条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yume yume syndrome
上司と新人さんのバディがヘルパーのお仕事をする話だが、訪問先の患者さんの描き方にモヤモヤ。
ふたりは心に傷を持った患者さんの生活の手助けをするんだけど、上司の坂井が「あきらめて割り切れ」というスタンスなので、彼らの心の問題は解決されない(所詮ヘルパーだしね…)。いろんな患者が思わせぶりに出てくるけど、全てのエピソードが投げっぱなし。唯一、赤ん坊の人形を抱いた女性だけ、丸山の勇気によって救われた?と思わなくもないけど、根本的な救済にはなっていない…。
なによりしんどかったのは、表題作の元ネタであり、同人誌で発表されたという「もういちどみたいゆめ」。
ふたりの担当する患者のひとりと、その恋人(男性)のお話。彼の恋人は、ベッドの上でもうずっと長い間眠ったまま。そのお世話だけが生きがいだという患者の症状は「幻覚」で、実は恋人はとっくに…という短いページ数ながら、ガツンとくるメリバエンド。幻想の中で生きてる患者さんが、幸せそうに笑っているのが逆に、後味悪くて仕方がない…。
これに相当ダメージを負ってしまい、その後の坂井と丸山のエロがまったく入ってこなかった…。キャラの描き分け的な意味でも、しょっちゅう混乱してしまい。申し訳ないけど、私には合わない作品だった。