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3nenme no dokusenyoku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
届いたので取り急ぎ読みました。心待ちにしすぎた!
高校時代からの恋人同士、現在は大学生になって同棲している沢木と水谷。
前回の「おはようからおやすみまで」の続きになります。
違う環境になってすれ違ってしまったものの、無事に仲直りできた2人。
念願のソファも購入して、ふたりの時間を大事にしようとし始めたところ、沢木は古屋の紹介で家庭教師を始めることになって…。
今回も梶ヶ谷さんの思惑通りにやきもききりきりきーきーしてしまいましたよ。こころが疲れた…。
帯の台詞(このサイトだとあらすじの2行目です)から分かるように、今度は水谷に対抗馬が登場します。晴(中3)、母子家庭のせいで父性に飢えた少年です。
相変わらず沢木は鈍感だし、水谷は学校で忙しいし、晴くん大暴れですが、収め方がとても2人らしくて「高校生だったあの子たちも、何だかんだ大人になったのねぇ」と遠い目になってしまうこと間違いなしです。
「おはようからおやすみまで」のときより相手を信頼する気持ちは強く、でも伝えるべき想いは言葉か行動でちゃんと伝えるようになっている2人の関係にもうれしくなります。
「喫茶ロマンス」の店長・古屋さんも出番多めです。
やきもききりきりきーきーをいちいち説明するとすべてネタバレしそうなのでぜひご一読を。
晴のキャラクターが水谷目線から見たとしても「嫌な子」ではない、いい子なので、水谷目線と晴目線、両方に感じるところがあるはずです。沢木目線は期待しないでください、安定の鈍感なので。
あとがきで梶ヶ谷さんも描いた理由を書いていましたが、晴の描き下ろしがあります。良いです。「同級生」シリーズの原センのような救済を望みたくなる対抗馬でした。
ぜひご堪能あれ。
これはダメ‼︎ 「受け」に当て馬が出るのはいいけど、「攻め」に出るのは嫌っ‼︎ という、私の完全なる好みでもって、イヤイヤしてしまう。もーっ‼︎ 寝ぼけてエッチぃことを水谷以外にしてしまうなんて‼︎ 沢木が許せませんね‼︎ 私はっ‼︎ イライラ、ハラハラしてしまう。
それでも、中3相手にヤキモチ妬くのもなぁ、と大人らしく敵に塩を送る? 水谷。
そりゃ少しでも、沢木が揺らぐなんて事、疑ってはいなかったけど。
それでも。鈍さゆえ、相手に気を持たせてしまう、罪な男、沢木。プンスコ‼︎
水谷を抱いている時の沢木の、切羽詰まったその表情(かお)を『こんな表情…他の誰にも見せないでよ…。』と、両手で包む。水谷の、想い。やっと言葉に出来た独占欲。
『見せるかよ、俺は水谷のものだからな。』と、応える沢木。やっぱり男前なんですよね、この男は。
あー、でも。キリキリ、ハラハラはしたく無かった…。
このふたりの、純然たる甘あま後日談だけを見ていたいよ、私は。
シリーズ4冊出てます。
・放課後の不純
(スピンオフ 夜まで待てない)
・おはようからおやすみまで
・3年目の独占欲
シリーズ揃えたかったのに何度も間違って買って、その間に梶ヶ谷先生の他の作品がどんどん増えました。いいことです笑
表紙の雰囲気がシリーズ前2作と揃ってると嬉しかった。単話の表紙の方が好き。
◾︎沢木(経済)×水谷(理工) 高校の同級生〜大学生 同棲
「おはようからおやすみまで」で水谷を無視するという暴挙に出た沢木が、結局攻めの立場で"相手勘違い"をして、おとがめなしなのが納得いかない!
萌成分が自分としては薄かった。しかしこの2人の今後はまだまだ読みたい。
中学3年生からすれば大学生がとっても大人に見えて、沢木に憧れるっていうのはとっても人間的で、恋と思って好きになるのもいい。けれど、晴の高校生活の描き下ろし、私にとっては正直蛇足でした。なんだかな…そんな急に吹っ切られてもなんかな…
久々にこのシリーズ読みました。
当て馬が登場する本作ですが、沢木と水谷はなんだかんだ安心感あるんだよなぁ。
しかも、沢木に恋するのが中三の男の子っていうのがね。
少しかき回すだけで何もないよねって安心して読めるし、中三男子の恋心が可愛いと思える。
沢木と家庭教師の生徒・晴にちょっとした焼きもちを焼きつつも、受験が終わるまでと静観する水谷はやっぱり大人なんですよね。
二人の気持ちが揺らがないのが分かるから、読者としても落ち着いて見守っていられました。
3年目の独占欲というタイトル通り、水谷の嫉妬と独占欲が際立ちました。
好きですね、こういうの。
やり過ぎでもなく足りなくもなく、心地良い独占欲が良かった!
そして、描き下ろしでは晴にも新しい恋の予感が!?
ちゃんと沢木に告白して失恋した事で、晴は新しい恋に向かえるんだと思います^^
いつか晴の恋が成就する話を読んでみたいです。