ラブハレーション

キラキラした絵と設定がピッタリ♪

新刊(つわものの～)で初めて猫乃森さんの作品を読んで
絵がキラキラしてるから芸能モノが合いそうだな～と思ったら既に出てましたね；

うん、やっぱり合う♪
キラキラ可愛い系の絵と2.5次元俳優という設定がピッタリです。
隠れファンの攻め×キラキラ可愛い俳優受けが楽しめました。


さてさて、
妹に連れられて2.5次元舞台を観るハメになった真司。
想像以上に魅了され、中でも向井風馬の演技に惹かれます。
帰宅後には思わずTwitterで舞台の感想をリプしてしまうほど…ｗ(﹡´◡`﹡ )
風馬はファンサービスがマメなタイプで返信があり、じんわり浮かれてます。
そんな中 居酒屋で酔っ払いに巻き込まれて絡んできたのが向井風馬！
一緒に飲むと舞台上とはまた違う一面を覗かせ、風馬に乗っかられて一夜を共にします。

プライベート･風馬となし崩しでセフレ関係へと発展してしまう一方、
役者･風馬のファンであることが言い出せずに悩む真司はーーーと展開します。


場面切り替えで受け視点も入りますが、基本ベースは攻め視点です。

風馬は真司が自分のファンだと知らないので「俳優がファンを喰った」構図じゃないのが良き◎
真司も真司で「ファンとして立場をわきまえられない自分」に葛藤してるのも良かったです。

風馬は性的なことは奔放ですが役者としては非常に真面目で好印象でした。
エッチの時は淫乱なのに、役者の話をするときは無垢な笑顔のギャップにキュン♡
とっても可愛いーーッヾ(*´∀｀*)ﾉ

真司は純粋なファンとしてあるべき姿に悩む真面目さが良い。
ファンであることを隠したままセフレとして会うのが止められず、
真司であることを隠したまま一ファンとして応援リプするのも止められず。
難しいですねぇ…。

ただ、ファン心理と恋愛感情がごっちゃに描かれていたのは残念だったかな。
実際は紙一重の感情だったとしても、BL的な決定打が欲しかったです。


評価はストーリーは萌え辺りだけど、
絵と設定がマッチしててキラキラ可愛い芸能モノとしては萌え×2。
あとエッチシーンが(修正も含めて)エロく描かれてたのも良きでした♪
(※紙書籍購入です)