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konokoi wa kataranai
初読みの作家さんでしたがとてもよかった!
個人的にはエッチシーンそのものよりも二人がくっつくまでのストーリー重視なのでそれぞれの気持ちがとても細かく丁寧に描かれていて分かりやすかったし、主人公がきゅんとするところでこちらも一緒にきゅんきゅんできる作品でした。
甘えんぼでおっきなワンコみたいな攻めもいいのですが個人的には真面目でストレートすぎる受けの清野さんが大好きです。自分の気持ちも正直に話し、相手の気持ちも細かいところまで考えられる清野さん、面倒見がよくて、絆されちゃうタイプなのも良かったです。ノンケだけど、ゲイにたいする偏見もないし、付き合うとなったら特に隠しもしないところも男気があって好感がもてますね。
第1話の扉絵が私の好きな少女漫画の主人公に似ていて、ギャー♥となりました。絵が少女漫画っぽくて綺麗なのもお勧めです。
受けの気持ちがとても繊細に描かれていて、BL的ノンケの絆され感が好きでした
絵もキレイで表情に深みがありました
攻めの愛情表情がとても複雑で、ちょっと理解しにくい感も個人的にはあったのですが、だからこそ受けの描写が上手いなぁと思えたのかな
全体的に程よいリアルと、ファンタジー感のバランスが絶妙でした
受けがとてもカッコよくて、それが全体に散りばめられているのが気持ちよかった
誠実で優しくて人としてとても魅力的でした
仕事出来イケメン後輩×なんだかんだ優しい先輩
軽い男前受けって感じがとても良い
「この人いいなーからセッ久したいなーまで半年くらい、育てた気持ち」っていうのが好き
途中で短編があって、ゲイバーであったノンケとセフみたいな続けてるんだけどっていう感じの
"好き"の気持ちを"好き"という言葉を使わずに伝えられるのあまりにも愛で好き
本編も短編もいじらしいくていとおしい
表題作とその描き下ろし+短編が1作です。
デビューコミックスがとても好みだったので、今回も購入しました。
2冊目のコミックス、おめでとうございます!!
で、こちら、2作ともゲイ×ノンケでワンコ攻めになります。
とってもほのぼの可愛い作品でした。
「この恋は語らない」
面倒見の良いサラリーマン・清野。
人前では熱烈な愛情表現をしてくるくせに、二人きりになると素っ気ない態度の後輩・青柳の態度に困惑しています。
そんな折り、出張で同行した際、ホテルの同室に二人だけで泊まる事になりー・・・と言うものです。
こちら、可愛い可愛いワンコ攻めです。
面倒見が良く男前な先輩・清野の視点で描かれていますが、皆の前ではやたらベタベタとスキンシップ過剰なのに、二人になると目を逸らして会話一つしない後輩の態度に、自分への言動はネタの一つだと思っています。
ところが、ホテルの同じ部屋で過ごす事で、青柳が二人きりにならないように気を遣っていた事が分かりと言う流れです。
で、何ともこの青柳が可愛いんですね~。
人前では冗談めかして清野にくっつきまくるクセに、二人きりになると強ばった顔で挙動不審。
そして、自分の本心を告げてしまってからは、もう臆面も無くスキスキ攻撃。
ワンコです。超ワンコです。シッポがブンブン振れてます。
なんかね~、清野の台詞に一喜一憂なんですよ。
清野に構ってもらうと、無邪気な笑顔全開で嬉しくて仕方ない!!
そして「友達としか見れない」と言われれば、暗い顔でズーンと落ち込みと言った具合で。
そんな青柳の言動に、元々面倒見が良い清野が徐々に絆されて行く-。
そんな細やかな感情の変化だったりがとても丁寧に描かれていて、終始ほのぼのと読ませてくれます。
あと本編ではエロは抜きっこ止まりですが、描き下ろしでエッチが!!
可愛い絵柄なのに、エロが結構濃厚。擬音と体液描写が多めです。
清野の泣き顔なんかがエロ可愛くて萌えるのですが、攻めている青柳もこれまた可愛いです。ワンコ丸出しで。
途中で興奮し過ぎて「待て!」が出来なくなる感じですかね・・・。
とても可愛いお話なのですが、もう一つ何かキラリと光るものが欲しいと言う事で「萌」です。
「Q.E.D」
ゲイバーで知り合った青年・宮下とセフレ関係にある秋野。
実は宮下はゲイでは無く、ただ身内の店なので来ていただけだと分かります。
ゲイでは無いのに身体を許してくれる宮下。
彼を好きな秋野は告白をしますが、返事は貰えないまま、セフレ関係だけ続きと言うものです。
こちらも可愛いワンコ攻めです。そして受けはクーデレで天然。
ノンケの受けは、自身の気持ちに気付いてなくてー・・・てトコでしょうか。
短編ですが、主役になる秋野の心情が丁寧に描かれているため、ページ数のわりに読み応えがあります。
そしてこちらもワンコ丸出しの秋野の言動に萌えます。
何ともほのぼの作品でした。
もう一つ捻りが欲しい印象はありますが、ともかくワンコ攻めが可愛い1冊。
ワンコ好きさんには楽しく読めるんじゃ無いでしょうか!
ゲイに偏見の無い職場とはいえ
清野に好意を寄せてくる青柳が
他の社員の前では過剰なスキンシップと全開の笑顔なのに、
二人きりになると途端に素っ気ないなんて
んん???となってしまいました。
逆だったらわからなくないですが…。
好きすぎて緊張しちゃうのかな。
にしてもあまりにも違い過ぎるので私も困惑…。
突然の二人きりの出張では自分はゲイじゃないのに
わりとあっさり手でしてあげられる清野も相当変わってるなぁ。
男らしいところもあってサバサバしていそうでしたが
青柳のことで思い悩んだりして
うん、まぁ人間って多面性はありますよね。
きっと優しいんだと思います。
二人でご飯食べに行ったりして、
青柳と友達としてなら楽しいっていう清野の言い分はわかりますが
青柳の気持ちに応えられないって言ったそばから
自らほっぺにちゅとは……謎展開……。
恋心を自覚するのがそのタイミングなんだね。
確かに青柳は健気攻め。
絆され系は好きなんですが
そこでそれはちょっとどうなんでしょうか…??という場面が多くて
私だけかもしれませんがちょっとおいてきぼりくらった感じでした。
優しくてほんわかしているお話でしたが
なんだか可愛いお顔なのでリーマンというよりはDKっぽかったかな。
描き下ろしが17ページもあって
予想外のエロさだったのでおまけの萌です。
表題作と、短編1編収録。
「この恋は語らない」
会社で、後輩の青柳が周りに人がいる時は何かとベタベタ、なのに2人になると素っ気ない。
これは一体どう考えればいいのか。ネタなのか。俺はどう対応すればいいのか。
先輩リーマンの清野は戸惑う。
そりゃあそう思いますよね。
結局は青柳は清野の事が本当に好きで、2人きりだと何かとヤバいので素っ気なくしてました、というオチ。
なんのヒネリもないじゃない…
それが判明するのが2人での出張中で、しかも同室で、清野の方から試してみてもいい、というノリで「そういう」事になる。
でも清野はノンケなので、友人じゃダメなの?と一度断るわけです。
なのに断るそばから清野の方からキスしたりして。
なんか設定がブレてるように思えました。清野は何がしたいのよ。
結局清野が青柳の想いを受け入れる形で、キスして、兜合わせして、なんかヤレそうだから付き合ってみるか…的な?
…なんだかな…
青柳視点の方から読んでみたかったかも。
「Q.E.D」
証明終わり…ていう題名だけれど。
何度も寝ている相手なんだけど、相手はゲイじゃなくて、好きという言葉も聞けない。
俺たちってなに?
自分は好きだから、相手にも好きって言って欲しいのに。
だが、お相手は単にド鈍感というか朴念仁というか…好きか嫌いか、自分がどう思ってるかわからない、と言う。
結局気持ちいいってのは好きってことだろ、という結論らしい。
そんなもんですか?私は読んでて逆にわかんなくなったわ…証明できないわ…
絵柄は可愛い系で、リーマン同士の話には幼すぎる感あり。
特に響く展開が無く、中立寄りの「萌」で。
レビュー見ると、職場の皆の周りでは好き好き行ってくるけど、2人きりになると素っ気ない清野(攻め)に違和感もった方が多かったみたいですね。
あと青柳(受け 黒髪眼鏡)が男と付き合うことが無理なのか無理じゃないのか短時間で二転三転するところも。
自分はどっちも割と平気だったのでするっと楽しめました。絵柄が可愛いからシリアスではなくコメディ寄りで読めたからかも。でももやっとするポイントであるのは分かる。
書き下ろしの、初挿入青柳さんが凄くエッチでした。
唯野先生初読でしたが、キャラ属性が好きそうだったら他の作品も読んでみたいな。