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kokoro wo hanbun nokoshitamamadeiru
ストーリーに引き込まれて、一気に読みました。終始胸を締め付けられるような、切ない展開でした。
記憶喪失のカフェライター静良井真文。
過去に恋人だったMを探す。
以下、盛大にネタバレです。
間違ってるかもしれないけど、自分の備忘録として何となくわかる範囲で並べてみました。
・20歳 Mとは恋人だった
・21歳 記憶を失う
この時、久遠はMのふりをする。
・23歳? 湯河原旅行 カフェマスターの中上
と一緒だった
・24歳 みなとみらい 久遠と一緒
・25歳 桜の前 花びらを取ってくれたM
・26歳 自宅前で転倒。記憶喪失。
一人暮らしをしつつカナリーに通う。
中上を愛する。
・27歳 5月 歩道橋で転倒。
・28歳 久遠と同居
中上衛は静良井とMを探すため、デートした場所を一緒にたどり、Mが久遠であると静良井に告げる中上。
自分の気持ちを押し殺しても、静良井のことを第一に考える中上。
そんな中上の理性が飛んで、嫉妬を丸出しにする様子もリアルで共感できた。
静良井は記憶喪失になっても、
誰かと一緒にいる喜びを思い出す。
忘れたくないから日記に思いを綴る。
お互い、
「愛した人をわすれてしまう恐怖」
「愛した人から自分のことを忘れられてしまう恐怖」
に苦しむ。ほんとに切なく、息苦しくなる。
いつかまた忘れられてしまう時間を目に焼き付けておこうとする中上。
些細な情報をたよりに、自分が誰なのか確認していく。
続編を読みたいと思います。
長らく積んでいたこちらを。
砂原先生の文は、情景描写と心理描写が美しいですね。エロ補給ではなく純粋に文章を楽しみたいときにおすすめですね。
登場人物は記憶喪失の静良井とカフェマスターの中上。
ただの客と店主だったはずなのに、静良井の恋人探しをしていく中でふたりの関係が変わっていく…
はい、ここでハピエン♡と思ったら、
そうだ!これは記憶喪失のお話だった…
静良井はほんとにちょっと頭を打っただけでも
リセットされてしまうんです…
Mの正体を探すために2巻へ。
2巻読了後、3巻へ行く前にどうしても再読したくなり。
・マスターが一向に「いつもの」と常連扱いしないのは真文が記憶をなくすから
先生の「言ノ葉ノ花」が好きな作品。
こちらは談話室で何度もおすすめされていて、ずっと気になっていた作品。とうとう読み始めました!
ネタバレ少なめでレビューします。
1巻のあらすじだけ読んで、レビューなどは読まずに読みました。謎のあるお話なので、ネタバレなしで読まれた方がいいと思われます。
このレビューを書く前に、2巻の試し読みをチラ見したのですが、冒頭から物語のヒントが出てきました。
1巻を読み終わる前に、2巻を読むのは避けた方がいいと思います。
私は作品の世界観に入り込むのに時間がかかるので、初めの方はなかなか読み進まなかったのですが、静良井と中上の距離が近づいていくにつれ、どんどん引き込まれました。
そしてACT2からは、夢中になってしまいました!
特に終盤、あることが明かされる場面には驚かされました。う〜ん、面白いです!
なるほど、多くの方がおすすめするわけだなぁと思いました。
前半、静良井と中上が惹かれあっていくのにはキューンとしました。
後半は切なさ多めで、胸がギュッと苦しくなるシーンが多かったです。
濡れ場は2回、とても丁寧にエロチックに描かれていて素敵でした。後半は切ないんだけど(泣)
結局Mは誰かという謎を残して、1巻は大変気になるところで終わりました。
それで2巻冒頭をチラ見したら、頭からそのヒントが出てきたので、わーーー!となりましたw
1巻の読み途中で2巻見ないでよかった〜。
ちなみに1巻はずっと受け視点です。
【マスターの恋人を探せ】
中上のお店のバイト佐藤くん目線の短編。
さすが一つ質問したら5倍の返事が返ってくる佐藤くんらしい文章。読みたいのは、中上と静良井のことなのに、どうでもいい話が7〜8割くらいはあるので、少々読むのに一苦労でしたw
中上の可愛い姿がちょいちょい読めて楽しかったです。読後はほっこりでした♪
さて我慢できないので、すぐに2巻を読もうと思います!
また素敵な作品に出会えて嬉しいです。
おすすめされていた方に感謝です!
シーモア 挿絵付き(葛西先生の挿絵、素晴らしいです!こんなイメージピッタリな挿絵は久々でした。素敵です〜♡)
こちら、3巻まであるんですよね。
今1巻を読み終わったところですが、今晩、眠れそうにありません。寝落ちするまで続きを読んじゃいそうです…
ちょっとした衝撃で記憶喪失を繰り返してしまう真文。自身が日記に過去残していた恋人「M」を探し出そうと奮闘します。そんな彼を取り巻く2人の男性との三角関係ストーリーに、文字通りハラハラドキドキし、切なさに少し涙ぐみました。
著者の砂原先生があとがきで「洋ドラのような続き物を書いてみたかった」と書かれていますが、まさにアメリカドラマを見ているようなスリルと臨場感でした。
愛を交わしたことを覚えていてもらえない中上の絶望、嘘をついてでも真文を自分のところに繋ぎ止めておこうとする久遠の執着と苦しみ、そして何より自分自身のことが分からない真文の不安と孤独感、、3人が3人ともそれぞれ苦しんでいて、読んでいるこちらまでぐっと苦しい気持ちになりました。
この先に明るい未来が待っているはず…!と信じて、次巻を心して読んできます。
挿絵買いです。
記憶喪失モノって辛いかなぁ…って思い
なかなか読めてなかったのですが
いざ読んでみると、うん。辛いです。
記憶を失っている静良井視点でお話が進んでいくんです。
カフェのマスターである中上といい感じになっていって
あれ?もしかして彼が静良井の探していた人なのでは…?と思うのですがー…。
とにかく先が読めず、途中から久遠さんまで入ってきて
胸が痛い痛い…。
久遠さんの気持ちを考えても辛いし
中上の気持ちを考えても辛いし
自分のことがわからない静良井の気持ちを考えても辛い。
そこに辛さしかなくて、胸が痛くなりました。
続きモノなので、これからどうなっていくのかわからないのですが
最後まで彼らの物語を見届けたいと思います。
記憶をなくし、自分が何者か分からない静良井。自分の素性よりも、自分の日記に残されたかつての自分の恋人「M」の手がかりを探しながらライターとしての仕事を細々と続けていた。
偶然見つけた坂の上のカフェ、カナリー。そのオーナーの中上。毎日のように通っても常連扱いをされず、毎回決まった接客を受ける静良井。ある時から自分の記憶の手がかりを探る手伝いをしてくれることになり、静良井は中上に惹かれていることに気付く。そして一夜を共にすることになるのだがその夜、また静良井は記憶をなくしてしまう…。
複数巻出ていて、まだ1巻なので謎が多いです。何故静良井は自分の素性を探ろうとしないのか、静良井の脚に残された火傷の痕は一体何があったのか、静良井の所持している大金は何なのか、それからもちろん中上と静良井の関係は…?カナリーで静良井好みのコーヒーが出るのも何か過去が関係しているのでは?気になるところが沢山あります。
久遠と静良井の出会いは1巻の最後で久遠が語っていますが、果たしてそれが全てなのか、まだ謎は多く残されています。1巻でここまで引き込まれてしまったらすぐに2巻を読まずにはいられません!
3巻と電子の単行本未収録集全てを読み終わっています。
全編通して心が痛くなったり、大切に思っている人の言葉に救われたり、そして?と!の展開にページをめくる手が止まりませんでした。
展開構成すべて綿密に練られてて、伏線と伏線回収がすごいとしか言葉が出てこない。
中上衛と久遠光彬と静良井真文のやり取りで、何度も騙される。
章が変わってから、時間軸がわからなくなってめちゃくちゃ悩みます。
もしかして真文と同じ気持ちを味わわせているのか。
後半は心臓ドキドキどころがずっとバクバクしてた。三角関係で取り合いの規模がすごい。
Mの正体は、久遠に見せかけて衛でしょwマスターと衛のMだし! って思ってたら、あれ本当に久遠だったの? ってなってまた、あれやっぱり衛!? って混乱。砂原先生に振り回されてるー!
3つ目の『マスターの恋人を探せ!』という、カナリーのバイト・佐藤一男視点の話。
序盤で心掴まれた。佐藤エピソードがわかりみ深すぎて。
一巻目でこの凝縮加減。ボリュームもすごい。
間違いない名作です。
買うかどうか迷っても絶対にネタバレを見ずに読むことをおすすめします。
記憶喪失になった青年がカフェのマスターとともに、過去の恋人を探すお話なのですが、少しづつ過去が明かされるたびに衝撃でした。
どんでん返しの応酬で、読み返すたびに伏線の多さにビックリしました。
ストーリー展開の素晴らしさもさることながら、キャラクターの心理描写やセリフ選びも秀逸で、何度読んでも泣けます。
文章も美しくて読んでて心地が良いです。本当に名作です。
タイトルが意味深で気になりすぎて、1巻だけ買っててずっと積んでました…(1年くらい)。そしていま、コミコミさんのD+フェアで2-3巻をポチったタイミングで、読み始めたら、、、
めっちゃくちゃ面白いです。好き。。
続刊あっても巻毎にまぁまぁまとまってるんじゃないかな、、と思ったら、
続刊を渇望させる終わり方…、3巻まで揃えてから読み始めたほうが精神衛生上いいと思います(笑)。
寡黙、男前攻が好きなので中上が萌です。海が見える丘の上にある喫茶”カナリー”でカウンター越しに男前眺めながら美味しいコーヒー飲みたいです。もう、本当に切なくて、Act2の展開は悶絶でした。(要所要所で転倒する静良井をもどかしく思いながら…ww)ここまで耐えて見守る中上の目的ってなんなのー?この愛のモチベーションはー?ってすごくしんどかったです。
静良井が抱える謎(過去)に近づいたと思ったら、また遠のく、というじらしプレイが続くんですけど、そのドラマが最高に面白いので、小説好きな方全員にお勧めしたい作品でした。コミカルほのぼのパートの砂原先生もいいんですが(書き下ろしで楽しめます)、個人的には断然シリアスクールな作風のほうが好き!と確信しました。
失った記憶、過去の自分に翻弄される主人公の行動にハラハラし、ときに恐怖さえおぼえるのですが、その有様をみて、自分を自分たらしめているものとは?という深遠なる問の答えを探しながら、、砂原先生の繊細で美しい、そしてちょっとひんやりとしたような文体に暑さを忘れるようなお耽美なひとときを過ごしました。葛西先生の絵がこれ以上ないくらい世界観を表現しています。
(追記) 3まで読了してから、改めて読み直すとまた違う視点で読めて面白いです!切なさともどかしさがプラスされて、1回目より細部の描写の印象が強くなりました。