うちの花嫁が可愛すぎて困る

uchi no hanayome ga kawaisugite komaru

うちの花嫁が可愛すぎて困る
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌12
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
53
評価数
16
平均
3.3 / 5
神率
6.3%
著者
真船るのあ 

作家さんの新作発表
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イラスト
壱也 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
¥889(税抜)  
ISBN
9784773088861

あらすじ

売れっ子作家・顕彦の助手に選ばれた苦学生の千羽矢。
破格のバイト代と美味しい食事……が、うまい話にはやはり裏がある。
突然「女装をして婚約者のふりをして欲しい」と言われ、いざ花嫁修業!?
 由緒正しい家柄の旧家である顕彦の家族たちを前にまさかの大奮闘!
そんな中、顕彦から「可愛い」と猛アプローチを受け、気づけばドキドキが止まらなくて
溺愛ベタ惚れセレブ小説家×愛嬌100%大学生の甘々ラブコメディ!

表題作うちの花嫁が可愛すぎて困る

天花寺顕彦,30代前半,ミリオンセラー作家
鳴田千羽矢,21歳,大学3回生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

ちょっと残念でした…

真船るのあ先生お得意の花嫁さんモノです。
私はその花嫁モノが大好きなのでとても楽しみにしていたのですが
イラストが私はちょっと受け付けなかったです。
表紙はまぁ良しとしても、中の挿絵で受けの残念な感じが気になって
普通なら挿絵が目に入ると想像力が増すところを
この本に関しては気持ちが萎えてしまいました。
攻めに恋する幼馴染(女)や、異母兄弟からの跡取り問題など
内容的には盛り沢山なので読み返したいのですが
どうしても挿絵が気になってしまって…。
BLは特にイラストが重要なんだな、と改めて思い知りました。

3

良く食べる健康的な大学生!

表紙で白無垢着てカツ丼(多分)持ってるのがなんだかおかしくて購入。まあ良く召し上がる健康的な大学生でしたw 後ろに立つニヤけたイケメンは30overのミリオンセラー作家さん。そんな二人の同居もの+家族もの、軽妙な語り口のコメディよりなお話です。大学生の性格が好きだったので萌。本編230Pほど+先生のあとがき です。花嫁系王道的なお話なのでは。割合あまーい終わり方なので、糖分不足!という気にはなりませんでした。

お話は苦学生の千羽矢(ちはや)がガタの来ているクロスバイクで大学に急いでいたところ、ブレーキが利かなくなってあわやイタリア製高級外車につっこみそうになるところから始まります。(「死ぬで」と思うのですが)道端のごみ置き場につっこんで、なんとか車には突っ込まずに済んだところ、車から降りてきたイケメンに心配されて大学まで送られて・・とお話は続きます。

登場人物は序盤少ないのですが、岡山から在来線、ローカル線を2時間乗り継いだ先にある実家(時代劇ばりに大広間とかある家)に嫁のふりして行く羽目になった後は、攻めの家族である、祖父母、義母、弟妹、それから婚約者候補とそこそこの人数います。囲碁が大好きで寡黙な爺ちゃん(家長)がいい味だしてました。

*********以下はより個人的な感想

千羽矢が健康的でまっすぐで、陽性、前向きな良い大学生さんでした。そのため恋心を認識するまでは、塩対応、セクハラのあっさりスルー含め二人の掛け合いが面白かったです。「座りすぎで尻痛いっす」「どれマッサージしてあげよう」「謹んで遠慮申し上げます」てな具合。後半は、嫁姑戦争ならぬ嫁祖母戦争的に、あれやこれや言いつけられるのを、前向き思考で乗り越えちゃう。清掃バイトしてたから、廊下の拭き掃除なんか、さっくりこなして、まあ素敵。(うちにも一台欲しい、この大学生)
といたって好印象な方でした。
攻めのイケメン度合が今一つ響いてこなかったですが、最後の方の千羽矢の囲い込み作戦に出たところで糖分補給できたから、まあいっか。です。
楽しそうな生活が予想できるお話で、読後感は桃色 でしたw

2

受けの奮闘ぶりがいい

小さいのに良く食べる受けが、食べ物と時給につられて売れっ子作家の助手をすることになります。
ちょいちょいセクハラ発言かましてくる攻めなんだけど、「妄想逞しいのも大概にしてくださいね」なんて、さらりとかわす受けのやりとりが面白いです。

そんなある日、「女装をして婚約者のふりをして欲しい」と言われて、田舎の旧家に行く羽目に……というやつで、いくら女顔とは言え、すぐバレるだろう……とは思いつつもバレないのはお約束。
早速、お祖母様の監視下で花嫁修行という名目のシゴキが始まるんだけど、清掃のバイトをしている受けからすると掃除なんてお手の元だし……と前向きでちっともへこたれない様子は読んでて気持ちいい。
そしてお手伝いさんと仲良くなりせっせと料理を手伝ったり、無口なお祖父様と仲良くなったりと、農家で大根の収穫を手伝ったり、と周囲の人々とも自然と馴染んでいく様子も微笑ましい。

とにかくあれこれ頑張る受けに比べると、攻めは影が薄いかなぁ……。
原稿が書けないー!と言いながらあれこれ受けにちょっかいを出す程度だし、LOVEに変化していく過程も薄味というか……

でも受けの奮闘ぶりがかわいかったし、単なる嫁に落ち着く展開ではないところが楽しめました。

1

色気は皆無です

笑いに涙ありで面白かった。受は見た目は女顔ですが、真っ直ぐな気持ちを持った男の子で、善良で可愛いが色気は皆無なタイプ。登場する女性陣も嫌な人が1人も居ない。自分は嫌な女とか当て馬が出て来て切ない展開が好物なので、その点は物足りなかった。
でも攻の溺愛ぶりは良かった。当主のおじいちゃんが良い味を出してた。東京に戻って来て同居してからの攻の原稿締め切り間際のイチャイチャはありましたが、出来れば受の大学生活に嫉妬する攻の姿とかも読みたかった。

0

顕彦の何もしなさに…

同意の上の花嫁ものです。
その点だけは安心ですが…、顕彦っ!頼りなさすぎる。

真船さんの王道をいく母子家庭育ちの苦学生な主人公大学3年生の千羽矢。アルバイトのかけもちで奨学金ももらってカツカツ。
お相手はミリオンセラー作家の顕彦。麻布の豪華マンションに住み高級外車に乗り。千羽矢にアシスタントをしてほしいと日給2万と美味しい食事で釣り上げて。
実は婚約者の振りして一緒に帰省してほしいと…。

実家で気に入られて可愛がられてウィンウィンにはならず…。認めない祖母にそりゃあ毎日しごかれ朝早くからこき使われ。なのに顕彦はな〜んにもかばってあげず。おいおい!

ひたすら続く花嫁修行と花嫁候補からの敵意やら顕彦の何もしなさに、読んでられなくなりました。
トーンにはあまあまほのぼのとあるのに…。
くじけない千羽矢には好感が持てますが、本当にこんなことしてていいの?と思ってしまいます。

麻布ってそんなに高給マンションが立ってるんですかね。地方民なので興味がわきます。

0

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