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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『いじわるしないで抱きしめて』のスピンオフ、続編、関連なしな短編の3作品が収録されています。
男前受けなみっちゃんがとにかくかわいくて大好きなシリーズ!
今作では切り取って飾っておきたいくらい、ハートを射抜かれちゃうシーンがありました♪
●「触れて、愛して、抱きしめて」
『いじわるしないで抱きしめて』の二人がよく行くバーのバーテンダー・瀬野が主人公。
瀬野はかわいい顔してるのに”タチ”を公言してるのが意外と思ったら、無理矢理されそうになったのがトラウマで接触恐怖症になり、”タチ”は男避けのための予防線でした。
逆に、瀬野は抱かれたい願望があるんだけど、触られるのが怖いから、好きなドラマのシチュエーションを想像しながら自分で慰めるしかない。
その時にふと大人な雰囲気の常連・袴田で想像してみたり…
その袴田に瀬野は告白されたのに、即、断ってしまう。
とりあえず踏み出してみたら良いのにと思うけど、今までも好きな男と付き合ってもダメで、これ以上、自分も相手も傷つけたくないって思いが強いんだろうな。
袴田は、瀬野が大好きなドラマの脚本家なのに、正体を言わずに近づいたのは「一人の男として見て欲しかったから」
その理由はステキなのに、告白して次に会った時に簡単にバラしてしまうのはなんだかなぁ…そこは貫いて欲しかった。
そして瀬野の恐怖症を知った袴田は「愛されたいというキミの望みを俺に叶えさせてくれないか?」と、ハグで接触に慣れる荒療治を続ける。
そうするうちに、瀬野も袴田のことが気になり、嫉妬や独占欲を感じるように…
瀬野の「この人を好きになっても許される自分になりたかったから」ってモノローグ、”愛されること”じゃなくて、”好きになること”を許されるって、なんだとても切ない…
優しく待っていてくれる大人が、臆病なトラウマを癒してあげる、ステキなラブストーリーだったけど、トラウマの治り方が唐突すぎたのはちょっと白けてしまいました。
自分で慰めちゃうくらい抱かれたかった望みが叶うシーンは良かったけれども、トラウマ克服にもう少し説得力があって、自然な流れにしてくれていたら…
それが残念。
●「いじわるしないで抱きしめて」
瀬野に煽られて、祐一郎とみっちゃんは水族館デートをすることに。
最初はみっちゃんも楽しそうにしていたのに、周りを気にし出して様子がおかしい。
その理由というのが、みっちゃんは15年間も祐一郎に片思いしながら友達でいて、周りから恋人と疑われるたび祐一郎が否定することに、何度も傷ついてきた。
もう、その否定の言葉を聞きたくないから、周りに恋人と疑われるのが嫌って…
みっちゃん、見た目は男らしくてかっこいいのに、祐一郎を愛するあまり乙女になってしまうのがいじましい。
祐一郎の勝手なところは、みっちゃんにはもったいない気がして引っかかりがあったけど、今後は改めていくみたいだし、みっちゃんの傷み(染み)を知って「俺に責任もって消させて」って言ったから、とりあえず、みっちゃんを託すから幸せにしてあげて!
で、早速、祐一郎は大人の愛し方をするわけですが…
風呂場の熱気と、祐一郎の甘さにボンヤリしてきたみっちゃんは「もっと」とおねだりを!!!
なんだかんだでいつも祐一郎に蕩けさせられれちゃうみっちゃんだけど、おねだりは初めて!
みっちゃんはいつもかわいいけど、今回のかわいさは格別!
男前受けのかわいいおねだり、見物です♪
●「抱きしめたそのあとは」
現在のみっちゃんの嫉妬とからめて、二人が学生のときのことが描かれています。
みっちゃんが祐一郎を気になりはじめたキッカケや、祐一郎のふざけキス、みっちゃんの長い片思いのはじまりが知れて、みっちゃんのいじましさ倍増です^^
●「ゴーイング・ラヴァーズ」
なんでも思ったことをズケズケ言っちゃうギタリストと、難しく物を考えるタイプのアイドル。
ひょんなことから友達になって、ゲイのアイドルが気持ちを抑えられなくなってキスをして、それにギタリストが絆される。
王道というか、初めて読んだ気がしないストーリーでした。
今作も、その他はわりとどーでもよく、みっちゃんのかわいさだけを堪能してます。
『いじわるしないで抱きしめて』のスピンオフ作品ですが、未読でも問題なく読めます。
かく言う私も未読でしたが、十分楽しめました。
表題作は、トラウマを抱えるバーテンダー・瀬野と脚本家・袴田のお話。
与えられるばかりだと思っていた瀬野が、知らず知らずのうちに袴田を笑顔にしていた。
瀬野が自分に自信を取り戻し、接触恐怖症を克服していくところが良かった。
ただ、あまりに突然良くなりすぎでは…?という違和感は否めませんでした。
同時収録作の、「ゴーイング・ラヴァーズ」が好きでした。
男同士なんて細かいこと気にしない。
ただお前が好きなんだ!という気持ちが伝わってきて、良かったです。
祐一郎×みっちゃんも良かったので、前作を読んでみようと思いました。
同じゲイバーを拠点にした3カプ
他作品のスピンオフとか続編とかになるようですが
これ単品でも読めます
かわいいお話でした(ノ´∀`*)
昔のトラウマで他人に触れられるのが怖い
意識せずとも身体が激しい拒絶反応をおこすから
好きな人ができても触れられず
いまは期待するこもやめた。
そんなおりに、気になってた相手からの告白
好き、でも。。な一作
しょうみ自分から触るのオッケーなら
相手からはノータッチプレイでよくね?
なんて思いながら読んでました。
なんにせよハッピーエンド。
2つめは、別作品からの続編
好きだからこそ妥協してネコに甘んじる設定好き
受くさくなく、デカいほうがケツさしだす姿が萌。
15年で初デートてのもかわゆしですな。
3つ目
これ、ちゃんとガッツリ合体できる
続編がよみたい
攻のヴィジュアルがめちゃ好み。
20万人のファンを抱えるアイドル様にガンシャ(笑
そういうの好きです
「いじわるしないで抱きしめて」の祐一郎とみっちゃんのその後、というのに惹かれて買いました!が、表題作含め、前作を読んでいなくても全然成立したストーリーになっていますし、何より読後感がハッピーです♡
皆んなそれぞれに幸せそうなのが良いです。
祐一郎がよく行くバーのバーテンダーが主役になるとは(しかも可愛くなってる‼︎)思いませんでした。前作でウッカリ失言して、マスターにたしなめられてたんですもの。ほんの脇役だと思うじゃないですか。まぁ、それより「あとがき」にもありましたが、その坊主頭のせいか、微妙に主張の強いマスターのスピンオフのが読みたいです。木下先生もすごい描きたそうですし。シリーズ中一番大人の男なので、誰かを愛して癒してあげそうです♡
…おっと。そのバーテンダーの瀬野くんの接触恐怖症をもちろん恋が癒して行き、克服していくという温かいストーリーなんですが、重たいトラウマを抱えた瀬野くんの気持ちを時にコミカルに、時にシリアス味を交えながら、気持ちが近づいていくところが素敵なんです。恋人になっていく袴田さんが誠実に辛抱強く支えているのも素敵。まさに「愛の力によって溶かされた」と、締めくくったマスターの言う通り。
「いじわるしないで抱きしめて」はラブラブ番外編です。ラブラブなんだけど、みっちゃんは15年もの片想いを拗らせちゃってるので。二人で手を取り合っていこうね。ちゃんとお互いに話そうね。っていう可愛いお話し。エチばっかりしてた二人の初めてのデート編もあり。お約束の水族館です。
同時収録の「ゴーイング・ラヴァーズ」だけはシリーズと全く関連しない、アイドルとバンドマンのお話し。人気が出過ぎた事と、社会的に難しいであろう男同士の恋愛を諦めて来た高弘。
「そもそもアイドルなんて、人に幸せ届けます的な仕事してんだからさぁ、むしろ積極的に幸せ掴んでけっつの!」って激白する純哉くんがめっちゃ男前‼︎(でもその後にフェラされてアイドルのお顔に顔射しちゃう。えええー⁈)
それぞれ短編〜中編といったボリュームの割に、丁寧に心情が描かれているかと思います。
もぅ!皆んな皆んな幸せ♡幸せであれ!
【いじわるしないで抱きしめて】のシリーズ物です。
前作に出てきた新人バーテン君が、今回の表題作の主役でした。
『触れて、愛して、抱きしめて』
ゲイでネコなのに、接触恐怖症対策の為にタチだと偽っている為、アナニーで自分を慰める瀬野君。
接触恐怖症克服には毎日のハグよりも、ジェラシーと言うスパイスが一番効いたようでした。
『いじわるしないで抱きしめて』
前作の結構すぐ後の続きのお話でした。
受け攻め攻防戦はなんとなく落ち着いた様で、受け受けしくないみっちゃんが受けなのが本当にツボでこの作品は大好きです。
『ゴーイング・ラヴァーズ』
ノンケなバンドのギタリスト×ゲイな人気アイドルグループメンバーのお話でした。
本編ではキスとフェラまでしかなかったのですが、あとがきで結ばれていました。
表題作含め、3編の作品収録。
事前に調べず購入してしまったのですが、過去作品の続編とスピンオフでした…
確かに前作を絶対読んでなきゃダメって事は無いけど、私は失敗した…と思った。
「触れて、愛して、抱きしめて」
「有原さんの秘密の事情」のスピンオフ。こちらはスピン元を読んでなくても大丈夫。
高校時代に襲われかけたことで接触恐怖症になってしまったゲイの瀬野(職業はバーテンダー)。
そこに現れたのが脚本家の袴田。
袴田は、瀬野のペースに合わせてゆっくり進んでくれる。
…といい話だったけど、ある日袴田と一緒に飲みに来た仕事仲間が無礼なことばかり言って、そこから急に瀬野の恐怖症が治り〜という展開で、治ったらすぐホテル直行で。
短編のせいか、ハッピーエンドを急ぎすぎてる。
「いじわるしないで抱きしめて」
「抱きしめた そのあとは」
同タイトル作品の続編なんでしょうね。こちらは前を読んでから読む方がいいと思う。
そして、前作が好みだった方にはかなり納得できる展開なのだと思う。よかったね〜みたいな。
でも私は…
↓↓↓
ここから「個人の感想」です。辛口なので祐一郎x光博CPファンの方は回れ右で。
どうやら光博は15年来祐一郎に陰で恋していて、それが叶う時に「祐一郎と付き合えるならネコの方になる」という経緯だったみたい。
光博は体格も良くちょっとコワモテ。そんな光博が祐一郎のSっぽい意地悪さに泣かされるギャップがいい、のだろう。多分。
つまり、光博は祐一郎に弱い。好きだから。惚れた方が「負け」だから。
恋心が通じた時も、自分がタチのままでは付き合えない、祐一郎はネコになる気はない、それなら自分が譲ってネコになる、自分を変えてでも祐一郎と付き合いたい…祐一郎の圧倒的勝利。
受けイコール負け。
…とは言葉では表現されてないけど、そういうメッセージが読み取れる。
私は攻め攻め攻防嫌いなリバ好きなんで、余計に気になるんです。
祐一郎の、光博の健気さを面白がってからかう性格が嫌だった。この作品は「中立〜しゅみじゃない」。
「ゴーイング・ラヴァーズ」
売れっ子で、どこに行っても騒がれて心が疲れてきたアイドルグループVo.の高弘。バーでいきなり絡んできた純哉と少しずつ親しくなり…
くっつくのはお約束とはいえ、高弘がゲイというのが後出しだったという事と、ノンケの純哉が呆気なく高弘を好きになる展開の早さがイマイチ。
あと、終盤いきなりフェラを始めたあの部屋はどこですか?スタジオの倉庫?資料室?曖昧だしリアリティもない。
絵柄はきれいで人物作画のバリエーションもあって良いです。総合中立寄りの「萌」で。
レイプされかけたトラウマから接触恐怖症になってしまったバーテンダーの瀬野(受)。お店では自衛のため"タチ"と公言していたが、ある日袴田(攻)に告白されます。そして翌日袴田は自分の大好きなドラマの脚本家さんだったことを知る...そして接触恐怖症であることと"ネコ"であることを話してしまう......それから、ハグによる荒治療が始まります。
トラウマ持ち受が性癖なので苦しむ受が可愛くて愛おしかったです。ただ、同時収録の分お話が短めでサラッと読めてしまいました......