条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
幼馴染みから恋人になるのはなかなか難しい…
uso to dilemma
クーデレ VS ツンデレ。で、ひたすらモダついていて、これは友達(当て馬にならず、ただいい友達)が居なけりゃ一生そのままだったかと思われる、そのくらい淡い恋心。情けないほど、進展しないのだ。どんなけヘタレなんだよ。でも、可愛いから許す。坂崎春先生のキャラは髪色で区別するしか無いくらい、描き分けも何も無いが、可愛いから許す。カフェバー店員のギャルソン姿の壮真の赤面が可愛いから許す。エチシーンも薄め。淡白。
同時収録されている「センチメンタルロスト」もほぼ同じ話しで、こちらもヘタレ VS 天然で、友達が良い仕事をします。友達が居なけりゃ何も進展しなかったであろう。うう。けど、学生服の高校生が可愛いから許す。「おかげさまで昨夜めでたく…。」とテレながら報告する純にプチキレる友人、シゲちゃん。「お前らの恋愛事情なんて聞きたくねーよ!」と常々言っているのにもかかわらず、結局何かと世話を焼いているのだ。この友達の心境の方がむしろ気になるよ、私は。
嘘ってほどでも無い。モダモダがジレンマと言ってしまえばそうなのかもしれないけれど。それはとっても小さな物語。…って感じの2篇でした。
タイトル作品【嘘とジレンマ】と
同時収録【センチメンタルロスト】の2本立て。
ココでは【嘘とジレンマ】についてレビューする。
容量としては半々の 坂崎春の作品。
正直 タイトルに加えるほどの嘘はない(笑)
15歳の壮真は、5歳年上の幼馴染み兼 兄貴分的な存在だった光希への想いが恋だと気付いた時点で自ら幕を引く。それは叶わぬものだと思ったから…
しかし成長し20歳の大学生になった壮真は
カフェでバイトしながらも そこへ訪れ 今やホストとなった光希に一度は自ら引いた幕を完全に閉じられずにいた。
ツンデレ壮真クンに どうやら光希もそれなりに…
いや、それ以上にこじらせちゃってたり…と、
まぁ恋人同士になっても不信感が誤解を生み…とあるが、王道BL2本立て!と言えるだろう。
坂崎春の絵は綺麗でスッキリしていて恐らく余り好き嫌いが分かれる事はないだろうし、自分には少し(かなり?)あっさり感が否めないが 読み手を選ばない作家の一人であるとは思う。
作品自体に何を期待するかにもよるだろうが…
軽くBLが読みたい方には何の抵抗もなく純粋にBLというジャンルを楽しめるのではないだろうか。