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宮本佳野作品で一番好きなキャラの『ブン』が出てくる便利屋(walker)シリーズです!
ブンについては、『NOT/LOVE』という作品で出会い、大介とのせつない恋物語が好きなのですが、
この作品では『NOT/LOVE』以降の話が読めます。
結局、大介とはうまくいかず、つかず離れずの関係を続けていたブンですが、
行きつけのカフェのオーナーで、便利屋に依頼を持ち込んだサトルという青年の顔がタイプだったことから、彼にモーションかけてお付き合いすることになります。
サトルはノンケでしたが、ブンの中性的な魅力に負けてオトされますw
でも、ブンは倫理観低いので、仕事の報酬を体で払うのは日常茶飯事。
そんなブンの気持ちを量りかねてサトルはもんもんとする日々を送ります。
最終的に、他の人とは寝ないという約束をさせられて、ブンはサトルと落ち着くことになるのですが…
個人的にはブンの魅力って、貞操観念の低さも含めての“自由さ”だとおもうので、
今後も軽い浮気はしちゃうんじゃないかしら?と勝手に妄想してます(*´v`*)゚ウフ
あとがきで作者も、大介と完全に終わったかどうかは濁していたので、
「大介、まだ脈アルってよ!」と大介に伝えたいくらいです。笑
■コワレモノ
『areyouenemy?』(現在は新装版『エンジェリック・カンバセーション』に収録)に登場した鼻ピこと楊(ヨウ)というキャラのお話。楊が付き合っていた学生がストーカーと化し、別れた後も楊を付けねらうので、便利屋ブンがお助けします。
宮本さんの描くストーカーって、リアルに怖いんですよね…
まあ、ストーカーに限らず、便利屋(walker)シリーズに出てくる犯罪者は本格的でゾッとします。
■INTERMISSION
ブンとサトルの出会い編。
自由奔放で結構男前な仕事をするけど、スイッチ入ったら一気に色っぽくなるブンの魅力が存分に楽しめる1冊。
個人的には大介と復縁することを強く祈ってますがね!(o・∀・o)笑
《個人的 好感度》
★★★★・ :ストーリー
★★★・・ :エロス
★★★★・ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成
便利屋のブンの物語である、いわゆる「WALKERS」のシリーズ。
時間軸は「NOT/LOVE」の後です。
「コワレモノ」
以前から情報通として重宝していた楊(ヨウ、あだ名は「鼻ピ」)からのストーカー相談。
よく話を聞いてみると、ちょっと遊んだユタカという男を結局フッたらつけまわされている、という。
そんな事を言いながら、ヨウはブンを口説いたりでチャラい。一方ユタカはいよいよエスカレートしてきてヤバい。
ヨウが自分の部屋に戻った時、ユタカが待ち伏せしていて…
ユタカの暗い心の内。自分でも真っ黒な心をどうしていいのかわからずに、ヨウの目の前で自殺未遂をしてしまう…!
ユタカは施設で心身の治療をしているが、まだヨウの事を考えているみたい。
「INTERMISSION」
大介と別れて、なんとなく落ち着かず、ヨウと寝たりしているブン。いつも行くカフェの店長さんが優しい心遣いをしてくれる。
「Heat」
そのカフェの店長・サトルが、お金の相談でブンに依頼をしてくる。
ブンが男も女もイケる事を知り、意識しまくるサトル。
ブンとサトルの始まりは、ブンがちょっと面白がってちょっかい出した、という感じ。
真面目なサトルはすぐにブンが好きになって…
そんな時、カフェに強盗が入り、サトルが殴られて怪我をしてしまう事件が。ブンがサトルを部屋に泊め、ついに関係を持つことになります。
しばらくいい感じの2人でしたが、急に大介が現れてまたブンを抱く!(うわー…大介って本当に何考えてんの?)
その現場をサトルが見てしまう!うわー…
でも今回はブンも殊勝です。サトルの気持ちを考えて、もう他の男とはしない、と約束します。
でもしれっと大介とサトルのカフェでランチ食べるんだよね。サトルがんばれ。
妻子持ちのくせに手を出してくる大介なんかより、断然サトルと仲良くやってほしい!でもどうなるんだろう…大介も魅力あるんだよなぁ。
結局ぐずぐず〜としてサトルを傷つけちゃいそう…