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kami tono koushin isekai den ninshin sanran saiminkan
褐色の青年・ティカルは、狩りの最中に、悪い奴らから逃げている女性を助けます。
聞けば彼女を追っているのは生贄狩りの戦士で、そのためならどんなことでもする非道な奴らだと。
彼女の身代わりに生贄になったティカル。
生贄を神に捧げる儀式場へと連れて行かれ、男だとバレてしまい、暴行を受けます。
結構ひどい暴行なので、バイオレンス苦手な方は注意(私も苦手なので、読んでいて「うわ…」となりました…。)
ついに殺されてしまうという瞬間、冥界の神・バラムが登場。
瞬時に神父?や生贄戦士を殺してしまったバラム。
果敢に向かってくるティカルを気に入り、自分の子を産ませることにします。
バラム、H中に噛み付くんですよね~…何で?
めっちゃ痛そう…。
ティカルは「痛いのに気持ちいい」なんて思ってしまってますから、もしかして噛むことによって媚薬的な何かを注入している?
でも絵面が痛そう。
ただ噛み癖があるだけかもしれないけど。
そして妊娠してしまったティカル。
バラムとティカルの子供が生まれ、ティカルと子供と過ごす内に、子供を道具として考えているティカルの考えも変わり、ラブラブになるのか?と思いきや~。
はい、全然違う展開でした。
清々しいほど違った。
バラムに執着しているっぽいカムラツという薄紫色の蝙蝠の化身が登場(あ、この漫画1~4巻まではフルカラーです)。
バラムは乗り気じゃなさそうですが、カムラツはバラムとしたい様子。
ここでいきなり場面が変わり、またまた新キャラ登場。
まだ幼さの残る少年2人。誰やねん?どういうことやねん?
後から「ああ、バラムがカムラツとの出会いを回想してるのね」とわかりますが、この作家さんのシーン切換、ちょっと飲み込みにくい…。
この少年2人は、バラムとカムラツではありません(まあ容姿が違い過ぎますので、すぐわかりますが)。
まだ若かりし頃のカムラツが登場しますが、ゲス。
「昔はあんなに抵抗してプライドに高い奴だったのに、今ではすっかりビッチになってしまった」という回想のために…めっちゃ長かったよ!回想が!
何かバラムは鳥の化身と戦ってるし。要る?あの戦闘シーン。
多分この作家さん、戦闘とかバイオレンスとか描くのが好きなんだろうなぁ…。
バラムが連れているジャガーの化身の正体、天界の神・クルルカンとの間にバラムは何やら事情がありそう…ティカルどうなっちゃうの?と心配しながら次巻へ。
…5巻は全然違う話やないか~い!読み切りやなか~い!
しかも亀を助けて竜宮城に連れて行かれて、乙姫的ポジションの男に抱かれて~という、超ありきたりな展開。
何かね~…全体的に雰囲気がBLというより、
・一昔前の少年漫画っぽい。
・歴史の伝記漫画(エ◯ソンとかキュ◯ー夫人とかの人生を描くシリーズ)っぽい。
・資格取得を説明する漫画っぽい。
読んでもらったらわかると思いますが、読んでみてとオススメ出来るほど面白い漫画でもない。
これは~…バラムとティカルの今後が気にならない訳じゃないけど…。
でも2人の間にもし愛情が芽生えるにしても、その前に意味不明な戦闘シーンが沢山ありそうだし。
というか芽生えるのか?この作家さん、斜め上の展開に行きそう(読み切りだけはありきたりだったけど)。
続巻が出たとしても、読まない気がする…。