癒されます。泉の言う通りモフモフは正義ですね。
堀池に関してはちょっと気の毒だったけど、自業自得なところもあるのでちょっとは自分の行動を反省して欲しいです。
気になったのは、特に泉にキツく当たっていたのは理由があったのか。
初めはツンデレなのかと思っていたんですが・・。ただただそりが合わないだけ
だったのでしょうか。ちょっと気になりました。
あとがきでも書かれてありましたが、この作者様の攻めは結構ヘタレなことが多いのですが、今作はけっこう強気で泉を掌の上でうまく丸め込んでい多様に思います。
でも、泉の方も丸め込まれることがわかっているから、丸め込まれないように逃げるのが面白かったです。最終的には取り込まれるって感じでしたが。
ただ、いろいろと一族での立場が複雑な綾宥は跡取りでなくなったとはいえ、人間でかつ男である泉を選んでしまって大丈夫なのでしょうか。
逆に子供ができないから歓迎だったのでしょうか。
一族のことで苦労してそうな綾宥なのに、二人の関係に関しては全くその話が出ないので気になりました。
それと、流された感の強い泉はともかく、綾宥が泉をどうして好きになったのかとかも、もう少し語って欲しかったと思いました。
きっと葛藤とかあっったんじゃないかと思ったのですが。
とにかく、綾宥は泉を過保護に溺愛している感じが楽しかったです。
作家&絵師様買い。
表紙の印象通りのお話で良かったのですが、あんまり刺さるものがなかったので萌です。
攻めさんが大変丁寧に話される方で、事をイタしている最中に「入れますよ」「出しますよ」とおっしゃるものですから、つい笑ってしまった「本編240Pほど+甘め後日談20Pほど」のお話です。
攻め受けの二人は幼い頃からの知り合いで、まだ人間姿をうまく制御できずモフモフ姿でいる事がある弟のために、受けさんが攻めさん邸宅に訪問トリミングするシーンから始まります。攻めさんとその弟ちゃんは日本狼と人間が交わった家系の末裔で、狼の姿にも人間の姿にもなれるのです。受けさんは時折、モフモフ堪能するべく変身してもらって、攻めさんに甘やかしてもらっていたのですが、勤務先で不審な出来事が重なって、攻めさん邸宅に同居させてもらうことになり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めさん弟、受けさん勤務先の同僚、お客様ぐらいかな。
攻めさん、弟ちゃんとも、モフ姿でいることの方が少ない印象です。
**以下は攻め受けについて
冒頭にも書きましたが、攻めさんがゆったり丁寧にお話になる印象で、さすが由緒ある家系の当主代理、「色っぽい時もこの話っぷりかい」とつい笑ってしまいます。穏やかに「出しますよ」って言われても、もう受けさんデロデロで何言われてんだか分かってないし(笑)
腹黒さはあまり感じなく、さわやかーなイケメンという印象の方が強いんですが、なんだかんだ言って、結局自分のものとして囲い込んでるし、上手いわこの人。
うぶうぶな受けさんからしてみたら、抵抗の隙は全くなく、なすがまま、堕ちていってて大変楽しかったです。一応、思うところあってじたじた嫉妬なんかもしてはいますけど、無駄な抵抗はおよしになった方が。攻めさん色事はシツコそうで、なかなか次の日大変そうな受けさんでした。
これでちょっとだけ変人要素が入ってたら大好物パターンだったかも・・とちょっと夢見てしまう1冊でした。
松幸かほ先生の書かれる人外もの大好きです。
特にちみっこが出てくるとなお!
もふもふちみっこ好きさんも楽しめます。
先生ご本人もあとがきで書かれていますが・・・今回の攻様は存在感ありました!笑。
そして今回のもふもふは狼!
攻は人狼一族、磐城家当主代理の綾宥。
スパダリで受の泉を溺愛しています!
幼馴染エピソードや、綾宥の義弟のモフモフちみっこ光寛くんの可愛さったら!
トリマーという設定も上手く活かされていて、ちみもふ光寛くんも泉に懐いていて、二人の会話にも癒されます。
もふもふ姿は少ないですが、癒しのちみっこと、ちょっとした事件はあるのですが、人狼との出会いから愛を育む迄が丁寧に描かれていました。
重い作品を読んだ後の箸休めな感じでお勧めです。
わりとアッサリとした印象です。エッチはアッサリでは無かったですけれど。笑
泉が出会った瞬間から人狼に関して驚愕とか恐怖をあまり感じていなくて、それが綾宥が泉に惹かれる要素でもあったんですが、告白されてからも自然と受け入れてましたね。
激烈に反応したのは綾宥が見合いをしたと誤解した時って、もうそれって好きなんだよね。
ペットショップの先輩に関しては、今ならパワハラで訴えられるレベルで、綾宥にサロンを独立して出して貰えば良いのにって思いました。
まだまだそこまでのレベルじゃ無いから、修行目的で店舗を移動する事にしたらしいですが。
綾宥がスパダリの割には、それほど活躍した場面が無いのがアッサリした原因だと思いました。
美しい表紙と狼やちびっ子の絵。タイトルの紳士な狼など心惹かれ読んでみました。
読ませる力量はさすが松幸かほさん!
確かに紳士な狼の愛の巣で、なお話でした。
が、ちびっ子はすんごく可愛いものの、攻めのルーツや一族の秘密が絡むとか、劇的なことはなくほのぼの甘々で。ほのぼの甘々は大好物なんですよ!でも…。
攻めとの時間や関わりが少なくないですか?受けは仕事してるかちびっ子と遊んでるかで。
攻めの告白も唐突でなんで今?いやわかるけど何年も言わなかったのに…。
エッチなことも嫌じゃないならそういうことですよ…みたいな?
というかなんで攻めは敬語なの?
とにかく受けを甘やかし心配し尽くす攻めでした。
内容は受けがストーカーにあったのと、それをきっかけ?に狼の愛の巣にまんまと受け入れられるですかね。
心配するのにストーカーを突き止めようとはしなかった攻めに、なぜ?