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深窓の坊ちゃんアウトドア親子に出会う!
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雅人の深層の令息ぶりや浮世離れっぷりがすごいですね!
次期当主にと養子に引き取られた先で実子が生まれ、身を引くように地方の大学へ進み一人暮らしをする二十歳の雅人。
自炊も洗濯もできず無制限のカードを持ち、どこからどう見てもお坊ちゃんで。
森住と満天と過ごす中で親心や子供心を知ったり、初めての感情、初めてのバイト、初めてのあれこれと…。
スパダリイケメンでモテモテの森住とかんわいいちびっ子の満天。
親子と過ごす幸せな日々。やっと雅人にも普通の幸せと遅い初恋が訪れたと思ったら…。
良いお話でした。
森住の雅人を構い倒すところとか、満天のおませさんなところや、雅人がカルチャーショックを受けながら色んな体験をしたり。
ここぞというときの雅人の男気。
こんなん言われたらお嫁に行っちゃうよ!
3人のこれからが楽しみですね。
旧華族な受け・雅人を、身近に引き寄せて読むことができなかったのが敗因かも……。
浮世離れして世間とズレてるおぼっちゃまも嫌いじゃないのになー……。
鼻血出しちゃうところや、7万円のボールをプレゼントしそうになるところなども、クスッと思うことができなくて白けた気持ちで読んでしまった私……。
旧華族の跡取りとして幼い頃から自分を律して生きてきた人の芯の強さ・凛としているところが魅力的ではあるんだけど、そこがどこか頑なさみたいなに通じている気がして、なんか苦手だなぁ…って思ってしまいました。
なので、婚約者の件で攻めからの説明をシャットアウトしてしまうシーン。
んもーー!!なんで従業員の噂で真実確定と思い込んで、本人の口から聞こうとしないかなー!?と思ってしまって苦手意識が決定的なものに……。
二人の恋愛模様よりも、マシマロこと満天のめんこさと、受け家族とのやりとりが印象に残る。
それにしても、森住家は長男夫婦の忘れ形見の面倒ひとつ見れないのかしら?
独身准教授が男手一つで面倒見るのと、いくら仕事で多忙とはいえ祖父母&独身叔母が揃ってしかも超金持ちなんだからお手伝いさんいくらでもいるでしょうに、専属シッターだって雇えるでしょうに……。
とても良かった!
雅人の浮世離れした感じがなんとも可愛いので悶絶しました。ラーメンの食べ方が最高でした。
森住と甥の満天と一緒に過ごすうちに、弟へのわだかまりが無くなって行く過程が読んでいて自然で、安曇先生ならではだと思いました。
徐々に明かされる森住の家の事で雅人が悩んだり、森住の強烈なお姉さんが登場します。
でも、読者には森住の心が誰に向いてるなんかは一目瞭然なんですけどね。
雅人の両親との和解からの展開がちょっと駆け足だったような気がしました。
2人がくっついてからのお話がもっと読みたかったです。
奈良先生の描く森住がイケメン過ぎて大好きです。
大まかには、旧華族という上流階級の跡取りとして育てられた受けとリゾート会社の御曹司である攻めが、大学生と大学准教授という立場で出会い惹かれあうという話です。
その中で、受けの不安定な立場と義弟への複雑な思いや幼馴染の話、攻めの立場や育てている甥っ子の話などが絡んでいき、受けが恋愛初心者過ぎて恋していることに気が付くのに優に2/3も費やすなどなかなか二人の仲は進まず、やっと結ばれたら終わりだった
という感じで、盛沢山だったけどちょっと盛りすぎだった気がしました。
<あらすじ>
法学部2年の雅人(受け)はすべてを使用人にやってもらっていた実家を離れ、やっと一人にも慣れてきた今日この頃。
構内を考え事をしながら歩いていた雅人は脚立で作業していた大学准教授・森住
(攻め)とぶつかってしまいます。
同日、今度は食堂でアイスクリームを持ってぼんやりしていた満天(そら・森住の甥)にぶつかられ服を汚されてしまいます。
後日、二人が雅人が落としたレポートを届けに来た時、二人が親子(のちに甥っ子だと判明)であると知り驚くのですが、その時から満天に懐かれ誕生日会に呼ばれたり、
キャンプに誘われたりして仲良くなるのです。
雅人は子供のいない旧華族である本家の次期当主となるべく分家筋から養子に入り厳しい教育を受けてきました。が、3年前、両親に諦めていた嫡子が生まれたことにより、突如自分の居場所がなくなってしまいます。
実家を出るための準備として、地方の大学に進学することにするのですが、その際何も言わずマンションを買ってくれた父に帰ってくるなと言われているように感じるのです。
実家の名に恥じないようにと勉学に励んでいるため学年主席の成績を誇っていますが、育ちの良さゆえ浮いている雅人は友人を作ることができず、何一つ自分ではできない雅人を心配して同じ大学に進学してくれた幼馴染の友弥が唯一の友人です。
後継者になるために頑張ってきた雅人は生活面はすべて使用人まかせだったため、浮世離れしていていちいち面白いです。失敗を繰り返しながらもポジティブな生き方は好感が持てます。
森住は早逝した兄夫婦の忘れ形見の満天を引き取り、急遽ドイツから帰国し雅人の大学の法学部准教授をしています。
実はリゾート会社の御曹司ですが、次男なため好きな学問の道へと進んでおり、後を継ぐ気はありません。
兄夫婦が好きだったというキャンプへ何度も満天を連れて行ったり、愛情をこめて精一杯満天を育てていますし、満天は「おとさん」と呼んで森住を慕っています。
二人ともがほぼ一目惚れ状態で、急速に仲親しくなっていき、満天とのふれあいで義弟へのわだかまりも解けていくのですが、その間にも幼馴染からの執着だったり、満天の両親のことでもめ事があったり、兄夫婦がいなくなった森住家が森住に後継者にしようと政略結婚を画策したりと立て続けに事件が起こります。
特に政略結婚と後継者となることに関しては、森住の姉が出てきて森住を説得しろと圧力をかけられるし、時期を同じくして雅人も両親から呼び出され保留になっていた次期当主についての話が・・・
出てくる登場人物は基本みないい人ばかりでした。
雅人の両親にしても本当に雅人を大事に思っていたし、幼馴染の友弥は同じく家庭に問題のある仲間として唯一気持ちを共有できる親友だったし、雅人の気持ちをかき回した張本人の森住の姉にしても悪態つきながらですが基本いい人でした。
それにしても、行動的には雅人への好意が透けて見えていましたが、直接的に頑張ったのは雅人だったので、森住は子育てを頑張っていたという印象ばかりが残ってしまい
ました。
雅人も本人には直接言わず、温泉の水面に向かってだったり、お姉さんへの森住大好き宣言だったり、斜め上な告白だったとは思いますが、それでも森住が毎回一歩行動が遅いのがちょっと残念。せっかく実家へ攫いにいくところまでいってたんだから、後継者の話をしているところに乗り込んでほしかったです。私は頑張る受けも好きですがそれ以上に頑張る攻めが好きなのです。
結局、最後にいいところが見たかったのでちょっと残念。
そして、両想いになったらすぐ終わりで、それも残念。
もう少しイベントを少なくして、両想い後の話を読みたかったです。
作家さん買い。
タイトルから甘々なのを期待して読み始め。
結構複雑な家庭環境で育ったお坊ちゃまが受けさんね…ふむふむと
読んでいたのは本当に最初の方。
しっかり者ではあるけれど世間ズレした天然くんな受けと
いかにも包容力大な印象にも関わらず少年っぽい雰囲気を併せ持った攻め
という、内容的にはシリアスに進んでもおかしくない展開だったけれども
何しろこの2人中心で進んでいくので、結構ライトな感じで読め、
攻めの気持ちを改めて知った上でまた読み直すと、
ただの甘々な無自覚いちゃいちゃばかっぷるによる
子育てものだったな…と笑。
この2人を時には掻き回したりくっつけたりと絶妙なアシストをしてくれた
満天くんが、もうただただ可愛い。
少しませたところも、今作の受けさんとの相性もよかったように思います。
出来れば、コミコミ特典の小冊子もオススメです★
満天くんの独創的なアイデアには笑っちゃいました(o^∀^o)
タイトルマシマロとは何だろうと思ったら、ちみっこの満天くんが「マシュマロ」を「マシマロ」と言っていました。
そんな感じで満天くん可愛かったです。
旧華族の御曹司で当主候補から外れた雅人が大学進学をきっかけに一人暮らしを始めて、その大学で出会った准教授(満天くんの父)と仲良くなり惹かれていきます。
旧華族という名に相応しい行動からかちょっと周りから浮いていますが、礼儀正しく天然な雅人は可愛いです。また、森住親子との出会いがきっかけで、1人で生活できるように料理をしたりアルバイトに挑戦してみたりと良い変化が見られます。
雅人視点ではありますが、森住もかなり雅人の事好きだよなという部分が多々見られるので大人なのに雅人の幼馴染の友弥との牽制し合っているのはちょっと笑ってしまいました。
個人的にはメインよりも友弥や日下部など周りの方が好みだったかなと思ってしまいちょっと残念だったかなと思いました。森住の姉も良い人ではありましたが、初出はそういう事は本人に言えよという典型的な嫌な奴だったり、婚約者の存在など重要な事があっさりと解決してしまったのが少し物足りなかったかなという印象です。
『家族』や『血の繋がり』という物語の核である部分もしっかりとしていて安曇先生は安心して読めるなと思いました。ちょっと恋愛面では萌えは少なかったですが、家族という点では素晴らしい作品です。
※キャラクターの特徴について書いておりますので未読の方はお気を付けください。
お話はほのぼのしていて安曇先生らしい優しいお話でした。
ただどうしても一点だけ気になって仕方ないことがありましたのでそこだけ…
満天くんの描写で、表紙イラストも挿絵もふわふわしたマシマロカラーの髪のはずなのに、登場シーンの表記が
「天使の輪が描かれた黒髪の持ち主」
となっていて、黒髪…マシマロはこの子ではないのか?でもおとさんって言ってるし、んんん?と読み進める間ずっとモヤッとしてしまい集中できませんでした…。
字抜けとか変換ミスなら読み飛ばすし気にしないのですが、登場シーンでありキーパーソンの特徴部分でのミスはちょっと残りやすいので、チェックをしっかりして欲しかった…!
好きな作家さんだけにすごく勿体ない!と思ってしまいました。重版されることがありましたらどうか直っておりますように…!
ストーリーは皆様が書いてくださってるので感想のみ。
おもいっきり核心に触れてます↓↓
そもそも、攻めのお金持ち設定って必要だったんですかね?
これがあることで子供を攻めが引き取って育ててるってことに違和感が生じる気がするんですが・・・
亡くなった長男の子なら普通、跡取りとして祖父母が大事に大事に育ててもおかしくないですよね?
なのに、攻め以外の親族が引き取ることに躊躇したって・・・
さらに、攻めを次期社長とするため大学辞めさせ結婚させると言ったお姉さん。
受けの存在が不必要みたいに言ってるけどどう考えても独身なのに子持ちっていうほうが結婚の障害ですよね?
このあたりにもやもやしてしまって楽しめませんでした。
でも、言葉遣いの綺麗な受けは大好きでした!!
表紙買い。好きそうだなと楽しみにしていましたが、予想以上に好きなお話でした。色っぽいお話は少な目、ちびっこご活躍+優しく暖かく、くすっと笑えるお話で本編のみ280Pほど+先生のあとがき です。ちびっこ視点の後日談等あると嬉しかったんだけどなあ。すごく好きなんですが、神とするには何かひと押しが足りないかなと思ったので萌2にしました。それとやっぱり奈良先生の挿絵は神です!!うっとりため息しか出ないー
お話は御園塚雅人が大学の門を入るところから始まります。周囲から「ご機嫌よう、と言いそう」とみられている雅人は旧華族の養子。1年前に地方の大学に入り、一人暮らしを始めたのですが、執事、家政婦がいる環境で育った御曹司なので、一人暮らしするのは超大変w パンツまでクリーニングに出す素敵な生活♡一人でお風呂には入れるけれど、後頭部のセットは上手く出来ずいつも寝癖をつけている(挿絵もそうなってるw)という、超箱入り+天然高級素材+純粋培養な20歳です。考え事をしながら歩いていて、何かにゴン★とぶつかり・・・とお話は続きます。
攻め受け以外の登場人物は
雅人の竹馬の友、攻めの子供(満天(そら)、♂5歳)、攻め友人(イケメン大学講師)、受けの父母、弟(3歳)といったところです。
*****以下は好きだった箇所♡
ちょい悪エロ親父みたいな攻めも、「無菌室培養の高級もやし(1袋5万円)」みたいな御曹司も、やんちゃな可愛い可愛い満天も皆大好きなんですが、一番好きだったシーンは養子だった御曹司が、父母とようやく恵まれたという弟(3歳)との絆を修復できた箇所です。
次代当主になるべく育てられた雅人は、父母が血のつながった実子(弟)を当主にしたいと考えるのは当然だろうと思い、地方大学に行き、いつかは実家から自立しようと考えていました。本編の終盤で、父親がきちんと答えを出し、話をしてくれたことにより、雅人なりの答えをちゃんと出し、それをしっかり話すところが、本当に良かったなあとウルウルします。
旧華族当主という渋い父♡、可愛い弟を微笑みながら見つめる雅人という挿絵でも表されていて、あー絆取り戻したよねーと幸福感倍増です。
あー可愛かったなあ、天然素材受け。もうちょっと受けのあれこれで、おたおたする攻めなんかも読んでみたかったなあ。うーん読み足りないー 先生ハッシュタグ感想なんかでSS公開してくださいー
所々くすっとなるシーンとかあって可愛いお話でした!
ちみ成分もあり、「おとさん」、「おにいたま」というセリフが出てくるだけで萌ます( *´艸`)
奈良先生のちみっこ絵可愛かったです~♪
それにしても、礼儀正しく浮世離れした受くんの天然さが可愛い!
胸がトクンってするところとか好き。
とにかく受の天然というか世間ずれしてない生態をこれでもかと堪能して愛でさせて頂きました~。
以下、ちょっとネタバレ記述があります。
お話半分以上過ぎて恋してたって事に気付いたのには思わず突っ込んじゃったけど、そこが彼らしいというかなんというか特に可愛かったです~。
攻はスパダリですっ!