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カムロコレアキは2冊目です。
とりあえず、どのタイトルも書いててどんなお話か思い出せなかった。
パラ見でそこまで戻っても思い出せなかった。3回は読んだはずなのに。それくらい記憶に残らないお話オンパレードでした。
何というか・・・全体に軽くて薄い感じ。ストーリーにはなってるけど、読ませるというよりは、エロに至る過程の説明レベルにどうしても感じてしまうんですよね。
表題作が一番最後の、普通なら書き下ろし部分に当たる所の作品と言うのが解せない。
しかもそれは巻頭の「このままの2人」の続きなのも解せない。なぜなんだろう?
とりあえず「このままの2人」から解説すると、受けの椎名は中世的美少年で女の子に大人気でかまわれるタイプ。同じクラスにそんな椎名をあまり面白く思ってない少し強面のグループがあるんですけど、その中の森田に実は椎名は片思い中。
そんな椎名の心中は知る由もないと思われてたのに、当の森田の方から誘われて、クラブに行きます。
森田は前から椎名の視線に気づいてて、その場で盛り上がってキスする2人。
だけど次の日学校では無視されます。気に病むしいなですけど、その夜には椎名の部屋に森田があらわれ、2人の距離は少しづつ縮まって行きます。
なのにある日突然レイプまがいに抱かれて!!
・・・て感じなんですけど、とりあえずこの時レイプまがいに抱かれた理由がわかんなかった。全然。
最後までその辺りが出てこない。
森田はとても椎名が好きらしいけど、それがさっぱりわかんないというか伝わってこない。
椎名のほうもなんかこう、森田ならなんでもって感じが解せない。その後の展開も???な感じ。
やることはやってますけどね。ええ。
そのほか、設定や色々が違うお話が入ってるんですが、最初に言ったとおりエロに至る過程が描かれてる感があって、どうにも入ってこないんですよね。薄ぼんやりしか。
よくあるペラペラティーンズラブのBL版という印象。絵柄もそういう感じだし。
パラ見の暇つぶしには軽くていいかもしれません。