ちょこみん
coffee to kurumi wa aimokawarazu
億也の髪が短くなっていて、とてもかわいくなっています。
同棲している高市と億也は、一緒に焙庵先生の所へ珈琲豆の仕入れに行きます。
焙庵先生に「新婚生活はどう?」などと言われて真っ赤になってしまう2人です。
挨拶をすませたところに、神保組・組長(億也の父親)が若頭・瀬川と珈琲豆を買いに来ます。
高市は組長と顔見知りで挨拶をしますが、億也は高市の背中に隠れてしまいます。
焙庵先生が先に帰る組長を「神保さん」と呼ぶのを聞いた高市は『…神保?』と思います。
家に帰ってから、2人して聞きにくそうに「店で会ったあの人」の話を始める様子がかわいいです。
億也が、高市の事をとても自然に「透さん」と呼んでいて感慨深いです。
億也は嫌われないか気にしながら、父が極道で、億也の母が籍を入れていなかった事を話します。
高市は冷静に受け止めます。
億也は父に一時的に生活の面倒を見てもらったけれど、あまり話したことがないと言います。
高市から焙庵先生と父が昔なじみだと聞いた億也は、世間が狭いと驚きます。
そんな話から、高市が以前から考えていた籍を入れる話を始めます。
高市は、養子縁組になるけれど俺の家族になって欲しいと言います。
こういう時に億也の気持ちも聞きながら、言葉を惜しまず話してくれる高市は男前ですね。
そして段々顔が赤くなってしまう億也がまた、かわいいです。
「愛してる」という高市に、キスをする億也。
こんなシーンが見られるなんて、もう。
高市の家族に会う事を考えて上手く話せる自信がないとパニックになる億也を、
高市が「大丈夫!」と抱きしめながら考えることは億也の父の事で…。
ゆっくり始まった恋が恋愛になり、同棲をして入籍の話をするまでになり。
またじっくり読むことができて良かったです。
大事な話をする時の、この2人らしい雰囲気が好きです。