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ぼくとの出会いを運命にしてみますか?
gesseki no yoru

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12作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
 辿り着く、そのときまで。
                    辿り着く、そのときまで。
                アニパーシリーズ4作目。
こちらのシリーズは表紙もすごく素敵で
今作もものすごくほっこりしたのだけど…
これまでの作品のカップルとは違って
「写真の中におさまったふたり」なんですよね…。
読み終えて表紙に戻りそこに気が付いて、また涙があふれました。
ここまでの3作も、それぞれに葛藤や苦しい思いを抱えながら生きている主人公たちの
出会って恋をして幸せになるまでがゴール"ではない"日々に胸を打たれてきました。
今作も同様に、晴夜と明の心が動いていく様子を見守りながら
やがて幸せに辿り着いたその先を思い描かせてくれるのかと思いきや、まさかの結末に大号泣…。
明の回想の口調からある程度予想はできて覚悟もしていたつもりでしたが、いざその場面になったら胸がギュッとなって涙腺決壊。
悲しいとかツラいとかそんな浅い言葉では言い表せない感情が次々わき上がってきて、涙が止まりませんでした。
誰だって愛する人とはずっと一緒に生きていきたいけれど、
『ずっと一緒には居られない』という未来は誰でも持ち合わせている現実なんですよね。
やがて訪れる死とどう向き合うか?ということよりも、その時までどれほどの想いを重ねて日々を大切にしていくかによって、
辿り着く場所の景色は変わるのだなとふたりから教えてもらえました。
晴夜も明もそれぞれ別離の悲しみはあったと思うけれど、そこに飲み込まれないほどの深くてあたたかい愛に包まれている様子が本当に素敵で。
出会ってからその時を迎えるまでの時間が濃密だったことが感じられる『またね』がすっごく沁みました。
明と晴夜視点だけでなく、心春や氷山や明の父視点まであって
さまざまな人達の心の内側を知りながら読み進められたのも斬新で良かったです。
この余韻から抜け出せそうにないくらい心を持っていかれたのでしばらくはふたりのことばかり考えてしまいそうですが
でもそれくらい深くのめり込めるお話に出会えたことが幸せだなと思います。
彼らの素晴らしい人生に立ち会わせてくれて本当に嬉しかったです。
素敵な作品をありがとうございました。読めて良かった…!
 No Title
                    No Title
                最後の展開で号泣…嗚咽するぐらい泣いちゃった…なんといったらいいのか…。明がおくさに心を寄せているのがとても良かったなぁ。あの日はたしかに記念になる日だ。おくさの話を氷山さんに話せてるのも良かった。晴夜さんはしずかに寄り添う愛だなぁ
今作は登場人物それぞれのモノローグがあって、それぞれの帰る場所についていろいろな想いを感じられたのも良かったなぁ。明のモノローグから少し予感はしていた最後だけれど…。心春のことも心配だったのでほっとしながら読み終えましたまた泣いちゃう。
明はまた大事な相手を送ったわけで彼の心情を思うと辛くて仕方ないが、おじさんとは出来なかった心を繋ぐこと、2人の大事な時間を過ごしたこと、たくさんの思い出を作れたこと、またねの言葉での最期は幸せなことかもしれない
 別離と出会いと。
                    別離と出会いと。
                アニパーシリーズ、とうとう4作品目で、4組目のカップル登場。
どんどん分厚くなっていってて、とうとう普段使ってるカバーがはまらなくて、違うのを使いましたよ(A^_^;
受け様は、大学生の明。
初恋でずっと片思いし続けていた叔父の聖也を亡くした。
亡くなっても忘れられず「せいや」という名前を検索していて、「食事処あずま」のブログへたどり着く。
この「食事処あずま」の店主で、ブログを綴っていたのが、攻め様である晴夜。
アニパーを通して言葉を交わし、お店へ食事をしに行って、実際に会って話をして親しくなっていく。
晴夜から、まずはアニパー内で恋人になって恋のリハビリを申し出られ、半ば強引に恋人スタート。
大人の紳士かと思っていたら、結構必死だった晴夜の口説き、よかったなぁ。
明のちょっと天然入った純粋さや一途さもいい。
2人のやり取りが、誠実で可愛くて、とってもほっこりきゅんな気持ちにさせて貰えました(≧∇≦)
駆け引きとかなく、素直で愛おしい。
”好き”という気持ちに正直で、読んでいて気持ちいいです(>ᴗ<)
帯に『さよならのない最後の愛』とありましたが、そういう事か~。
人生は、いろんな形の別離や出会いがあって、今の自分がある。
2人の最後は当たり前なんだけど、やはり切ない。
その後に、初めてアニパーで会話をした時の事が、晴夜視点であったのには、嬉しい驚き。
この流れ、先生凄いですね。
切なさの後に明かされた、最初からの運命的な出会いと好意に、持っていかれました( ˊᵕˋ*)♡
 良かった!
                    良かった!
                出来るなら、レビューなどで情報を得ないで、読んで頂きたい作品。
大学生の明が、晴夜のブログを読んでアニパーで話しかけ、直接晴夜のお店へ会いに行った所からのお話です。
私が読んでいて感じたのは、前3作品のお互いがスキスキ!とは違い、晴夜の明に対しての本音が読めず、これは遊び?騙されてる?みたいな感覚。また、明も晴夜に対し本当に好き?流されてない?という疑問。
読み進めるうちに、お互いの本気さは分かりましたが、私が感じた感覚の原因は、2人が直接会う前の、アニパーでの会話や、晴夜のブログを見てどこに惹かれたのかが最初に無かったからだと思いました。
幼なじみの心春や、明の父親、緑と結生、おくさとロボロン、様々な人達の話から、生きている間の出会いや別れを感じ、時折出てくる回想の様な明の語りが、凄く気になりました。
2人の幸せな姿を見ていると、上記の様な感覚や気になる事も薄れて、幸せな気持ちで読み進め『十五年後のヨル』で泣きました。
思い出すだけで、涙が出ます。何かがあるとは感じていましたが。。。でも、2人の「またねだね」に救われました。何ていい言葉なんだろ。
そして、『6月11日のヨル』で、私が最初に感じた物足りなさが、吹き飛びました。
これを最後に持ってくる朝丘先生の素晴らしさ!神評価以外に有り得ない!
このシリーズに出会えて、本当に幸せだなぁと感じました。
 伏せ字で○○年後が良かった
                    伏せ字で○○年後が良かった
                半分くらい読んでからここを見ちゃったので結末を知っててしまったのだけど今回はネタバレ途中で見ておいて良かったです。一応覚悟が
朝丘先生はシンプルなテーマを煮詰めて煮詰めて
お話を作る方だから最後がこうなるのはある意味予定調和
いい話です。
でもやっぱり15年ってのがすごく引っかかる。
早いよ。もやもやするよ。
残りの人生が長すぎて明がかわいそう。仲間が増えてさみしくはないのかもしれないけど、幼なじみを含め他は皆パートナーといるんだよ?違うさみしさが深まるよ
何年後かってのは、ぼかしてほしかったな
そしたらアニパーで終わるyoco先生の挿絵も生きてくるよ
こんな可愛いのに、きっとリアルの方は皆じじばばなんだな!ってこっちは勝手に思うからさー
 月の明るい夜
                    月の明るい夜
                たった今気が付いたのですが、表紙がすでに東は闘病中??という感じだったのですね。。。
最終的な感想としては、「これはまたComplete bookでもっといろいろと書いていただかないと、私の中のもやもやが消えなそう」です。
個人的に心春ちゃんの恋愛云々(彼女の家庭事情は、明との関係を説明するのに必要だとしても)や、前作の二人についてよりも、もっと主役の二人について読みたかったです。東の最期に関しては、なんとなくそうなるのかなと予測はしてましたが、”十五年後のヨル”でふわふわっと短く終わってしまいました。闘病日記を書いてほしいとは思いませんが、十五年を二人がどう過ごしたのか気になります。
「またね。」ということで、二人の続きを楽しみにしています。ありますように。
 初恋と亡き人への想いと二度目で最後の恋のはなし
                    初恋と亡き人への想いと二度目で最後の恋のはなし
                事故で亡くなった叔父への片思いが忘れられずに時を止めている青年 明が新しい出会いの中で恋をして成長していく話です。
前作『氷泥~』に続いて生と死を考えさせられる物語でした。
亡くなった叔父 聖也という人が少ない描写の中であまりいい人ではなく、さみしかった子供の心を捉えただけのように思えました。
明の中では優しくて素敵な想い人のようですが、節操がなく少女にセクハラ発言や大人気ないからかいを繰り返す、不誠実で嘘つきな人、という印象でした。
幼馴染の女の子 心春。
女性が恋愛対象で明が同志的な気持ちでも大好きな親友。
彼女の父親がクズで助けてあげたいと思ったので、本編終了から1年後の短編「心に在る春」で幸せになってる姿が読めてよかった。
BLで女の子同士のラブラブな物語を楽しめるとは思ってもみなかったです。
明の父親は、妻を蔑ろにする浮気男。
体の関係がなければ異性と仲良くしても妻に不誠実ではないと言うけれど、父親視点の場面では弟へのコンプレックスと自己否定で寂しい人でした。
居酒屋のオーナー 晴夜。
知的で思いやりがある優しい大人。
若い頃はやんちゃだったこともあるけれど若気の至りと言える程度。
-------- 以下未読の方には読まないことをお勧めします ---------
短編「15年目のヨル」
このタイトルを見て、本編から15年経った30代半ばを過ぎた明とダーリンのほのぼのぶりを見せてもらおうと軽い気持ちで読んでしまったのは失敗でした。
正直この短編の必要性がよくわかりません 。
こういう展開には弱いのであらすじで匂わされたら読めないタイプの話です。
どっから見ても完璧なハピエン以外ダメとは思いませんが、私には受け止めきれませんでした。
この作品シリーズのキーとなっているゲームのキャラクターであるロボロンとおくさの最後とも重なってとても考えさせられました。
主人公二人にこういった未来を用意しないと語れないことがあるとは感じられないので、なぜと思わずにいられませんでした。
あるとすればこの先の明の生き方なので、ご想像にお任せしますとされては気持ちが重くなるばかりでした。
勝手な思いですが個人的にはこの短編はないことにして心春ちゃんの物語で終わりにしておきたい気落ちです。
いつか、時がたって再読したときには作者の意図が理解できるいいと思います。
 最終巻
                    最終巻
                
4作目は最終巻ということで、今までより特別な気持ちで読んだ気がします。
途中、表紙と話の流れ的にもしや死ネタでは、と察してしまい。2人が幸せそうにしてるだけで胸が苦しくなりました....。
“またね“を積み重ねてきたからこそ、最後のシーン、“またね“の言葉が染みますね。アニパーシリーズ最終巻に本当にぴったりの言葉だと思いました。
あいかわらず、朝丘先生の言葉のチョイスは心を掴まれます。先生の作品、あたたかくて大好きです。
前作の登場人物もでてきて、シリーズならではの楽しみ方もできるので前作読んでない方はぜひ読んでもらいたいです。
 アニパーシリーズ完結巻
                    アニパーシリーズ完結巻
                読後じんわりきています。
あとがきにあるように「坂道のソラ」と「窓辺のヒナタ」、「氷泥のユキ」と今作が対になってるのでぜひ「氷泥のユキ」も併せて読まれる事をお薦めします。
「氷泥のユキ」で主人公が作り出すゲームが重要な要素なので。
社会人で人生経験豊富な年上の男性と高校生~大学生のまだまだ未熟な男の子達との様々な恋愛模様、私は大好きなシリーズでした。
特にアニマルパークだけではなく「氷泥のユキ」と関わりの深い、“ライフ”という架空のソーシャルゲームと主人公の心情を絡めて進むのでのめり込みました。
アニパーもですが、ライフ、私も遊びたくなりました。
おくさ可愛すぎます。yoco先生のイラストも相まって世界観にどっぷりです。
「またね。」という言葉がとてもとても深いです。