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kimi no zankon

絵柄が好みの作者様の単話を見つけたので購入。
薄暗めなサスペンス調でゾクっとくる作品。面白い。
ある日、「君の腹違いの兄なんだ」と言って現れたカナト。
母親が亡くなり、亡くなる直前に教えてくれた住所を頼りにアキヒトの家を訪れたのだ。
アキヒトの母は話を聞いた上で同居を提案。
アキヒトははじめ戸惑ったが、カナトは物静かで共同生活はスムーズに進む。
ある日、偶然風呂上がりのカナトの身体中に縛られた縄の痕があるのを見た…
…という展開で、謎めいたカナトの存在と翻弄されるアキヒトの揺れが描かれるわけですが、ラストでカナトの内面、というか意図?が一瞬表れて消える。
短編なのでブツっと終わるけど、こういう余韻は好みです。
この後2人はどんな関係性に?
アキヒトはカナトの意図を知るのか?
色んな「この先」を妄想する。