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kanraku bl
5作品収録のアンソロジー。
収録順にざっと。(作者様敬称略)
「跪いて足を舐めさせてください!」meco
〈ご主人様からの陥落〉
アラブ!
若き当主・サイードと召使い(犬)のギルバート。ギルはサイードに心酔して妄想をたぎらせていたが、サイードに縁談が⁉︎
で、ある夜ギルがサイードの寝所に忍び込み…
ご主人様が犬にやらせるテイなので、正直「主人からの陥落」という感じはないかな。どこまで行ってもギルは忠実な犬だと思います。
「狛犬の花嫁」東野海
〈神からの陥落〉
まず絵が最高。長髪ステキ!
赤ちゃんとパパのママ争奪みたいな。パパは全く大人げない。
「ミッドナイトスパークル」羽純ハナ
〈女王からの陥落〉
男性ストリッパーのトップでありステージの女王・オミ。
スポンサーの吉方が連れてきた傲慢な男。ステージの上から翻弄し支配してやろうとしたが…
目つきのセクシーさがイイ。
「運命の番、そんなものは無い。」小坂つむぎ
〈αからの陥落〉
運命の番となるΩを探している俺様なα。だがαパワーが無関係のチャラいβ男にヤられる!
これはある意味目から鱗のα受けの理由だった!
「佐藤くんには敵わない」さちも
〈君に陥落〉
生徒会長の佐藤。問題生徒の鈴木。カタブツの高橋。
この3人の思いも寄らぬトライアングル。
鈴木も高橋も佐藤に心酔。鈴木と高橋はライバル。だけど、佐藤は鈴木と高橋が仲良くしないと2人を抱いてはくれない。だから鈴木と高橋は佐藤の目前でリバセックス…
閉じた関係性がとってもインモラルな感じ。そして入り組んだリバ関係最高…
それぞれの「陥落」の解釈が個性を感じさせました。
失礼ながら、思った以上に満足感を得られたアンソロジーでした。