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愛している。君は私のすべてだ――。
Mr.Arthur Rutherford no junshinnaru chikai
甘々な二人の、初めての「ケンカらしいケンカ」にハラハラした〜!!
互いを想い合うがゆえのすれ違いが、切ない…
今回、アーサー×時広の仲を引っ掻き回すのはアーサーの従弟であるリチャード。
幼い頃からアーサーを崇拝していた彼は、アーサーがゲイだと告白した時からその事実を受け入れられず、12年間音沙汰なし。
が、アーサーが初めて本気の恋をしたと知り(両親に紹介しようとするほどの!)、時広に「別れろ」と言うために西海岸から東海岸まではるばるやって来るのです。
”憧れ”や”理想”って、会わないうちにどんどん膨らんでいくものですもんね…
勝手に理想化して崇拝したあげく、あれ?思ってたんと違う…?と気づき、餌付けされて時広の味方になっちゃうリチャードがなんだか可愛かったです笑
トキ(時広)を守りたい・余計なストレスを与えたくない!と思うからこそ、トキとリチャードを離れさせようとするアーサー。
それに対して、大好きな恋人の大切な親戚だからこそ少しでも心を通わせたい、話し合いたいと望む時広。
前の巻まであんなにラブラブだった二人が同じベッドで眠らなくなり、ぎこちない雰囲気になり…悩みを深めていく姿に胸が痛みました。
まあでもそこは、愛がありますからね。揺るぎない愛がね!
最後にはきちんと収まるところに収まるわけですが。
いや〜〜、作者様もあとがきでおっしゃってましたが、まさかアーサーが”無毛”好き、というかフェチ?だったとは笑
トキの無毛状態が見たい見たいと興奮する姿にちょっと笑いがこぼれてしまいましたよ。
そこからのセッ…がまた情熱的で堪らなかったです。
二人にはいつまでもいつまでもラブラブでイチャコラしていてもらいたい!❤︎
アーサーのご両親と日本で思わぬ対面を果たし、一緒に北海道に行くことになったようですが、珍道中(笑)の様子は続刊で描かれているのでしょうか。
読む手が止まらないので、早速続刊も読んでこようと思います◎
3作目ですが、1作目から2日と経たず一気読み。
名倉先生のラブコメ(ちょいシリアス)はほんとに素晴らしい。なんていったって読みやすい。
地の文と会話文のバランスが私にはあっているようで、読み進めるのが辛い、と言ったことがありません。これってある意味すごいことじゃないでしょうか。
わりあい小説はシリアスめの、痛かったり切なかったりするものばっかり読んでいるのですが、名倉先生のラブコメはするする〜っと自然に入ってくる。それがすごい。
文章で読むとラブコメのテンポがいまいちで乗り切れないことか多々あるのでシリアスめに傾いてしまいがちなんですけれども、疲れた時にはやっぱり甘くてラブラブの、クスッと笑える話が読みたい。
「ラブラブやないかーい」と読みながら何度叫んでニヤニヤしたことでしょう。
家族に不審がられながら、1人で萌えを噛み締めるこの幸せの時間ったらありません。
内容ははっきり言って先が読めるんですよ。
でもね、でもそこがいいの!
安心して読めて笑えてキュンとして、たまに胸がぎゅっとする。
そんな小説を読ませてくれて名倉先生には頭が上がりません。
トキの女子っぽいところも全然許容範囲だし、普通に可愛いと思う。
アーサーが日に日にトキに狂っていく様を読んでいてほんとに楽しかったです。
あと1作で終わっちゃうなんてすっごく悲しいなぁ〜〜
アーサーのことを慕って認められたいあまり、時広に強く当たってしまうリチャード。
敵意を向けてくるリチャードに対して、歩み寄ろうとし、リチャードの胃袋を掴むことに成功。
だんだん打ち解けてきたのに、アーサーがとある場面で2人の行動を勘違いしてしまい、アーサーと時広はケンカ。
攻めの嫉妬って大好き!
怒って日本に帰っちゃう時広には、思わずいいぞ!と言いたい。
ニューヨークと日本と離ればなれになった2人がお互いを恋しくなるのは最高に萌えました。
最後に仲直りのエッチをした時のまさかの…にはビックリ。
時広の友達の大智も日本の新支社長ハリーと付き合うのにはビックリ!
こちらの恋の行方も気になるぞ。
みんなお幸せに!
シリーズ3作目のこちら。
アーサーとトキが初めてのケンカをし、お互いに自分を顧みて、仲直りをするお話。
現在付き合い始めて10ヶ月ほど。
アーサーのトキへの盲愛ぶりは、まだまだ絶賛継続中。
バカンス前にアーサーのご両親への挨拶も予定に入り、ドキドキ中のトキです。
そんな中、アーサーの従兄弟のリチャードがトキを訪ねてくる。
リチャードは、アーサーがゲイであることも認めたくないので、トキの存在は我慢ならないよう。
リチャードが「トキが財産目当てなのでは」と言ったのに対し「その方が好都合」と笑うアーサーにあきれましたが、かわいいじゃないか(*´∀`)
そのシーンに挿し絵がついてて、その時のアーサーの表情がまたいいんですよね〜。
身内の問題で、トキを悲しませたり怖いも思いをさせたくないアーサーは、トキにリチャードと会わないでいいと断言。
でも、アーサーの身内だからこそ親しくなりたいトキは、内緒でリチャードと会い、結果的には餌付けで懐柔していく。
やはり、ここは元教師という職業柄、聞き分けのない子供の様子を見極めて誠実に対応できたトキならではなのでは。
それでもストレスから、トキのアンダーヘアに10円ハゲができてしまう。
たまたま見られてしまったリチャードと、アーサーには知られないよう対処法を相談してる時に、アーサーから誤解されて、嫉妬から頭ごなしな怒りをぶつけられてしまう。
これなー、言っちゃいけない言葉だなー(-""-;)
冷却期間を置きたくて、1人で日本に帰国したトキ。
アーサーが己の独占欲からくる過保護と過干渉を猛省するところは大好きです。
やっとバカンスに入り、日本のトキの元へかけつけたアーサーと仲直りをする2人。
暴言を謝罪するアーサーに、言わせたのは自分だって言えるトキ、スゲェ、と心から思います。
その後の仲直りえっち。
10円ハゲを見れなかった事に無念さを隠さないアーサー(^_^;)
その後の10円ハゲをごまかす為に剃ったトキに萌えるアーサー( ☆∀☆)
名倉先生の描く残念な攻め様、大好きです(≧▽≦)
溺愛シリーズ3作目。
個人的には今のところ3作目の今作がバランスが良くて1番面白かったかも。
名倉先生の文章は読みやすくて好きだなあ。
単体でも読めないことはないと思いますが、ぜひ1作目からどんどんアーサーがおかしくなっていっていく過程を楽しんでいただきたいな。
前作の短編話から数ヶ月後のお話。
今作のメインはずばり、バカンス前の初めての痴話喧嘩でしょうか。
甘さや溺愛ももちろんありますよ。
アーサーの従兄弟・リチャードが原因かのように描かれていますが、これは起こるべくして起こった出来事なんじゃないかな。
むしろ冷静に話し合うきっかけをくれたのでは?
とっくに周囲にカミングアウトを済ませていて、両親や家族からも好意的な反応を得ているアーサーですが、唯一反対をしているリチャードが襲来。
そもそも彼は、アーサーがゲイだということも信じられない!という気持ちでいっぱいのようなので、時広がどうだとかそういう問題でもないのだと思う。
幼い頃からの憧れのかっこいい従兄弟のお兄ちゃんが理想と違う!とへそを曲げて駄々をこねた結果、アーサーからは軽くあしらわれ、ろくに話も聞いてもらえない…なんというか、思春期の少年を見ているようで、決して嫌な子には見えなかったのですよね。
時広に対しても面と向かって酷いことを口走ってしまいますが、傷付きながらもアーサーの身内ならば仲良くしたいと考える時広。
この辺りの、リチャードと時広の心の距離が近付いていく描写が好きでした。
時広の元教師らしい一面が出ているというのかな。
少しひねくれてしまった子の相手をしているようで。
一緒に食事をしながら少しずつ話をするだけなのですけれど、その内何気ない会話まで出来るようになっていく。
冷静な状態での会話って本当に大事なんだと思います。
育ちの良さからか、素直にいただきますとごちそうさまを言うリチャードは可愛かったです。
過度に時広に対して心酔しきっていない、あくまでも中立寄りの立場になるのが良かった。
しかしこれがまたもや一波乱を巻き起こしてしまう。
だめだと言われてもアーサーに内緒で会っていたことや、そしてアンダーヘア部分の脱毛症の悩みを知っていたリチャードに相談に乗ってもらっていた場面を見られ、誤解をしたアーサーが大激怒。
私の金で借りた部屋だぞは言ってはいけない言葉でしたね…
それをきっかけにリチャードはアーサー偶像崇拝の夢から覚め、アーサーの過保護・過干渉を指摘し、時広は信用されていないことにショックを受け、冷静になるために日本へ単身帰国。
うーん、この一波乱の難しいところは、時広の友人である大智の恋人・ハリーの家族のように、どうしても分かり合えない場合もあるというところ。
時広とリチャードの関係は、結果的には理想的な位置に収まったけれど、もしかしたら逆効果になってしまったかもしれないのですよね。
そして、そもそもアーサーはそれをあまり望んではいなかったですし。
好かれたい気持ちは理解出来るものの、ちょっとここに時広の妙なお節介さと身勝手さを感じてしまうのですが、きちんと冷静に考えて配慮が足りていなかったと反省出来る人間なのが良かったです。
アーサーはアーサーで時広を溺愛・過保護・過干渉するあまり、時広に関しては周りが見えなくなってしまっていましたから、このすれ違いは必要なものだった気がします。
どう見ても時広は自活出来ていないですものね…
どちらが悪いではなく、冷静ではなかったどちらもが相手に対しての配慮が足りなかったのです。
この2人の「僕たちには言葉があるんだから話し合おう」と、改めて考えを言い合おうとするところが好き。
今後、もっと対等な関係となってより良い方向へ進めば良いな。
と、シリアスさのある初めてのすれ違いシーンが印象的な今作ではありますが、溺愛もラブももちろんあります。
いやあしかし、アンダーヘアの円形脱毛の誤魔化し方もさることながら、仲直りえっちがちょっと背徳的というか変態的で、さっきまでのシリアスはどこへ?となるのが名倉先生。
アーサーはパイパンがご褒美なんですね(笑)
あとがきに、息抜きとしてのBLラブコメですとあった通り、2人の問題も浮き彫りにしながらきちんと解決させ、甘さもある後味の良い終わらせ方にするのが本当にお上手。
今作でさらに成長をした2人はどうなるのか、最終巻も見届けたいと思います。
ほらみろ!
前作で「過保護じゃないか?」と思っていたアーサーのやり方が、悪い方向で出ちゃった!
本当にその人を大切に思うなら温室の中で咲かせちゃいけないと思うのですよ。
そもそも、本当に大切な花ならその花に聞かなければならないと思うの。
「あなたは温室で咲きたいですか?」って。
アーサーを兄のように慕う従兄弟、リチャードが登場します。
この子、アーサーを絶対視して、ゲイであることも時広を伴侶とすることも認めないんです。
時広を世間の荒波から守りたいアーサーは彼と会うことを禁じるのですが、時広はアーサーとリチャードの仲を取り持ちたい。だから彼とこっそり交流を続けるんですよね。主に『餌付け』という方法で(笑)。
だけど、アーサーに隠し事をしているストレスから、時広に体の異変(ここ、笑う所かも知れないのですけれど、私は笑えなかったのね。実にシリアスな悩みだと思うので)が出ちゃうんです。たまたま、それを知ってしまったリチャードと秘密を共有することになってしまうのですが、それをアーサーが邪推した所為で二人の仲はギクシャクしてしまい、最後にはアーサーが『絶対言ってはいけない一言』を言っちゃうんです(この辺は読んでください。特に専業主婦や親に生計をお願いしている若い姐さまの皆さま、本当に頭にくるセリフなのよ、これ)。で、時広は単身、日本に帰っちゃいます。
今作は時広の逞しさ、及び教師としての能力が一貫して描かれていたと思います。
リチャードを懐柔するのに『餌付け』を行ったと前述しましたが、ご飯を食べさせながら彼と話をしたことの方が、彼を変えるのには大きな力を発揮したと思うのね。
これって、時広が良い教師だったからなんじゃないかな?
あと、時広がアーサーの所から飛び出したのも「落ち着いて考えたかったから」なんですよ。
もう!良い子でしょ?
「おばさんは何があってもあんたの味方だからねっ」と思って読みましたよ。「いざとなったらあんなアンポンタン、捨てちゃいなよ」って。
大団円の為の2つの言葉が良かったです。
ひとつは大智が時広にした笑えるアドヴァイス(実は大爆笑した)。
「そんなの、全部剃っちゃえば○○なんかわからなくなったのに」
これを聞いて目から鱗が落ちたという時広にも爆笑(ホント素直な良い子!)。
もうひとつはアーサーが時広に言った言葉。
「なにか心に引っかかることがあったら、話をしよう」
2人が対等な関係になる始まりが見えた言葉です。
この言葉があって始めて、時広の過去の性被害がアーサーによって癒されるのではないかと思いました。
大きな傷を負った時、そこに手を差し伸べてくれて、自分と同じところまで引っ張り上げてくれる人の存在に、私たちはどれほど救われることでしょうか。
でも、引っ張り上げてもらった人にいつまでも手を引いてもらったままでは、ダメなんです。
っていうか、ダメだと自分が思ってしまうんじゃないかと。
助けたり助けられたり、教えたり教えられたり。
2人の愛は今後、もっと深まっていくだろうと思える、素敵なラストでした。
2人の『プレイ』も多様を極めるみたいですし(笑)良かった、良かった。
初めての恋は本物の愛になりー
二人の愛もいっそう深まりましたね。
三冊目、初めてケンカしてすれ違ってしまいます。
アーサーの庇護欲と独占欲の暴走と過保護過干渉は感じていました。まるでトキがお姫様状態で。どうかと思っていたらやっぱり周囲の人達も感じていたんですね。
今回はアーサーの従弟が登場します。
彼リチャードを巡ってアーサーとトキが揉めてすれ違って、なんとトキはストレスであそこの毛が円形脱毛症に!
お互いに相手の為によかれとの言動がすれ違い、さらに誤解を招いて修羅場になってしまったのは読んでいて辛かったです。
でも日本でちゃんと仲直り。
トキの親友とシロクマさんカップルも登場しましたね。
アーサーの新たなる一面も見られます。
「見せてくれないか、股間を」
剃ってしまった股間をどうしても見たいアーサー。円形脱毛症はリチャードは見たのに自分は見れなかった。対抗心ですかね。
アーサーにとってのご褒美だそうですが、無毛の股間に興奮する自分にトキだからだと自分に言い聞かせてますね(笑)
キッズサイズのトキの性器と無毛の股間に興奮するのは決して小児性愛者じゃない!って。
やっぱり名倉さん!と笑いました。
予定外に日本でアーサーのご両親にも会えて一緒に北海道旅行へ。大団円ですね。
途中まではスパダリの受け大事にしすぎに読むのが途切れ途切れになりましたが、ちゃんとぶつかって仲直りして愛を深めて良かったです。
君は僕の全て、光…。情熱的な愛の言葉ですね。もう何百回も言われてるんですね。二人がいつまでも一緒に幸せでありますように。
シリーズ3作目、全作既読です。
他の方も仰ってますが、単体でも楽しめる作品ですが、個人的には是非1作目から読んでいただきたい‼そしてアーサーが壊れ…トキに溺れていく様を見ていただきたいです(笑)
今作でも大分変態的になってます、でも嫌いじゃない‼
今回のメインは二人の初めてのケンカです。
ラブラブからの第三者登場、そして互いに思いがすれ違いケンカと割りと王道な感じもしますが、ケンカした後から仲直りするまではもうニヤケっぱなしでした(笑)特にアーサーに。
トキもそうなんですが、アーサーの愛がこれでもか!!と溢れまくっています。そしてそこからの…とにかく読んでみてください(笑)
基本良い人しか出てこないし、内容も分かりやすく読みやすいです。そして外国人ならではの甘い台詞も堪能できます。
それにハリーと大智に再会できたのも個人的には大満足です♪
それにしても、アーサーとトキはまだ交際10ヶ月しか経ってないのには驚きました(笑)
アーサーシリーズ、第三作目です。
恋人達が結ばれるまでと言うのにも滾りますが、くっついた後のイチャラブにも死ぬほど萌える私にとって、こうして続編を読めるのは大変嬉しい事だったりします。
特にこのカップル、びっくりするほど互いにメロメロなバカップルで、とにかくひたすら甘さを堪能出来ますしね。
また、ただただ甘いだけでは無く、二人の愛が更に深まったからこそ起きるすれ違いがミソです。恋人たちの等身大の悩みに深く共感。
続編の醍醐味・新たなステージに進む二人が大変読み応えがありました。
内容です。
エリートアメリカ人・アーサーと、元日本語教師の時広。
恋人同士の二人は、NYで甘い同棲生活を送る日々。
そんな中、二人の中を良く思わないアーサーの従弟・リチャードが現れ-・・・と言うものです。
今回、ストーリーのキーマンになるのがリチャードです。
アーサーを完璧な従兄として憧れが強く、そのためにゲイの恋人である時広に敵意剥き出し。
ただですね、最初こそそんなですが、わりと早い段階で彼は時広に懐柔されちゃいます。あっさり餌付けされて。
で、何が問題になるかと言うと、彼の存在によってもっと潜在的な二人の問題点が暴かれちゃう事なんですね。
時広とリチャード、二人の仲に嫉妬したアーサーが暴走し、信用されて無いと傷付く時広と言った感じで。
このへんの二人のすれ違いが、恋人としてはホント等身大。だからこそ、深く共感出来る。
また、この事で日本に帰ってしまう時広。
二人が距離を置いたからこそ、更に深くなる二人の愛情に萌えます。
冷静になった二人が、それぞれ深く反省するのに好感が持てると言うか。
好きすぎると冷静に自身を省みる事が出来なくなっちゃうものですが、だからこそ互いに思いやる事が大事だよな~と。
当たり前の事ですが、ついつい忘れがちにもなっちゃう大事なメッセージが隠されてるんですね。
と、すれ違い部分はそれなりにシリアスですが、名倉作品なので基本的にはほのぼの甘々です。
両視点で進む為、アーサーはいかに時広が可愛くて色っぽいかとほぼほぼ脂下がっており、時広はアーサーが格好良くて素敵と何かとウットリしてる。
また、すれ違い時のストレスにより、時広が円形脱毛症になります。アンダーヘアの。この事で余計な誤解を生むのですが。
が、しかし、この円形脱毛症の落とし所が最高なんですね。仲直りエッチでの。
名倉作品では受けの尻をガン見する攻めが多いのですが、今回は股間をガン見。お約束の、受けが好きすぎて変態っぽくなってる攻めを堪能出来ました。
シリーズファンの方には言うに及ばずですが、今作だけでも読めますので、すでに出来上がってるカップルのイチャラブがお好きならぜひ読んで見て下さい。そして気に入ったなら、前二作の馴れ初め編と、NYでの新婚編もどうぞ!
「遅すぎる初恋」「甘やかな新婚生活」に続くアーサー・ラザフォード氏シリーズ3冊目。当作だけでも読めますと先生はあとがきに書いておられますが、いやそれは勿体ない!是非是非1冊目からと思います。受け限定で変人になる金髪イケメンのコメディで、本編230Pほど+名倉先生のあとがき+なんと逆月先生のあとがき!です。
1.コミコミさんと、2.限定書店配布の書き下ろしペーパーの2種類あるようで、1はエミー視点のSSの模様、2は本編最後らへんの爆笑エロ話の続きのようなSS。どっちも欲しかった!このSSは入手した方が面白いと思いますので、ご確認の上、ご購入ください!
3作目なので、まったりするかな と思っていたのですが、面白いという点では私には3冊目が一番かもしれないです。まじでアーサー、変w 女子(攻め秘書)が出てくるので一応お知らせしますが、受けを全面的に応援しているめっちゃいい女子なので、全く気になさらず読んでいただきたいです。
お話は、NYで同居生活を始めて二か月たったある日、アーサーに「両親に会ってほしい」といわれるところから始まります。両親はともかく従兄弟がゲイであることを受け入れてくれてないので、気を付けてという話の後、毎度のごとく、いちゃいちゃ・・・w
その翌日にシーンが変わり、大好きなエミー(攻めさん秘書)登場♡「恐ろしいほど顔が弛んでる!」と相変わらずつけつけ言いたい放題です♡そこそこご活躍で、エミーファンの私は嬉しかったです。
その他、1作目から登場のダイチ(受け親友)、シロクマ(2作目登場)、NYの友人(祐司)も登場。新しいキャラは、従兄弟のリチャード(25)です。
**********以下は個人的感想・よりネタバレ
最初から二人の事を安心して読んでいるからか、せつなく苦しいはずのシーンもあっさり読み流してしまい、最後の最後までクスクス笑いっぱなしでした。そして最後の方のあるセリフがツボってしまい、大爆笑。さすがアーサーの両親。本質を見抜く力があるわー。
3作目を一番評価高くした理由は、二人で進化したなーと思ったからです。ちゃんと話をするようになったし、なによりトキが強くなった!それが一番読後感良くした理由だと思いました。本当に安心できる二人の関係が出来上がったなあと、なんだかとても満足です。
またアーサーの変態加減も絶好調で、私もアーサーと同じ嗜好だったのかな。。。とちょっと悩んじゃうぐらい、面白かったです。アーサー変過ぎる(爆)
変態アーサーが好きな方、期待を外さないと思います。楽しいです!それと逆月先生のあとがきをお楽しみに。本当にイケナイ人になった気分です(笑)