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エルフの癒しの力。それを使うためには自らの体を…!?
anata ga hureru mono subete
人間とエルフが出てくるファンタジーな世界のお話ですが、ストーリー的にはファンタジーな設定は、エルフが出てくるって事くらいであまり関係ありません。
最後に世界観の説明ページがありますが、しっかり考えられてたんだーでもこの設定いらなかったよねーと思いました。
人間の国、3国で争いがあって戦火で傷ついた人を癒やしてほしい、そのためにおとぎ話として聞いていたエルフの国にいる癒し手を探して、超えるのが難しい山脈を超えてやってきた人間・ライノアなんですが、結局彼は人間の国には戻らないし、彼以外の人間は絡んでこないので、最初に彼がエルフの国に来るときの説明ってだけだったので、忘れても問題なし。
癒し手はおそらく王族なんですが、Hして癒やすみたいなので、ライノアが望んでた事はそもそも無理だったし。
なので、なんかエルフが出てくるだけでストーリーはわりとシンプルです。
王子のエルは兄に決められた婚約者がいるけど好きではなく、ライノアを最初はペットとして飼うとか言ってますが、結局お互い好きになって、殺されそうになったライノアと一緒に逃亡し、逃げたエルフ達(人間も?)が暮らす村で幸せに暮らしてハッピーエンドで終わります。
エルが失踪して追い詰められた婚約者はエルの兄を殺して王位を奪おうとします。
が、エルの兄は、エルの婚約者の事が好きだったようで、婚約者が兄のところに来るのを待っていた、自分を選ぶのを待っていたって感じで、攻撃をかわした後、Hになだれこんで結ばれます。
エルの婚約者を決めたのは兄だし、エルは婚約者の事を好きじゃなかったし、なんのためにそうしたのかよくわからず、素直に気持ちを伝えて結ばれればよかったじゃんって思いました。
もしそのままエルと結婚してたら二人共殺してたとか言ってて、好きでもないのに巻き込まれたエルはいい迷惑だよね。
自分を選んでほしいみたいなことなのかもしれないけど、なんかこじらせてるんでしょうか。
しかも王位のために自分を殺そうとした奴なのにいいの?
婚約者が兄を殺して王位を奪えるのかとか、王子って出てきてたけど、兄はほぼ王様みたいな感じだったりとか、いろいろとよくわからなかったです。
番外編で、逃亡後のライノアとエルの生活が描かれてて、たぶん20年後くらいなのかな。20才前後くらいの子から赤ん坊まで6人の子が生まれて幸せに暮らしてます。
そこにエルの従者だったエルフが、エルの兄が好戦的になったのをどうにかするためにエルを連れ戻しに来たんだけど、エルは家族と幸せに暮らしてるから帰らないし、結局、兄はそういう人だったのかもしれない、自分達がよく知らなかっただけなのかもって話で終わります。
そして従者は、ライノア&エルの長男と結ばれて残ることに・・・。
ライノアもやってきた目的を果たさないまま残り、従者もまた同じく目的を果たせず残りで、政治的なあれこれはそのまんま放置するんだね。
別にいいけど。
絵柄がそれほど好みじゃなかったです。
すごく好きな絵柄だったらもうちょっと違ったかな。
お話は、うん、そうなんだ〜って、サラーっと流れていく感じで、特に感じるものがなく過ぎていきました。