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肇の憧れは、化学教師で担任の氷室先生。質問とかこつけてはいつも先生の近くにいた。
獣医を目指している肇だったが、医者である父親は人間の医者になることしか認めないという。そのため、学費を稼ぐためにと、割のいい夜のバイトをしていたのだが、それが先生にばれてしまい・・・!?
しかも、いつもの先生と雰囲気が違う!!
二重人格の先生と、その先生が大好きな生徒のお話。
裏の顔のときは、表のときの行動がすべて見えているが、表は裏のことを知らない。
裏は肇のことを好きだ、可愛いといってくれるが好きなのは表の先生で・・・。
二人が好きだといってくれないと・・という悶々と肇ちゃんが奮闘するお話。
表がまじめすぎるがために~からの流れも面白かった。
まとまりも上手にまとまってるので読みやすいです。
最後の最後。裏と表がいったいになる~の部分がう~~~んな感じもしなくもなかったんですが、これはこれで面白い。
マンネリ化したあたまにはちょうどいい作品でした