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koibito wa double no suit
アパレル業界のお話。続編は『ノッチド。ラペルに浮気』です。攻めの高岡がどんどん笠間作品らしくなっていくので、2冊まとめて読むことをお勧めします。
ただの同僚だったはずが、酔った勢いで関係してしまった高岡と奥田。自分から誘ったと言われても記憶にない奥田ですが、それから高岡のことが気になってしまい…。
店では敬語で話す高岡が、二人きりではちょっと乱暴になるのがいいです。奥田はみんなのマスコットみたいな存在で、気が弱くてちょっと女々しいと言うか、子供っぽいと言うか。だけど高岡に迫られてすぐにトロけちゃうし、困ったような上目づかいはどう見ても「誘い受け」です。高岡が心配するのもわかります^^;
高岡がジーンズ屋の女性といるところを見て嫉妬する奥田は、いつも見ていたのは自分の方だったと気づいて、高岡が好きだと観念するのですが、女性(店長の恋人)が、二人のキスを見て喜んでいるのが面白かった。腐女子なのですね( ´艸`)クフ
フィッティングルームのHなどあるのですが、折角のアパレル業界設定なので、それがもっと生かされていたら良かったと思います。
・『年下のカレ』
生徒×先生です。疑り深い年下の恋人にちょっとうんざりし始めている先生。修学旅行で離れたことで最初は清々していたはずが、だんだん不安になって…。Hの時はトロットロで、普段はクールという先生ですが、嫉妬でぐるぐるしている姿が表題作の受けと被ってしまったので、もっとクールでもよかったなー。
・『月の羽衣』
ガキ大将といじめられっ子の再会もの。エロなしです。いじめたと言っても気になってかまっていた感じで、いじめられた方も自分と違うガキ大将に憧れていたのです。
笠間作品の中ではエロも執着も少ない作品なので物足りないですっ!