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hodokeru hitomi
商業化された本は、まだこの一冊しか出ていないお勉強中の作家?
竹書房Qpaで連載中。
Twitterには、「comic / illust 見習いの漫画家」と書いていました。
瞳の描き方が綺麗。全体が、劇画風。
二つの作品が掲載、
何方も厄介でめんどくさい思考パターンを持つキャラが主人公。
前半は、ピアニストを目指す兄弟の件。
「全てを弟に奪われた兄×兄に一途な美少年弟」と紹介文にあった。
兄より、弟のほうが上達して、兄が弟にコンプレックスを抱く。
でも弟がピアノに興味を持ったのは、兄に憧れていたから。
弟が事故に遭いピアノを弾けない怪我を負うことから、兄は弟への気持ちに気づく。
後半は、本命の恋人がいても、他の男性と付き合ってしまう、訳が分からない浮草のような美少年に翻弄される男性。
「オカン系大学生×ミステリアス魔性の居候」
男性は、同時に複数を愛してしまう居候君が、本命君が女性と結婚を決意して、自分が捨てられることになって初めて、自分の気持ちに気づく。
本命に捨てられるのが嫌で、他にスペアを作って逃げているだけだった。
構成に凝りすぎて、読者が展開を理解しにくくなっているかも。
次作に期待!
このサイトで、アラタアキ先生のインタビューの特集を見て、とても絵がきれいで、兄弟ものも好きなので、購入いたしました。
本当にとてつもなく絵が、きれいで、ていねいでした。私、個人的には蛍のうるんだ瞳が、大好きです。
絵もいいですが、なんといってもエロい!
読んでて、9割ぐらいがエロで、構成されているんじゃないかと思うほどでした。同時収録作品の「ニアイコールアイラブユー」もエロかったです。実にうれしい♡
切なく、胸が締め付けられるようなお話です。
絵もきれいですので、ぜひ読んでみて下さい
【アラタアキ】デビューコミックスです。
前評判がかなり良かったので購入しました。
絵は今風のさっぱりした感じではないですが、とても綺麗で時代を感じさせないタイプの画風です。
独特と言ったら悪い方に囚われがちですが、最近大勢の新人さんがデビューされる中で《何か》がないと次作はないという事を考えれば、次作も見てみたい新人の一人です。
ストーリーは10代前半の兄弟物で、弟の才能に嫉妬する兄:夕陽と幼い頃から兄に恋心を抱き続ける弟:蛍のピアノを巡る物語ですが、冒頭でかなり辛辣な蛍がピアノ練習室である防音の部屋で慣れない手つきで自慰をしているのを夕陽に知られ、立場が逆転した瞬間からは一転…夕陽のこれまでの積年の恨みにも似た嫉妬によって性的に弄ばれる。
しかし根本では兄・夕陽は弟・蛍を可愛いと大事にしたいと思っていて、酷い扱いを受けてでも夕陽に縋る蛍は見ていて素直に健気だと思ってしまうが…冒頭部分が引っかかるので 夕陽の強行を擁護してしまう自分もいる。夕陽もそれが素直に出来ないという事は それまで蛍の行動・言動が彼を追い詰めていた事を示している様に思える。
ともあれ転で事故によって入院している病室にて 夕陽の本心が本人の口から語られるから最後まで少しモヤモヤしながら読むのもいい。
この作品には事実上二人以外の登場人物はいない。
だが中3の夕陽も弟の蛍も…SEXに対してはとても大人だと感じずにはいられない作品だ。
元々二人共(ゲイ設定)だとしても男同士のソレを教わるでも調べるでも…ましてや己が大人にそういう対象として扱われた経験もないのに 弟相手に即突っ込むだろうか…?
まぁ疑問符は付くがソレを考えさせないくらい絵が綺麗なのは事実だ。
気になった方は一読してみては?
とても雰囲気のある絵を描かれる作家さんです。
好き嫌い分かれると思いますが、私は一本の線でハッキリ描かれる作家さんが好きなので、ちょっと全体的に苦手でしたすみません。
全体的にシリアスで暗めのトーンです。
【ほどける瞳】
厳格な父の言いつけで、幼少期からひたすらピアノを弾き続けてきた・主人公夕陽。
あとからレッスンを始めた弟の蛍はあっという間に夕陽を追い抜いてしまう。
受験を機にピアノを辞めた夕陽に対し、「負け犬」呼ばわりする蛍。
ところがある日レッスンをサボり自慰に耽る蛍を目撃してしまった夕陽は、今まで見下された仕返しに蛍を性的に弄ぶ。
今まで挑発的だった蛍は態度を一変。子供の頃から隠し通してきた、実の兄夕陽に対する恋心を露わにしてきて…。
蛍に大切なピアノを奪われ憎む気持ち、でも同時に蛍を大切に思っている矛盾した気持ち、両方を抱えて戸惑っている夕陽の気持ちもわかる。
でも、自分がピアノを弾く姿をみて、「蛍は本当にピアノが好きなんだ」と誤解してしまった夕陽は相当鈍感過ぎるし(ピアノじゃなくて、ピアノを弾く夕陽を見てたんだよ?)、夕陽に近づくためにピアノを弾いていただけで、「ピアノなんてどうでも良かった」と言い切ってしまう蛍にも非常に違和感を感じてしまい、かなりモヤモヤが残りました。
私はピアノ弾きませんが、音楽は大好きなので、楽器演奏する人に失礼な作品だな…と。
蛍もツンからデレ?の差が大きすぎ。
そして2人ともガチ兄弟の同性愛なのに、あまりそこは深く悩まず終わってしまうし、う~ん、ちょっと私にはいろいろと理解出来ませんでした。
【ニアイコールアイラブユー】
主人公・隼人が外出から戻ると見知らぬ青年が。
以前この部屋に住んでいた人をあてにしてやって来たというその青年・陽介はゲイで、家も出てしまい行き場所がないから暫くおいて欲しい…と。
ほだされた隼人は陽介と一緒に暮らすように。
あっと言う間に体の関係も持ってしまいます。
ここまではBLではよく見る展開。
ある日、見知らぬ男と抱き合っている陽介を見てしまった隼人。
実は陽介は、好きな人を一人に限定出来ない性格で、ずっと誤解を受けてきた。2人好きな人がいれば2人とも本気で好き。でもそのことを正直に話すと捨てられてしまう。
隼人は陽介が好きなので、それでもかまわないと言いますが、他の男と関係を持っている陽介とは性的なことは一切しなくなります。
不毛な関係に疲れた隼人は結婚という道を選ぼうとしますが、自分を丸ごと受け入れてくれた陽介は隼人を手放したくなくて、駅まで追っていき、結局元サヤに。
その後、陽介は隼人と寝ようとしてもイケなくなってしまうのですが、それでもお互い誰よりも大切で好き。いつまでも待つよ…というところで物語は終了。
感情移入は…、残念ながら全く出来ませんでした。
好きな人が2人居たら2人とも本気で好き???私にはよくわからない発想です。
最終的に一番大事だとわかった隼人相手にイケない陽介。精神的なものなの?
人の幸せってそれぞれ違うし、本人が満足していれば構わないとは思うんですよ。
でもこれってハッピーエンドなの???
ともかくひたすらモヤモヤが残り、読後感があまりよろしくなかったので中立寄りの萌評価とさせてしまいます。
うーん、私の読解力不足なのかなぁ…。
表紙のイメージそのままの、描き込まれた画風でした。
ずっと気になっていてようやく読んだのですが…正直もっと甘さがほしかったです。
ハピエン厨&恋が実ったあとのラブラブも見たい派の私には苦めでした。
表題作は萌~萌2です。
普段優位な立場のほうが実は相手にぞっこんという大好きな設定。
ただキャラの性格などがかなり考えられている分、もっとページをかけた丁寧な展開で読みたかったです。
蛍の夕陽への幼い頃からの想いや、溢れる想いを惜しみなくぶつける姿、その後の優しい夕陽とのお話…
そういうものがあれば、もっと登場人物を愛せたと思います。
この表題作で1冊にして頂きたかったです。
同時収録作は、すいません、好みじゃありませんでした。
三角関係というより受けが1人に絞れない、どっちか選ぶなんて無理、どうして分かってくれないの?
(攻めと同居しなが同時進行で数人と恋愛、どの人もちゃんと好きですタイプ)
…分からない。せめて依存的に1人の所に住んで拠点にして動くのはやめたら?と思ってしまいました。
それでも一緒に居られることを選び、もう体の関係も持たない攻めがすごく切なかったです。
「結婚する」と言った時はガッツポーズしました。もう君は幸せになって!
ただその後が、ハッピーエンドなんでしょうけど…かなりモヤモヤしました。
もちろん人が変わるのは難しくてストレスとか色々あるでしょうが。
ラストくらいはもっとスッキリ幸せにしてほしかったです。
デビューコミックスでこの人物設計・描き込みはすごいと思います。
この絵の質感が好きで、甘さをそこまで求めない方にはおすすめです。
二作品収録されています。
表題作はモロガチ兄弟による愛憎劇(しかもどっちも病んでる)で、ガチ兄弟が地雷ということもあり評価に含めていません。
同時収録作の【ニアイコールアイラブユー】は、まったく理解できんかった……。
あらすじにはオカン系大学生×ミステリアス魔性の居候ラブとあるけど、ミステリアスというより宇宙人っぽいです。
攻めのことも好きだけど、他の男も好き、どっちか選ぶとか無理!と主張する受けなんですね。
(けっしてビッチのつまみ喰いではなく、どっちとも恋人として真面目に付き合いたいらしい)
攻めは、他の男との同時進行を許すのだけど、それを機会に受けを抱こうとしなくなる。
やがてその不毛さに疲れた攻めは結婚を決め、受けの前から去ることに……。
その時、初めて「こんなに誰かを失いたくない」と思ったのは初めてだと気付いた受けは攻めを追いかけて元サヤ。
しかし、その後受けがEDになってしまい、それでもいいよとハッピーエンド?
……なんのこっちゃ。
そもそも攻めは、あんな受けのどこがいいんだ?
そこまでして惹かれ合う理由がまっっったくわからない。
主人公たちの斜め上の心情に、はぁ?ついてけねーの連続なのに、場面展開が急すぎたり、誰が誰?になるところがあるせいで、さらにわかりづらくなって取り残されてしまう。
閉ざされた世界というのかな、他の人には理解されなくても自分たちがわかってればいい……みたいな関係を描きたい作家さんなんだなというのはわかりました。
それが単なる作家さんの自己満足作品で終わってしまうのか、しゅみじゃなくても読ませてしまう作品になるのかは、漫画家としての力量だと思うんだけど、デビュー作ということなので仕方ないですね。
これがデビュー●年目の作品だったら「しゅみじゃない」をつけますが、デビュー作ということで「中立」です。
すごい濃い2作品でした…
表題作『ほどける瞳』は、ガチ兄弟もの。
キラキラで、挑発的なお目目の蛍に引き込まれましたが、
なんか少し怖かったです。
とても嫌なことを言って、
兄の夕陽を馬鹿にしてたかと思ったら、
実は好きだったって…?
そのあとは、なんだか可愛くなっちゃって…
どっちが本当の蛍なの?
兄にオナニーを見られたのも、事故にあったのも、
兄を手に入れるための計算じゃないの?とすら思いました。
そして、同時収録作『ニアイコールアイラブユー』
こちら、ぶっ飛びすぎのキャラとストーリーでした…
いろんな意味で想像の上をいってましたね^^;
一人に絞れず、みんなに本気な陽介と、
その陽介を愛する隼人。
陽介の性癖を容認しているようで、
一番嫌悪していたのが隼人でした。
陽介が見捨てられそうになり隼人にすがるも、
今度は陽介が不安でEDに…
もうね、なんのこっちゃなんですけど、
なぜか目が離せない二人でした。
結局、やっぱり隼人が陽介を受け入れて、
ゆっくり待つよ…というラスト…
なんだかすごいものを見せられた気持ちになり、読了しました…