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yakan okitsunesama no iutoori
不思議な世界観で引き込まれます!!
日本昔話に迷い込んできた感じの雰囲気で、どういうお話なんだろう?って
読んでくうちに、あれ?あれ?って思いつつ
最終ページでなるほど!ってなる体験。
けもみみ好きにはたまらんキツネがとってもかっこいい!イケメン!
そして受けちゃんが方言男子で可愛い。本当美人ちゃん。
狐につままれたような不思議なお話です。
こちら、読み切りなのでしょうか?
もう二年も前の作品なので、きっとそうなのでしょうね……
振られて酔っ払った客の相手をするバーの店員・凛。
客は凛に面白い話をせがみ、
仕方なく凛が始めた話は〝獣姦の話〟でーー…⁉︎
この突拍子もない展開^^;
方言を話す可愛らしい姿をした凛は、
けっこうなビッチです。
以下は、凛の語りでストーリーが進んでいきますーー
店外の冷蔵庫から盗まれる油揚げの犯人を探す凛でしたが、
ある日見つけたのは油揚げを咥えた野生の狐でした。
どこに行くんだろうと不思議に思った凛は、
その狐の跡をつけます。
するとその狐は突然、人型に変化してーー!
この狐の獣人は、かなりなイケメンです。
りんご飴の要領で串に刺した油揚げを屋台に並べていきます。
この不思議な展開にドキドキワクワクです( ̄∀ ̄)
彼に運命を感じた凛でしたが、
そのままその獣人に抱かれてしまいます。
まるで動物のように本能のまま好きにされる凛は、
立ち上がることもできなくなるほど抱き潰されてしまいます。
この話を聞いたお客は凛に誘われていたのでは?と思い、
再び店を訪れるのですがそこに居たのはーー…‼︎
最後まで不思議な世界観が崩れない作品です。
シリアスなのかコミカルシュールなのか……
とにかく、独特の雰囲気と美しい雪景色、魅力的なキャラと、
短いストーリーながらも心を掴まれます。
どこまでが本当でどこからが……
あるいは初めから……?
読後の狐につままれた感が堪りません^^
イケメン狐×かわいい凛の寄り添う姿に萌えるし、
雪の上の足跡ーー隙なく練られた作品でした。