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renai bus stop
爱恋巴士站
夏水さんを読み始めて数年になりますが、初コミックスをやっと読めました。
この作家さんは私が今まで読んだ作家さんの中では最も「楽しい」妄想をして下さる作家さんなのですが、この初コミックスの頃から既にその片鱗を窺わせています。
絵柄は流石に今とはかなり違ってますが、シーンの切り替えとか(特に大事なシーンの時のページが変わった直後のカット)、台詞の使い方はこの頃から好みだなと思いました。
絡みのシーンは少なめだと思いますが、ほのぼのと暖かい作品ばかりです。
スーツを着たリーマンも沢山登場するので、スーツがお好きな方にもお薦めです。
まぁ、残念なのは、受の黒髪さんが
最初のイメージからどんどん逸脱していってしまったことですかね。
や、恋愛を知ってとか・・実は・・なギャップは好きなんですが
クールな見た目、男らしい・・・そんな雰囲気を醸し出した上での
押し倒された顔の受臭さのギャップに萌に至らなかった。
残念。
とはいえ、全体的な作品の雰囲気やお話は、夏水さんらしい作品だなという印象で、
個人的には嫌いじゃないのです。
ハードではないのだけれど、どこか甘い
お花の話も最後の「花束みたいに~」のセリフにキュン。
どこか甘酸っぱい作品は読んでいて心地よい一冊でした
新装版が出てたので久しぶりに引っ張り出しました。
最近の夏水さんの絵と比べるとキラキラしてなくてもっと地味ですがその分リーマン物がめっさ似合います!
今の絵柄も可愛いけど、こちらの絵柄も好み。
表題作連作と短編集。
やっぱ表題作がおもろいです、バス亭で出会うサラリーマン同士の恋物語なんですが、都築[攻]の妄想力が豊かで顔を合わせるだけの相手にどんどん妄想が広がって行くとこがおもろい。
スーツ同士で妄想はエロいけど、実際の恋愛はじれったい位に初々しい。
この辺のギャップが読んでてひじょーに気持ちいいツボに入ります。
都築が走ってバス亭に戻ってくるとことかおお、恋愛してんなーって感じ。
リーマン同士の初々しくて可愛い恋愛に、攻の妄想をミックスしてなかなか面白い仕上がりに。
あとがきは男性向雑誌を読んで妄想するという内容で、これまた夏水さんらしい内容。この妄想が発展してブルボン貴族に繋がるのだな~とか思ったりと今の夏水さんコミックと比較するのも楽しみかと。
リーマンものの傑作です。何度も読み返しています。スーツが好きだ!と再認識しました。
酔ったときに見たAVに出てる女優が、バス停で会うリーマンに似てたからって、それから妄想が止まらなくなる。妄想して何が悪いんだ、と自分でツッコミを入れながら、いろいろなバリエーションがあっておもしろい。声を初めて聴いて夢に見たり、私服を初めて見て妄想の中で「そういうカッコも好きだ」って、彼本人に好意を抱いていることに気付く。知り合って会話して仲良くなってそれからどうする?の物語です。
他、高校時代の初恋の人と同じビルで再会したり、花屋に口説かれる中学教師とか、歓迎会で酔って新人にキスして気まずくなったり、スーツものがいっぱい。受が泣いちゃうのはワンパターンかなと思うのですが、そのカプごとにいろんな愛があります。えっち度が低い順に並んでるのは気のせいですか?
初コミックスなので、今と絵が違うけど、リーマンものとして合っていると思います。
デビュー作も収録されている夏水りつさんの初コミックです。
最近の犬恋シリーズと比べてしまうと絵はまだ粗削りですが、眼鏡受けリーマンの可愛さは昔からという事実に興奮出来ます。
妄想バスストップ、恋愛バスストップ
リーマン・都築京一 妄想攻め×リーマン・藤崎真佑 ドジっ子天然乙女受け
毎朝バス停ですれ違う美形リーマンに、都築は妄想を抱いてしまう。
社長から襲われていたり、刑事の犯人に襲われていたりと、それはAVに出ていた女優に藤崎が似ているからだと思っていたのだが……。
一瞬すれ違うだけのリーマンに抱く攻めの妄想が激しくて、面白かったです。
初心なピュア系な話で、ただすれ違うだけの関係だったのに、勇気を出して声をかけてようやく話せるようになったりと、過程のドキドキが大事にされていたのがよかったです。
恋のせいならしょうがない
織原 マイペース攻め×桐島 眼鏡ツンデレ受け
デビュー作で、高校時代の初恋の同級生と、リーマンになってからの再会物です。
大人になっての再会で動揺して家に帰って、布団かぶって顔真っ赤で思い出す受けが可愛かったです。遠回りな恋の成就に、萌えました。
すべての花は君
花屋の店長・葉山 軟派攻め×教師・遠山 黒髪眼鏡ツンデレ受け
中学生のトライアルのお店に選んだ店の店長で、終了後に告白される。
ふざけた態度なので断ったが、一年かけて反省するから来年告白させてとつきあいが続いて。
ちょっとちゃらいのが私の好みにドストライクな攻めで、告白の切り返し時点で惚れちゃいました。
二度目の葉山の告白も、たまらなかったです。
ツンデレ受けのデレターンも来た来た!って感じで、良いツンデレでした。
ファーストキス
新人の幸田 硬派攻め×久高 ツンデレ誘い受け
歓迎会で幸田に酔ってキスしたら、それ以来意識してしまって。
嫌われてると思い込んでの誘い受けプレイに、攻めの寝顔にキスとか、久高が可愛かったです。
受けが泣いちゃう話が多いなと思いながら、その泣き顔を見るとやっぱり萌える!
パターンでも萌えるものは、萌えますね。
熱愛バスストップ
まさかの二カ月も寸止めプレイに、笑うしかなかったです。
受けな藤崎も攻めるつもりでいたんだと意外な男気に驚きましたが、藤崎は受けだと思います♪
あとがき
リーマンに関する妄想語りです。妄想を読んでいるだけで、一緒にニヤニヤとトリップ出来ます。
あとがきまで楽しいので、あとがきが楽しみな作家さんって夏水さんが初です。
リーマンに寄せる夏水りつさんの愛が満ち溢れた話で、小粒な萌えでした。
夏水さんの歴史をみたい方には、お勧めです。